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利用者:ライトノベル文学/ダ・カーポの登場人物・メモ帳

の項の記載は、PC初期版/D.C.P.C./PS2版及びアニメ版、の順である。

D.C.から登場

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朝倉 純一(あさくら じゅんいち)(声:杉崎和哉(ビジュアルファンブックドラマCD)・福山潤(ドラマアルバム「春色の島」)・能登麻美子(幼年時代)/同左/泰勇気(アニメ版のみ)・高木礼子(幼年時代)))
誕生日:12月28日。身長:168cm。体重:61kg。
主人公。口癖は「かったるい」。面倒くさがりだが、困っている人などを放っておけない性格。学園の女子生徒にモテるが、本人は鈍感なため気づかない。反面好きになった相手には非常に一途で、時には命懸けの行動を見せることも。以前は悪友の杉並とつるんで学園のイベントの際に悪巧みをしていたため、風紀委員のブラックリストに名前が載っていた。何もないところから(自分のカロリーを消費して)和菓子を生み出す祖母から受け継いだ魔法と、枯れない桜の魔法で身についた他人の夢を自分の意思とは関係なく見せられる不思議な力を持っている。ただこれらの魔法は秘密にしている。
好物はウニマヨおにぎり、焼きそばパン、松野屋の牛丼。嫌いな食べ物は椎茸。
『D.C.S.S.』ではサポート部隊の努力の甲斐あって面倒くさがりな性格を返上。口癖の「かったるい」も言わなくなっている。
続編の『D.C.II』にも登場。二人の孫娘がいる。
朝倉 音夢(あさくら ねむ)(声:鳥居花音/同左/野川さくら
誕生日:12月28日。身長:155cm。3サイズ:79/53/82。
D.C.全般のメインヒロイン。幼い頃に交通事故で両親を失い、朝倉家に引き取られた。純一の血の繋がらない妹にあたり、純一を「兄さん」と呼び慕っている。旧姓は「柏木」。風紀委員であり、その優等生ぶりは純一に「裏モード」と呼ばれるが、実はかなりの寂しがり屋で甘えん坊。純一が他の女の子と仲良くしていることにやきもちを焼いたりする。やや病弱でよく微熱を出している。義親は海外出張中のため、純一と二人暮らし。彼女の作った料理は見かけはまともだが壊滅的に不味く、純一に影で「殺人シェフ」と言われるほど。風見学園付属卒業後は本校には上がらず、看護師になるため、看護学校に進学した。
純一と生年月日が同じなので、朝倉家に引き取られる際に純一の姉にするか妹にするかで迷われた経緯がある。家出して泣いていた音夢を守るため純一は強引に妹ということにしてしまったが、純一はちゃんと兄としての自覚を持ち、音夢を守っていく。
いつも首に鈴の付いたチョーカーを巻いているが、この鈴は音夢がどこにいても見つけられるようにと純一から贈られたものである。
『D.C.S.S.』序盤では第1話の冒頭のモノローグを除いて全く登場せず、さらに劇中における彼女に関する伏線の張り方から安否が気遣われていたが、後々唐突な登場で健在ぶりを見せ、純一達を驚かせた。看護学校で料理を勉強したおかげで、料理も一応食べられるまでになっている。
美春同様、『Wind -a breath of heart-』ビジュアルファンブック1付属のドラマCDに特別出演したこともある。演じる鳥居はビジュアルファンブック2付属のドラマCDでも、幽霊の「葵優子」として出演を果たしている。
芳乃 さくら(よしの さくら)(声:北都南/同左/田村ゆかり
誕生日:9月4日。身長:140cm。3サイズ:68/51/72。
