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利用者:リトルスター/対魔忍RPGストーリー案

ストーリー(チャプターごとに解説)

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サンプル(Chapter1「反乱」)
対魔忍の名家・ふうま一門の当主である弾正は、側近である佐郷文庫らとともに忍への反乱を起こす[TGS 1]。弾正が井河アサギ率いる五車対魔忍に敗れて死亡した結果、一門は離散し、弾正の遺児である小太郎は異母姉・時子に引き取られた。
成長した小太郎は、忍法を持たない上に右目が開かないことから、一門の多くの者たちから目抜けとして見下されてきた。また、小太郎は同門の二車骸佐と相州蛇子とともに対魔忍の教育機関・五車学園に通っていたものの、授業を抜け出しては本を読んでいた。
ある日、小太郎と蛇子は対魔忍同士が殺し合っている様子を目の当たりにする。そこへ、小太郎の同級生・上原鹿之助が、骸佐の取り巻きに追われながら二人へ助けを求める。反乱の首謀者が骸佐であることが判明し、三人は校長・井河アサギを助けるために校長室へ向かった。三人が校長室に到着したとき、骸佐は邪眼「夜叉髑髏」を発動させてアサギを襲おうとしていたが、身体が耐えきれず、その場に崩れる。そこへ、校医の室井光彦が現れ、骸佐に魔薬を与えたことを認める。室井はアサギに切り伏せられるも、真の姿を見せ、ノマドの大幹部であるフュルストと名乗り、骸佐とともにその場を去った。
小太郎は、骸佐たちの反乱をいち早く見抜いたことをアサギに評価され、独立部隊の隊長として骸佐を捕まえるよう命じられる[TGS 2]
Chapter2「独立遊撃隊」
骸佐の反乱から少し後、小太郎達三人は、失踪した魔科医・桐生佐馬斗を五車町に連れ戻すという任務を命じられる。三人は五車学園教諭・八津紫とともに東京キングダムに行ったが、紫は別件のため、桐生への手紙を小太郎に預けると、その場を去ってしまう。小太郎たち三人は、クラブ「ペルソナ」のオーナー・マダムこと仮面の対魔忍に、桐生の居所を尋ねる。仮面の対魔忍は米連の某所からデータを盗んできたら居所を教えると答える。死線をくぐり抜け、三人は彼女の指定したデータを用意した。三人が「ペルソナ」に戻ってきたとき、桐生はマダムのそばにいた。当初、桐生はなかなか帰ろうとはしなかったが、紫からの手紙を小太郎から受け取ると態度を一変させ、五車町へと帰っていった。
小太郎達三人の初任務から数日後、骸佐は実家に待ち伏せしていた対魔忍者達をなぎ払い、母親に会いに行った。だが、母親は目の前にいる骸佐を弾正と思い込んで錯乱するばかりだった。
Chapter3「雨の幽霊城」
ある日、小太郎はアサギから幽霊城の噂の調査を命じられる。アサギの妹であるさくらは姉に内緒で、小太郎の調査に同行する。二人は権左とその手下達に出くわしてしまい、調査は一時中断となった。
数日後、小太郎は蛇子と鹿之助、さくらの4人で再び調査にあたった。鹿之助とはぐれたものの、小太郎たち三人は城跡へたどり着く。そこへ、権左の手下達が倒れこみ、続いて淫魔たちが現れる。一方、取り残された鹿之助はしばらく途方に暮れていたが、自身の忍法・電遁の術で電磁波を発することを思いつく。電磁波の跳ね返り方から、鹿之助は目の前の景色とは異なることに気づく。すると、旧校舎の姿が消え、辺りには洞窟が広がっていた。そして彼の目の前にはゆきかぜの母・水城不知火が現れる[TGS 2]。鹿之助から借りたラジオの電波を頼りに小太郎達が鹿之助を見つけた時、不知火の姿はどこにもなかった。
