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トライトン (HMS Triton) はイギリス海軍の潜水艦。T級。
1936年3月23日発注[1]。1936年8月28日起工[1]。1937年10月5日進水[1]。1938年11月9日就役[1]。
1939年9月5日、ダンディーより出撃[1]。9月10日、「トライトン」はイギリス潜水艦「オクスリー」と遭遇し、数度の誰何に応答がなかったことから雷撃して沈めた[2]。9月22日、ロサイスに帰投[1]。
1940年1月、Methil発のノルウェー行き船団ON7およびノルウェー発Methil行きのHN7船団を護衛[1]。
1月20日、ロサイスより5度目の哨戒に向かう[1]。1月22日、消音器のバルブの一つの損傷が生じ、ノルウェー領海内で修理を行った[1]。1月25日、ロサイスに帰投[1]。
2月17日、ロサイスより6度目の哨戒に向かう[1]。2月18日、ドイツ戦艦「シャルンホルスト」、「グナイゼナウ」、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」などが出撃。「トライトン」はスカゲラク海峡入口を警戒した[3]。アルトマルク号事件後、「アルトマルク」が沈んでいないことがわかると「トライトン」を含め4隻の潜水艦が「アルトマルク」のいるフィヨルドの入口沖に配置されることとなったが、「アルトマルク」がじばらくフィヨルドから動く様子がないとわかるとそれは取り消しとなった[3]。2月28日、Lindesnes沖のノルウェー領海内にドイツの封鎖突破船「Wangoni」(7848トン)を発見し、スガゲラク海峡を横断するために同船が領海を出るまで追跡した[3]。それから、艦長Pizey少佐は「Wangoni」が引き返せなくなるまで待つことにしたが、待ちすぎたため「Wangoni」を逃すこととなった[3]。3月5日、ロサイスに帰投[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Derek Walters, The History of the British U Class Submarine, Pen & Sword Maritime, 2007
- Geirr H Haarr, No Room for Mistakes: British and Allied Submarine Warfare 1939–1940, Seaforth Publishing, 2015
- A.S Evans, Beneath the Waves: A History of HM Submarine Losses 1904-1971, Pen & Sword Maritime, 2010
- HMS Triton (N 15) of the Royal Navy - British Submarine of the T class - Allied Warships of WWII - uboat.net(2022年7月15日閲覧)
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