D.C.全般のメインヒロイン。純一の幼馴染従姉。昔は純一に「さくらんぼ」と呼ばれていた。隣の家に住んでいたが、本編開始6年前に両親の都合でアメリカに転居、本編冒頭で帰国する。6年前と外見がほとんど変わらぬ幼児体型で子供扱いされる事が多いが、容姿に関することを指摘されると怒る。純一を「お兄ちゃん」と呼び慕い、窓から純一の部屋に侵入し、果てはベッドに潜り込むなど、外見通りの印象を受けるが、時折お姉さんぶることもあり、純一の良き相談相手となるなど精神的にはかなり大人。IQ180(本人曰くアインシュタイン並)を誇り、アメリカで大学を飛び級。植物学の博士号や日本の教員免許の他、特許も幾つか取得しているらしい。ただし海外生活が長かったため、漢字の読み書きは苦手で時代劇や極道物のドラマから得た大分ズレた日本観を持っている。家にテレビは無く、専らスパコン一台で済ましている。
ゲーム版では他のヒロインのシナリオにもなんらかの形で関係してくる事が多い。また、『D.C.II』にも引き続き登場するが、容姿がほとんど変わっておらず、やはり物語の鍵を握っている。これらの事からD.C.シリーズの真の主人公とも言われている。
『D.C.S.S.』では序盤から中盤までまったく出てこなかったが、第18話でようやく帰省し、その後は魔法を過信するアイシアを諭す役割を担う。
白河 ことり(しらかわ ことり) (声:日向裕羅/同左/堀江由衣
誕生日:6月20日。身長:157cm。3サイズ:83/55/84。
純一の同級生。品行方正、成績優秀、容姿端麗と3拍子揃った存在で、その上誰にでも優しく学園のアイドル的存在。枯れない桜の魔法で他人の心を読む能力を持っているが、純一が他の男子と異なり偏見や偽りなく自分を見てくれる事を知り恋愛感情を抱く。そのため、純一に的を射たアドバイスや意味深な事を言ったりするなど色々と機転を利かせたりする。歌が得意で、聖歌隊でソロを任されるほどの実力。本編中ヴォーカル付きで歌う彼女の代名詞的な歌「そよ風のハーモニー」はアニメでも使用された。帽子がトレードマークで、服に合わせて被る帽子を変えている。
姉は純一のクラスの担任である白河暦。なお、『水夏』に登場した白河さやかは従姉妹。
『D.C.S.S.』では音夢不在の間、純一を献身的に支えるなど、最初の数話は実質的なメインヒロインだったが、音夢登場後はいたたまれない役回りを演じることとなってしまう。
天枷 美春(あまかせ みはる)(声:春野日和/佐々留美子/神田朱未
誕生日:3月16日。身長:153cm。3サイズ:78/54/83。
純一、音夢の後輩で幼馴染み。風紀委員を務めている。本人曰く園芸部にも所属しているとのこと。明るく前向きな性格で誰からも好かれるタイプだが、どこか間が抜けていて、よく純一やアリスからツッコミを入れられている。音夢を慕っていつもくっついて回るため、純一からは「わんこ」と呼ばれる。バナナが大好物でバナナ絡みの言動も多い。勉強は苦手だが、手先が器用でバナナ型のクッションを自作したり、壊れてしまったアリスの人形「ピロス」も直している。料理も得意でその腕前は純一にプロ級と言わしめるほど。純一に想いを寄せているが、音夢に気を遣って気のある素振りを見せることはない。ちなみに中学生までは純一を「お兄ちゃん」と呼んでいたが、今は「朝倉先輩」と呼んでいる。
父親は天枷研究所の所長であるが、実の父ではないという噂がある。いつも首に鍵をぶら下げているが、これが彼女の物語の大きなキーワードとなる。
『D.C.S.S.』では純一のサポート部隊の一人。
『D.C.P.C.』で声優が変わった唯一の人間キャラ。
余談だが、『Wind -a breath of heart-』ビジュアルファンブック1付属のドラマCDにおいて、同作品のキャラクターたちと共演したことがある。
水越 萌(みずこし もえ)(声:夏野向日葵/同左/伊月ゆい
誕生日:10月9日。身長:159cm。3サイズ:87/57/86。