淫魔たちの目的は、この城跡の地下にあった魔界の門の調査であり、幽霊城は不知火が人間をおびき寄せるために幻術で造り出したものだった。淫魔たちは魔界の門が使い物にならないことを知り、不知火の命令でこの洞窟から撤退の準備を進めていた。淫魔の術によって崩壊する洞窟から脱出した小太郎達四人の目の前には、ただ草むらが広がるばかりだった。
サンプル(Chapter4「対魔忍OFF」)
休暇を過ごすために、蛇子とともにまえさき市を訪れた小太郎は、リリムとミナサキという魔族の少女二人組と出会う。彼女たちが小太郎を親分呼ばわりした[1]ことから、小太郎は地元のならず者達に彼女たちの親玉と誤解されて追い回される。五車学園教諭・高坂静流に助けられた小太郎と蛇子は、謎の群れが高速で移動し、その衝撃波で周囲の建物の窓ガラスが割れる様子を目撃する。小太郎はリリム達をとらえ、彼女たちが地元の製薬会社に売りつけた魔界ワスプの一部が脱走したことが判明する。一同は製薬会社の実験林に潜入し、魔界ワスプの女王蜂を駆除した。
サンプル(Chapter14「その名は峰舟子」)
ある日、小太郎は内閣情報調査局の局長・峰 舟子の接触を受ける[TGS 3]。舟子は、佐郷文庫の暗殺事件の首謀者がアサギであると見、小太郎に実行犯である心願寺紅と槇島あやめについて調査して欲しいと依頼した[TGS 3]。小太郎は舟子の頼みに動揺するが、裏があることに気づき、あえて彼女の頼みを引き受けた[TGS 3]
後日、小太郎はゆきかぜを連れて首都圏にある暗黒街・センザキを訪れていた[TGS 3]。二人はセンザキでカジノのオーナをしている金崎銃兵衛から得た情報を元に、紅とあやめに接触した[TGS 3]。あやめは文庫を狙撃したのは自分だと認め、依頼者はアサギであると答えた[TGS 3]。それを聞いた小太郎は安心し、その場にいたゆきかぜたちに向け「アサギが紅に依頼して、あやめが文庫を狙撃したのは事実である。ただし、暗殺は偽装であり、内調に文庫の身柄を引き渡したくないアサギが一芝居打った」と説明し、舟子の真の狙いがクリアであると告げる[TGS 3]。心配するゆきかぜに対し、小太郎は信頼できる人物を水城邸に呼び寄せたと答える[TGS 3]
その頃、神田旅団は五車町を襲撃し、ついには水城邸を取り囲むが、鹿之助と蛇子、きららと佐那、自斎、凛子と蛍によって返り討ちにあっていた[TGS 3]。また、五車町の外縁部で待機していた襲撃部隊の本拠地も若いさくらの襲撃を受けた[TGS 3]
一方、アサギは上司である山本信繁とともに、舟子から文庫の暗殺犯は五車関係者であると告げられる。その帰り、アサギと山本を乗せた車が爆発する。アサギは強襲型の白い対魔忍スーツに着替え、武装した兵士達を撃退した[TGS 3]。さらにその後、陸自製の強化外骨格PEX-88『雷電』の群れと巨大なサイボーグ・ナイトウが現れたため、アサギは魔の力を解放して彼らを追い詰める[TGS 3]。だが、アサギがパトカーの音に気をとられた隙に、ナイトウをはじめとする生き残り達が撤収し、アサギと山本もその場を去った[TGS 3]
部下から報告を受けた舟子は神田旅団を無能と罵る一方、小太郎の手腕を評価した[TGS 3]
同じ頃、五車町内にある捕虜収容施設が襲撃され、収容されていた"G"のサイボーグ・メイジャーが脱走した[TGS 3]

