利用者:乙竹義隆
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1950年2月18日、父 松美、母 愛子の長男として、香川県綾歌郡綾上町で生まれる。 父、母とも農家の出身で、父は琴南町、母は綾上町の出身。 父は戦時中、大阪市此花区にて軽食堂を営み、既に結婚していたが、店員として働いていた母 と恋仲になり、父は妻と離婚し、母と再婚した。当時、父57才、母23才だった。 終戦直前、空襲で危険になった大阪を出て、郷里の香川県に戻り、豆腐店を営んでいた。 父は2才の時、心筋梗塞で死亡。61才だった。母はその後、豆腐店を女手一つで営んでいた が、廃業後は、養鶏場で働き、その後町営中学の給食センターで働き、定年と共に退職した。
幼いころから、苦労して育ててくれる母の様子を見ていたので、中学卒業とともに東京へ単身 上京し、働きながら高校、大学(中央大学法学部)を卒業する。 中学時代は芸術家を志望していたが、経済的な理由で諦め、その後小説家を志望していたが、 経済力を優先して、法律家に変更。その結果中央大学法学部に入学。しかしアルバイトの連続で、 勉学がおろそかになり、法律家の道は諦め、平凡な会社員生活を始める。 数多くのアルバイトをしたが、ユニークなものでは、私立探偵、赤坂のホストクラブのホスト、 上野のキャバレのボーイ、レコードの訪問販売、イラク大使館のメッセンジャーなど。