純一の先輩。非常にマイペースでのんびりした性格。スタイルは抜群だがその維持には全くの無頓着。水越一家の中でも屈指の好きで、昼休みに妹の眞子と屋上で鍋を食べている。時折眠りながら歩くという珍妙な行動を見せるが、ゲーム版ではこの「眠り」が彼女の物語に大きく関係する。いつも木琴を持っているが、腕前は「一度も同じ音を出したことがない」と自称するように上手くない。卒業パーティーで「木琴占い」という独特な占いを披露した。どんな不思議な物事や修羅場にも動揺しない神経の持ち主。物事を正しく把握しているかも不明な発言を繰り返す一方で、時折的を射た発言をして周囲を驚かせる。また脅威の霊感能力を持つ。実家は初音島最大規模の病院、水越総合病院を経営している。
『D.C.S.S.』では風見学園を卒業後、家事や病院の手伝いをしている。
水越 眞子(みずこし まこ)(声:長崎みなみ/同左/松岡由貴
誕生日:2月14日。身長:154cm。3サイズ:80/55/85。
音夢の親友であり純一のクラスメート。水越萌の妹。さばさばした快活な性格の持ち主で男女ともに友人が多い。純一とは憎まれ口をたたき合う仲で気兼ねなくつきあえる存在だが、眞子自身は純一に対し淡い恋愛感情を抱いている。姉と同じく音楽部所属で、かなりの腕のフルート奏者。幼少時に両親から贈られたフルートをとても大切にしている。普段は勝ち気だが、実はホラー映画などのオカルト系の話題が大の苦手。辛いものも苦手。女子から毎年バレンタインデーに大量のチョコレートをもらってはホワイトデーにお返ししている。また腕っ節もかなりのもので、何度か純一や杉並に鉄拳を浴びせる。
『D.C.S.S.』では純一のサポート部隊をやっている。
鷺澤 美咲(頼子)(さぎさわ みさき〔よりこ〕)(声:草柳順子/同左/松来未祐
誕生日:11月7日。身長:156cm。3サイズ:85/56/86。
初音島屈指の名家のお嬢様。純一の同級生に当たるが、実は純一より一つ年上。水越萌、眞子の姉妹とは幼馴染み。外出が苦手で人と騒いだりすることがあまり好きではない。ある日、紆余曲折の末、「鷺澤頼子」として以前から密かに憧れていた純一の前に現れ、成り行きから朝倉家の居候となり、彼に尽くすべくメイドとして働く。なお「頼子」の活動時はある理由から、ネコミミを生やしている。杉並は「サギー」と称し、初音島の神秘を楽しんでいる。
『D.C.S.S.』では美咲は何気なく登場してアイシアにアドバイスしている。また、同作の最終話で風見学園に転入したことを示唆する描写があったが、詳細は後にドラマCDで補完されることとなった。
杉並(すぎなみ)(声:東慎/同左/岸尾大輔
身長:171cm。体重:63kg。
純一の悪友。下の名前は不明。学園一の秀才にしてスポーツ万能、顔も良いが、性格は完全に破綻しており、行動その他全ての要素が理解不能な存在のため色恋沙汰とは無縁。学園内に非公式新聞部という地下組織を持ち、広大な情報網を持つ。超常現象の類に並々ならぬ興味を示し、オカルト雑誌「ヌー」を愛読している。何かイベントがある度に純一を巻き込んでは悪巧みをしでかすので、風紀委員(特に音夢)がいつも目を光らせているが、彼も全く懲りていない。普段の奇怪な言動や行動とは裏腹に時には純一に的確なアドバイスやサポートをしたりと頼れる一面も。彼の行動は全て世界の平和のためであり、「大佐」と呼ばれる司令官からの極秘任務である、と語る。ゲーム版では当初、基本的に制服姿で通していたが、『D.C.P.S.』以降の作品では私服姿も見られるようになった。
原作では眞子に恋愛感情という裏設定があり『D.C.S.S.』でも度々、眞子に好意があるようなやりとりをしている。
『D.C.II』にも同名のキャラが登場するが、どうやら別人らしい。
うたまる(声:春野日和/佐々留美子/桃井はるこ
3サイズ:23/23/23(自称)。