出典

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  1. ^ 《プレゼントコード付き!》『対魔忍RPGX』レポート! 裏切りの対魔忍スレーヤー佐郷、暁に死す!!
  2. ^ a b 《シリアルコード付き!》『対魔忍RPGX』プレーレポート連載開始! 明るく楽しい学園対魔忍ライフを攻略からエッチシーンまでサポート!!
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 《プレゼントコード付き!》『対魔忍RPGX』レポート! ついにメインクエストに紅が登場! あと峰舟子と銃兵衛とメイジャーとナイトウさんと、とにかくたくさん登場!!

近未来、人間達の堕落により、魔界との相互不干渉という関係は崩壊し、一部の人間達は魔族と結託して悪さをするようになっていた。 魔に対抗できる能力を持つ忍者・対魔忍たちは、そのような者達を成敗していた。その中でも、邪眼を持つ人間を多く輩出してきたふうま一門は名家として知られていた。

あるとき、ふうま宗家の当主・弾正は、側近の佐郷文庫をはじめとする一門の者達とともに反乱を起こした。井河アサギを総隊長とする五車対魔忍との戦闘の末に弾正は死に、一門は離散した。文庫は五車対魔忍への恨みとお家再興の夢を胸に米連へと渡り、特務機関"G"のサイボーグ兵士となった。そして、弾正の嫡男・小太郎は異母姉・時子に引き取られた。 成長した小太郎はふうま宗家の当主でありながら、忍法を持たず、右目が開かないことから、一門の多くの者たちから目抜けとして見下されてきた。また、小太郎は対魔忍の教育機関・五車学園に通っていたものの、授業を抜け出しては本を読んでいた。

小太郎の幼馴染にして同門の二車骸佐は、対魔忍が政府の管轄下にあるという現状に不満を持ち、小太郎の昼行燈ぶりに失望していた。 ある日、骸佐は仲間たちとともに、五車学園で反乱を起こした。小太郎は、同門の相州蛇子と共に屋外へ出、対魔忍同士が殺し合っている様子を目の当たりにして、これが反乱だと気づく。 小太郎の同級生・上原鹿之助を加えた三人は、裏山にたどり着き、槍に貫かれた学園関係者の遺体を目の当たりにする。二車家執事・土橋権左がそこで待ち構えていたが、その場に駆けつけた時子に彼の相手を任せ、三人は校長室へと向かう。 校長室では骸佐がアサギと戦っていた。骸佐は対魔忍の総隊長でもある彼女に歯が立たず、奥の手である邪眼「夜叉髑髏」を発動させる。仲間と共に駆けつけた小太郎は、骸佐が圧倒的な強さを誇るアサギを襲撃することに疑問を抱いていた。疲弊する骸佐から漏れ出る瘴気を感じたアサギは、骸佐のパワーアップが魔薬によるものであることに気づく。 骸佐はアサギに刀を振り下ろそうとするが身体がついて行けず、「夜叉髑髏」は解除される。そこへ、校医の室井光彦が現れ、骸佐に魔薬を与えたことを認めた上で、骸佐に撤退を促す。室井はアサギに切り伏せられるも、真の姿を見せ、去り際にノマドの大幹部であるフュルストを名乗る。 フュルストが去った後、アサギは、小太郎が骸佐たちの反乱をいち早く見抜いたことを評価し、蛇子と鹿之助を含めた三人による独立部隊の設立を宣言し、小太郎を独立部隊の隊長に任命する。

それから少し後、小太郎達三人は、東京キングダムのクラブのオーナーである「マダム」こと仮面の対魔忍との取引によって、失踪した魔科医・桐生佐馬斗を五車町に連れ戻すという初任務を成功させた。 さらに数日後、二車邸を襲撃しようとした一部の対魔忍たちが、母親に会うために帰宅した骸佐によって返り討ちにされる事件が発生した。

