利用者:伊勢志摩ライナー/近鉄百貨店京都店
WAIWAIカーニバル ↓ まるぶつWAIWAIカーニバル ↓ きんてつWAIWAIカーニバル | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
放送期間 | 1969年(昭和44年) - 1984年(昭和59年) |
放送時間 | 日曜朝 |
放送局 | 近畿放送(KBS京都) |
提供 | 丸物本店(京都店)→京都近鉄百貨店(のちの近鉄百貨店京都店) |
『まるぶつWAIWAIカーニバル』(まるぶつわいわいカーニバル)は、近畿放送 (KBS京都) が放送していたラジオ番組。
概要
[編集]京都放送が近畿放送と名乗っていた1969年4月に『WAIWAIカーニバル』(わいわいカーニバル)として放送開始した。この番組ではトーク、音楽、ゲームと様々なコーナーがあり、バラエティ番組の走りと言われている。また、この番組が全国区のビッグネームを目指す芸人やミュージシャンの登竜門ともなっていた。
1972年(昭和47年)、丸物(のち京都近鉄百貨店→近鉄百貨店京都店)がスポンサーに付いたのを機に『まるぶつWAIWAIカーニバル』と改題し、司会に笑福亭鶴光・小林京子を迎えた。そして、京都駅前・京都タワー北側に立地する丸物京都店の屋上で公開録音が行われるようになって、丸物のライバル・大丸京都店がスポンサーでその店内で公開録音を行っていた「アクション・ヤング大丸」と若者らの人気を二分するようになった。
丸物が京都近鉄百貨店に改称した翌月の1977年(昭和52年)6月6日の放送からは『きんてつWAIWAIカーニバル』に改題して放送を続行したが、出演者の確保が難しくなったことなどを理由に、番組も1984年(昭和59年)に終了している。
司会・アシスタント
[編集]1日限りの復活
[編集]京都近鉄百貨店は大丸京都店に加え、髙島屋京都店や1997年開業のJR京都伊勢丹との競争に晒され、複合商業施設「プラッツ近鉄」に転換するなどの投資を行ったが、これが重荷となって営業赤字に転落してしまう。リストラの一環の企業再編で京都の地元企業ではなく、近鉄百貨店(本社:大阪市阿倍野区)が経営する近鉄百貨店京都店となったが、さらに経営が悪化して2005年(平成17年)8月に閉店が決定してしまう。
一方、KBS京都はイトマン事件に巻き込まれたこともあって1994年9月22日に会社更生法の適用を申請して倒産したものの、1995年10月に社名を「株式会社京都放送」に変更して放送も継続し、2006年(平成18年)に創立55周年を迎えた。
このため、近鉄百貨店京都店の閉店イベントとKBS京都の創立55周年記念を兼ねて、2006年11月26日12時から15時まで公開生放送が行われた。
なお、翌年の2007年(平成19年)2月28日をもって近鉄百貨店京都店は予定通り閉店し、跡地は京都ヨドバシとなったため番組の復活はこれが最後となった。また、この2007年には「アクションヤング大丸」の公開生放送が行われたが、司会者の諸口あきらが2017年に死去したため、大丸京都店は存続しているにもかかわらず、こちらも以降の放送は行われていない。
岐阜での放送
[編集]当番組に出演経験があるつボイノリオによると、岐阜放送でも丸物岐阜店(のちの岐阜近鉄百貨店<正式名称:京都近鉄百貨店岐阜店>、1999年9月30日閉店)がスポンサーとして同名番組を放送し、つボイらが出演していた。