さくらと一緒にいる謎の猫で、『水夏』に登場するアルキメデスに似ている。こけしのような体形で手足と呼べるようなものはなく、移動の際は飛び跳ねている(アニメ版『D.C.』のサイドエピソードでは足があり、ちゃんと歩いている)。その奇妙な姿から純一には「猫又の類」と呼ばれる。また、巨大化する、桜餅で酔っ払う、首が360°回る、分身する、オーバーヒートするなど謎の体質を持つ。ロクゴロウさん印のキャットフードが好物。実はさくらが飼い主ではなく、さくらがいない時は朝倉家や島内の飲食店で餌をもらっていて、『D.C.S.S.』ではさくらが登場するまでアイシアと一緒にいることが多かった。
『D.C.II』の初音島にもうたまる(あるいはうたまるの子孫)らしき猫が出没している。
白河 暦(しらかわ こよみ)(声:西田こむぎ/同左/松井菜桜子
風見学園の生物教師で純一達の3年1組の担任。ことりの姉。極度のシスコンでことりをすごく可愛がっている。美春の父親が所長の天枷研究所の研究員でもある。研究所出身の教師ということで、生物準備室に私物を色々置いてある。一時期、うたまるを解剖して調べようとしていた。専攻は機械工学と生物工学だったらしい。結婚してから、親バカになったり(『D.C.S.S.』第2話)、夫のことに不満をもつ(ドラマCD)などキャラクターが随分変わった。結婚してからの名前は「佐伯暦」。
佐伯加奈子(声:北都南/同左/白石涼子
ことりの親友。通称「みっくん」。音夢以上のブラコンで、兄の幹彦を溺愛する。これが"みっくん"というあだ名の所以。ことりが率いるバンドの一員で、ピアノ担当。通称"ことりの幕僚"。
キャラクターデザインや性格付けは、作品毎に多少ばらつきがある。
森川智子(声:鈴木理乃/同左/服部加奈子
ことりの親友。通称「ともちゃん」。ことり率いるバンドの一員で、ギター担当。通称"ことりの参謀"。
芳乃 カレン[要出典](よしの かれん)(声:北都南/同左/小野未喜
純一とさくらの祖母。純一は「芳乃のばあちゃん」と呼んでいる。本編開始時には既に亡くなっているが、純一の夢などで度々登場する。日本人とイギリス人のハーフで、昔イギリスで100年位若い姿で過ごしていた大魔法使いだったらしい。初音島の桜と関係のある人物。幼少時のことりや美咲と面識があり、また環の母親とも親交があった。

D.C.P.S.から登場

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月城 アリス(つきしろ ありす)(声:-/ぴろす/萩原えみこ
誕生日:3月27日。身長:141cm。3サイズ:74/52/75。
純一の後輩。日本人の父と外国人の母を持つハーフで北欧出身。幼い頃に両親を亡くし、父の実家である月城家に引き取られた。現在は執事の瀬場や数人の使用人達と初音島の屋敷で暮らしている。また父方の親族に「真澄」という名前の叔父がいる。
ある理由から風見学園の体育館裏でロスキルラベンダーという花を育てていたところを純一と知り合う。当初は人と話すことを極端に苦手としていたため、手に持つ人形の「ピロス」を通じて会話をしていた(ピロスはギリシャ語で「友達」という意味。ピロスが喋るのは桜の木の魔法によるもの)。
『D.C.S.S.』では普通に喋れるようになっている。昔サーカスにいたため運動神経は抜群だが、水泳は苦手。クラシック音楽が好きでよくレコードを買ってきては聴いている。同級生の美春や自分と同じ北欧生まれのアイシアと仲がいい。
意外とツッコミ役の素質があるらしく、『D.C.F.S.』では主に美春に対してツッコミを入れることも多くなった。
彩珠 ななこ(さいたま ななこ)(声:-/智芭みどり/浅野真澄
誕生日:7月18日。身長:153cm。3サイズ:79/57/82。