後に、二車邸の襲撃事件は独断によるものだと判明し、蛇子と上級生の喜瀬蛍が骸佐の母親を保護するために派遣された。ところが、そこへフュルストが現れ、蛇子をさらう。蛇子はフュルストを通じてスネークレディへ引き渡され、スネークレディが主を務めるカオス・アリーナの奴隷戦士として戦わされていた。 駆けつけた小太郎達に対し、スネークレディは小太郎の閉ざされた右目が目的だったと言い残し、その場を立ち去った。

その後、元対魔忍の傭兵・ツバキは、仲間の女サイボーグ・ファウストと共に、米連から盗み出したCDウイルス(Creeping Dead)の入ったガス爆弾を、骸佐の元へと送り届けた。 ツバキとファウストは運搬物を護送するために呼んだ傭兵達を口封じのために始末する手はずだったが、アルバイトとして参加していた小太郎と若いさくらによって阻止される。

骸佐たちはガス爆弾を龍門の関係先に仕向け、ウイルスによってゾンビが蔓延してパニックになっている隙に龍門の幹部を抹殺し、ノマドとの密約を果たして、龍門の縄張りをものにした。 仮面の対魔忍から、騒ぎに骸佐が関与しているとの連絡を受けた小太郎達は、東京キングダムの某所に向かう。白いもやに包まれた街は静まりかえっており、小太郎達はもやのむこうからやってきたゾンビの群れに囲まれる。そこへ仮面の対魔忍と彼女が雇った魎魔忍・黄泉秋津によってゾンビは倒され、小太郎達は喫茶店へと案内された。仮面の対魔忍は経緯を説明し、骸佐から残りのガス爆弾を奪還してほしいと依頼する。 龍門幹部を抹殺した骸佐が手下・八百比丘尼たちとともに東京キングダムからの脱出を準備していたところ、小太郎達が現れる。 秋津たち3人が比丘尼相手に優勢をきわめていたが、小太郎は指揮に専念するために一人になっていたところを骸佐に襲われる。小太郎は骸佐に心臓を刺された後、小蘇生を果たす。

数日後、ツバキから小太郎がまだ生きている旨を聞かされ、骸佐は衝撃を受ける。 骸佐は小太郎の兄貴分だった楽尚之助に小太郎の抹殺を命じたが、仲間である鬼蜘蛛三郎が消息不明であることに気づき、三郎を捜索するよう指示を変更する。 一方、小太郎は桐生に診断して貰う代わりにお使いとして、東京キングダムの新港区に来ていた。 指定された店に来た小太郎は、二車幹部の情報を得てやってきた対魔忍・獅子神自斎と出会う。小太郎と自斎が店の外から出られなくなっていたところへ尚之助が現れる。 店主である闇ブローカーは、尚之助と三郎を仕留めるという依頼を龍門から引き受けており、ある魔術師にこの店を異空間・迷い辻に作り替えらせた。 巻き添えを食らった小太郎と自斎は、一時停戦ということで尚之助と3人で迷宮攻略に挑む。遺体のあった書斎の隠し扉を起点に探索したものの、再び隠し扉に戻ってしまう。 小太郎は迷宮の構造や内装が、ある伝記の通りであることに気づき、迷宮の作者がアミダハラの高名な魔術師ではなく、伝記の筆者である魔女であることを突き止める。 ブローカーの遺体の上着から迷宮脱出の手がかりとなるメモを手に入れた小太郎は、再び迷宮攻略に挑む。 三人が宮を抜けたると、霊・シャドウに操られた三郎が待ち構えていた。三郎を気絶させてシャドウを追い出し、事態は解決、三人はそれぞれの場所へと帰った。

小太郎は桐生に頼んだ品を渡した後、診断を受けた。その結果、桐生は小太郎の蘇生は忍法(対魔粒子)によるものではなく、魔性の力によるものだと判明し、桐生は死ねば死ぬほど小太郎が魔性の力に目覚めるという点に興味を持つ。 その日の夕方、小太郎たち3人はアサギに呼び出されて校長室へ行き、たばこと酒をたしなむ色黒の女性を見て驚く。色黒の女性は五車学園OGの上月佐那といい、3人は佐那とともに地下都市・ヨミハラに潜入する任務にあたった。 先導役の佐那に振り回されながらも、小太郎達はヨミハラに向けて首都圏外郭放水路を進んだ。道中は、武装難民や女サイボーグ・ヘスティア率いる米連の特務機関"G"の特殊工作部隊、さらには魔獣デビルワームと危険に満ちていたが、なんとかヨミハラの入り口までたどり着くことが出来た。だが、そこにはヘスティア達が待ち受けており、圧倒的火力を誇る彼女に対して、小太郎たちは装甲に少しひびを入れるのがやっとだった。工作員として先に潜入していた静流の助けにより、小太郎たちは逃走に成功する。

静流がアジトとして利用しているバー兼安ホテルまで案内して貰った一行は、今回の任務のために雇われた鬼族の女傭兵ヤマタノオロチを紹介される。彼女の退廃的な態度とは裏腹に、神話級の力を持つと聞かされた小太郎は不安をおぼえる。 任務の具体的な内容は、米連の特務機関"G"の元メンバーである佐郷文庫を潜入先のヨミハラから地上へ護送するというものだった。 ふうま弾正の腹心の部下だった文庫は、弾正とともに反乱を起こすも五車対魔忍の前に敗れ、復讐を誓う。その後、文庫は米連へと亡命し、特務機関"G"のサイボーグ兵士として暗躍していた。だが、五車学園の生徒だった娘が骸佐の反乱に巻き込まれて死亡したことから、文庫はむなしさを感じて組織を抜け出すことを決意した。だが、彼のサイボーグ化された身体は軍事機密に当たることから、それを保持したまま組織を去ることは反逆であると見なされ、ヘスティアらに追われていた。そして、ヨミハラ潜入から一週間前、文庫は自らの持つ情報と引き換えに、地上への護送を日本政府に依頼した。 その話を聞いた小太郎は、父の反乱によって人生を狂わされた人々について思いを巡らせるあまり眠れなくなる。夜食を食べに階下のバーに行くと、文庫の姿があった。 小太郎は、「娘の墓参りをする」という願いをかなえるためにあのような取引をしたという文庫の姿を、骸佐に重ねてしまう。 そのときアジトにトロールたちが乱入し、交戦となるが、文庫はメンテナンスを受けられない状態が続いたため、長時間の戦闘ができなかった。静流にトロール達の相手を任せ、小太郎達は文庫とともに隠しルートを通じてアジトから脱出した。魔物の巣窟である隠しルートを通る中、文庫は蛇子のひたむきさに心を開きつつあった。 地上まであと少しとなったそのとき、小太郎はヤマタノオロチが自分たちを裏切っていると告げる。彼女はトロール達をアジトに差し向け、静流と離ればなれになった独立部隊を抹殺して、政府から報酬を得るつもりでいた。ヤマタノオロチと交戦になる中、ふうまの忍びを見捨てないと言う小太郎の姿に、文庫は心を動かされた。 地上にたどり着き、文庫が紫にひきわたされたところで、三人はお役御免となる。こっそり見送りに来た三人の目の前で、文庫は頭に銃弾を受けてその場に崩れ落ちた。そして、文庫を狙撃したのは、同じくふうま一門の対魔忍・槇島あやめだった。

その後、小太郎は独自調査を続け、文庫の狙撃事件の首謀者がアサギであるという可能性にたどり着く。 ある日、小太郎は内閣情報調査局の局長・峰 舟子の接触を受け、「内閣情報調査局は佐郷文庫の暗殺事件の裏に井河アサギがいると疑っている」と言われて動揺する。 だが、小太郎は義理堅い紅なら文庫を暗殺するはずがないと考え、舟子の企みに気づく。その上で小太郎は、「実行犯である槇島あやめとその主・心願寺紅のことを調べて欲しい」という彼女からの依頼を、あえて引き受けた。