純一の同級生。引っ込み思案でドジなメガネっ娘。驚いた時に妙な叫び声をあげる。少女漫画雑誌「週刊コミックキュート」に連載を持っている漫画家であり、ペンネームは珠川彩子。いつも大事そうに漫画の原稿を持ち歩き、漫画のネタにするために事あるごとにメモを取る。仕事柄徹夜が多く、眠そうにしていることもしばしば。
八木ブリッヂ(ヤギ)に徹夜で仕上げた原稿を食べられ、それ以降ヤギがトラウマになってしまう。その場に居合わせた純一は責任を感じて、代わりに彼女のお願いを色々と聞くことになる。異性と話すのが苦手で色恋沙汰とは無縁だったが、純一との交流を通して次第に彼への想いが芽生えていく。眞子の小学校時代のクラスメイトであり、水越家に遊びに行ったこともある。また、工藤とは家が近所で幼馴染みの間柄。喫茶「ムーンライト」のフルーツタルト(キウイ抜き)が好物。
『D.C.S.S.』では純一の呼び方がゲーム版と異なる(ゲームでは「朝倉君」、アニメでは「純一君」)。
胡ノ宮 環(このみや たまき)(声:-/澤村弓子/黒河奈美
誕生日:1月21日。身長:158cm。3サイズ:80/59/83。
純一の同級生。穏和で物静かな大和撫子。純一のことを「朝倉様」と呼ぶなど、古風な喋り方が印象的だが、時折子供っぽい一面を垣間見せる。純一の許婚として転校してくる。母親から受け継いだ予知能力を持っているため、他人の悪い未来を回避しようとして、事あるごとに突飛な行動を取るため騒動を起こしてしまう。過去の経験から予知能力の事を周囲には秘密にしているが、その事を知っても分け隔て無く接してくれる純一に一途な想いを募らせている。
実家は神社で環自身も巫女として働いており、学園でも巫女部を設立し、部長を務める。また、制服の下に制服より嵩張る巫女装束を着込んでいて、邪気を感じたりすると、まるで変身でもするかのように早変りする。環が放つ矢は百発百中、脅威の命中率を誇る。同じ転校生で気が合うさくらとは仲がいい。大の猫好きでもあり、うたまるのことも可愛がっている。特技は料理(ただし和食限定)。
紫 和泉子(むらさき いずみこ)(声:-/みずのかっぱ/桑谷夏子
誕生日:11月18日。身長:132cm(本体)170cm(着ぐるみ)158cm(偽装体)。
3サイズ:70/50/62(本体)110/92/123(着ぐるみ)79/54/80(偽装体)。
純一とさくらには何故か可愛らしいピンクのクマの着ぐるみに見える謎の少女。その正体は地球から約820光年離れた場所にあるキリト星系第4惑星シーム星人、つまり宇宙人で、クマの着ぐるみは宇宙服のようなもの。普段は着ぐるみのイメージコンバータで、「スレンダーで黒髪が美しく長い美人」という仮の姿(偽装体)を見せているが、「人間」にしか効果がない。紫和泉子という名前は紫式部和泉式部からとった名前で本名は不明。
ある目的のために地球にやってきたが、宇宙船の故障で故郷に帰れなくなってしまい、それ以来地球で暮らしている。地球滞在中の生活費を稼ぐためアルバイトに精を出しており、普段から着ぐるみを着ているにも関わらず、着ぐるみのバイトをすることも。大きな着ぐるみとは裏腹に中身はさくらやアリスより背の低い少女である。シャケ関連食品全般(特にシャケおにぎり)が好物で目玉焼きが嫌い。アニメ『D.C.』や『D.C.S.S.』にも通行人的な形ではあるが登場している。
なお、偽装体のみ立ち絵等のグラフィックが公開されておらず(『D.C.S.V.』内のミニゲーム「AFTER BANANA 2」における和泉子を使用した際のエンディングで、僅かに落書きに近い絵での後姿が描かれているのみ)、その全貌は未だ謎に包まれている。
『D.C.II・春風のアルティメットバトル!』では「着ぐるみのまま通常授業を受けても誰にも気にされない」という学園の伝説の一つになっている。
工藤 叶(くどう かなえ)(声:なし(名前のみ登場)/鹿島歩/沢城みゆき
誕生日:2月19日。身長:163cm。3サイズ:79/57/84。