小太郎はゆきかぜを連れて、首都圏にある暗黒街・センザキを訪れ、カジノのオーナーをしている金崎銃兵衛から聞き出した情報をもとに、紅とその従者・槇島あやめを探していた。 小太郎から目的と事情を聞いたゆきかぜは怒りと驚きをあらわにするも、小太郎は狙撃の名手であるあやめならあり得ると答える。

小太郎は心願寺家が裏のオーナーを務めるナイトクラブへ行き、用心棒達から手荒い歓迎を受ける。用心棒の一人から渡されたスマホを通じ、小太郎はあやめから銃で狙われていることを告げられる。当初、あやめは小太郎からの質問に答えようとしなかったが、いつの間にかゆきかぜに銃を突きつけられていたことに気づいて降参し、文庫を狙撃したのは自分だと認め、依頼者はアサギであると答えた。 小太郎は、その場に現れたあやめと再び同じ会話をする。小太郎は、姿を現した紅に文庫の生死を確認するが、紅は答える立場にないと返し、逆にアサギから聞いていないのかと尋ねる。 小太郎はゆきかぜと紅に向け、事件のあらましとその後の独自調査の結果と推論を交えて説明し、アサギがあやめ達に文庫を狙撃させたのは事実だが、文庫の「暗殺」は偽装だったと結論づける。そして小太郎は、舟子の狙いがクリアであり、クリアによるアサギの暗殺未遂事件の黒幕も舟子と内調であると続けた。 心配するゆきかぜに対し、小太郎は信頼できる人物に水城邸の防御を任せたと答える。 同じ頃、五車町を襲撃した神田旅団は、水城邸にはゆきかぜの執事しかいないと高をくくっていたが、鹿之助、蛇子、きららと佐那、自斎、凛子と蛍によって返り討ちにあっていた。また、五車町の外縁部で待機していた神田旅団の本拠地も若いさくらの襲撃を受けた。

一方、舟子はアサギと彼女の上司である山本信繁を呼び出し、文庫の暗殺犯は五車関係者であると告げる。内閣府と内務省でやり合うのかという山本からの問いに対し、舟子は否定する。 東京キングダムにあるセクションスリーの秘密基地へ向かう車の中で、アサギは舟子に対する不満をあらわにする。山本は、内調は陸自とともにサイボーグの開発をもくろんでいるため、米連の生きたサイボーグを目の前で壊されては不満に思うだろうと答える。山本は舟子の手腕に加え、台湾危機の際に陸自の参謀部にいたという噂から妖怪と呼ばれていると話す。

そのとき、二人を乗せた車が爆発する。運転手の救出には失敗したものの、山本は軽傷で済んだ。アサギは強襲型の白い対魔忍スーツに着替え、武装した兵士達と、陸自製の強化外骨格PEX-88「雷電」の群れと巨大なサイボーグ・ナイトウを迎撃した。アサギは、「雷電」の強さを重く見、自らのうちにある魔の力を解放して取り囲んでいた兵士達を打ち倒す。そこへパトカーの音が近づいてきたため、アサギと山本、生き残った襲撃者達はその場を去った。

部下から五車町襲撃失敗を聞いた舟子は、神田旅団の無能ぶりを嘲りつつも小太郎を評価したうえで、謀略を絡まる糸にたとえ、一つ解決してもまたどこかで絡まるだろうと締めくくった。 それを裏付けるかのように、五車町内にある捕虜収容施設が、くないを使う何者かの襲撃を受け、収容されていた"G"のサイボーグ・メイジャーが脱走した。 -->

  1. ^ 《シリアルコード付き!》『対魔忍RPGX』プレーレポート! 金塊と経験の書を無限に掘りつつ信頼度も爆上げ!!”. TGSmart (2018年11月2日). 2019年7月8日閲覧。