純一の同級生で、杉並や純一と3バカトリオで仲がいい。ことりとも親友同士。実は女性であり、名家である実家のしきたりと祖母の言いつけにより男と偽って学園に通っている。自称「和服が似合う可愛らしい女の子」。女性とばれないために、身体測定の時はいつも休んでいる。ちなみに学園内で工藤が女性であることを知っているのはことりと暦先生と数人の講師のみ。
『D.C.』では、立ち絵のない名前だけのキャラとして登場。『D.C.S.S.』では完全な男キャラとして登場しているが、身体測定や海に行ったときにいない、純一を見て顔を赤らめるなど、女性である事を示唆する描写がある。番外編のドラマCDでは、アイシアの失敗した魔法により女性に戻った状態と、男と偽っている精神状態の切り替えが制御できないというドタバタが描かれた。
霧羽 香澄(きりゅう かすみ)(声:-/神月あおい/かかずゆみ
誕生日:2月29日。身長:154cm。3サイズ:78/55/81。
ゲーム版のみに一夜限り登場する謎の少女。杉並にハメられた純一と共に、風見学園で幽霊を探す。眞子に負けないほど男勝りな性格だがかなり怖がり。交通事故で死んだ妹の霊を探している。
『D.C.P.S.』では攻略可能なヒロインだったが『D.C.F.S.』では完全なサブヒロインとなった。
霧羽 明日美(きりゅう あすみ)(声:-/神月あおい/福圓美里
香澄シナリオに登場する香澄の妹。生まれつき心臓を患っており、身体が弱かったが、昔、交通事故に遭った時に姉の心臓を移植されて一命を取り留め、現在はいたって健康になっている。普段は本島の学校に通っている。風見学園に卒業式の夜に出る女生徒の幽霊の噂を聞き、姉との関係を確かめるべくやってきた。勝ち気で男勝りな姉とは対照的に温厚で大人しい性格だが、風見学園から出るときに校門で純一にキスをするといった大胆な行動をとることも。親戚が鷺澤家の別荘の管理人をしている関係で彼女自身も代理として臨時の管理人をしていたことがある。
八木ブリッヂ(やぎぶりっぢ)(声:?)
初音島に生息する謎のヤギ。その行動、正体、全てが謎。杉並は"長官"と称し敬愛する。ななこの原稿やメモを食べてしまったりと、ななこに事あるごとに災難を撒き散らす。純一が後をついて行っても一瞬目を離すと姿が消えているという。
瀬場(せば)(声:-/佐倉徹/宗矢樹頼
月城家に仕える執事。アリスの身の回りの世話をしており、両親を亡くしたアリスを北欧まで迎えに行ったのも彼である。いかにもな風貌、名前から杉並に「セバスチャン」と呼ばれる(ちなみに幼少時の愛称は「瀬場ちゃん」という)。元特殊部隊工作員らしく、杉並が尊敬する数少ない人物。

ゲーム未登場

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主にアニメに登場したキャラクター。

水越 智也(みずこし ともや)(声:久保田恵
アニメ版『D.C.』第7話「水越家へご招待!」に登場する萌、眞子の弟。ゲームでは存在のみは確認できるが、名前と顔が出るのはアニメのみ。隙の無い秀才・切れ者な性格で、純一の苦手とするタイプらしい。
『D.C. 公式ビジュアルファンブック』でシナリオライターのインタビューによると純一たちの二学年下でサッカー部所属。また、『D.C.~ダ・カーポ~ コラボレーションストーリーズ』内のストーリーで立ち絵はないが僅かに台詞が存在する。
不思議さん
アニメ版『D.C.』のサイドエピソードに登場した謎の人物。中学まで初音島に住んでいたらしいが、その後両親の都合で初音島を出た。サイドエピソードの冒頭で初音島に戻ってきて最終回で再び初音島を出た。その一時的な帰省の際に、さくら、ことり、萌から目撃されている。ちなみに不思議さんという呼び名はさくらが命名した。
少女(声:桃井はるこ
アニメ版『D.C.』のサイドエピソード#11,#12に登場した謎の少女。不思議さんが初音島に住んでいた頃、不思議さんと仲が良く、中学までは一緒だった。この少女の正体については明らかになっていないが、外見がさくらと瓜二つであることや名字が芳乃であること。さらに手から和菓子を出せることなどから、純一とさくらの祖母説、さくらの母説、純一の母説など様々な仮説が挙がっている。なおサイドエピソード#11には白河さんということりそっくりの知り合いもいた。そちらの声は桑谷夏子である。また少女の会話の中で「鷺澤」と言う名字が出てきており、鷺澤家の存在も伺える。
アイシア(声:宮崎羽衣
身長:141cm。
コミック『D.C.S.G.』から登場。北欧から風見学園へ転校してきた少女。アッシュブロンドの髪と緑色の大きなリボンが特徴的。立派な魔法使いになって人々を幸せにするために純一とさくらの祖母に魔法を教わろうと初音島にやって来た。
『D.C.S.S.』ではメインヒロイン。コミックでは物静かな性格で描かれていたが、こちらでは天然ボケな面もある明るいキャラクターで登場した。とてもドジだが、アリスとサーカスをやったように運動神経はいい。思い込みが激しく、純一を大魔法使いと勘違いして「御主人様」と呼び、魔法を教えるようしつこく食い下がっていたこともある。当初は魔法の力を過信し、魔法の危険性を説くさくらと衝突することもあった。美春やアリスと仲がいい。
なお『D.C.F.S.』でもアイシアに似た謎の少女が登場する(声は同じく宮崎羽衣)。
『D.C.II』においてもさくらが「何よりも人の幸せを願っていた、アッシュブロンドの髪にルビー色の瞳の少女」を回想していることから、『D.C.S.S.』との繋がりが示唆されている。また、同作のサブシナリオでも声や立ち絵はないものの『D.C.F.S.』の謎の少女らしき人物が登場している。
昭島(あきしま)(声:古澤徹
『D.C.S.S.』に登場する風見学園の保健医。前は音夢の通っていた看護学校の先生で、看護学校から風見学園に赴任した時から音夢を研修生として呼ぶことを決めていた。音夢の頼みによって美春のみに手紙で音夢のことを伝えていたが、その手紙を靴箱に入れていたためラブレターと間違えられた。喧嘩していた純一と音夢を和解させるために純一にアドバイスした事もある。第18話で妹が登場したが、金髪のツインテール姿がさくらに似ていたため、さくらが帰ってきたという噂が流れた。昭島妹の声は早水リサである。
アイシアの祖母(声:定岡小百合
『D.C.S.S.』第13話「アイシアの夏」でアイシアの昔の話に登場。純一やさくらの祖母と同じくらい優れた魔法使いらしく、より多くの人に幸せを運ぶためにアイシアと北欧中を回っていた。そしてもしものことがあった時にと、アイシアに初音島の地図を残した。この祖母の影響でアイシアは「人を幸せにする魔法」にこだわる。そしてこの祖母は魔法がどういうものか分かっている。さくら曰く、純一たちの祖母とはロンドンの魔法学校なる場所で知り合った大親友とのこと。
佐伯 幹彦(さえき みきひこ)
『うたう絵本4』内「SS 加奈子編」の主人公。佐伯加奈子の異母兄で、風見学園本校の生徒。ピアノの海外留学を前にして突如ピアノが弾けなくなってしまうが、それは幹彦に懸想している加奈子が桜に「兄と一緒にいたい」と願ったことによる影響であり、桜が枯れるとともに再びピアノが弾けるようになった。海外の留学先に恋人がいる。
中司 暁美(なかつかさ あけみ)
PCゲーム雑誌「BugBug」に連載されていたアナザーストーリーのヒロイン。美春の友人だが、病気で一年間休学していたため実際には純一たちと同年代。実は重病に冒されていた彼女の「純一と結ばれたい」という願いを桜が叶え、その願いの副産物として復学できるようになっていたが、桜が枯れるとともに奇跡の力が失われることになる。