利用者:ヌポリタン/sandbox
栄誉国民 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 榮譽國民 |
簡体字: | 荣誉国民 |
拼音: | róngyù guómín |
注音符号: | ㄖㄨㄥˊ ㄩˋ ㄍㄨㄛˊ ㄇㄧㄣˊ |
発音: | エイミン |
栄誉国民は中華民国 (台湾)における退役軍人を指す用語で、一般には省略して栄民(えいみん)と称されることが多い。ただし、時期によって、以下のような複数の意味合いがある。
本稿では、主に1と3について解説を行う。
中華民国政府遷台と栄民
[編集]背景
[編集]1945年に第二次世界大戦が終結して日本が降伏したことで、台湾は中華民国・南京国民政府の統治下に入った(台湾光復)。1947年に台湾省を設置し、自国領として編入したが、国共内戦が激化。国民党軍は三大戦役での敗北を契機にその勢力を失っていき、1949年4月23日には人民解放軍によって首都南京を占領された。相次ぐ敗北を受けた国民党政府は中国大陸から台湾への撤退を決意。国民軍の兵士やその家族、国家財産を台湾へ運び出し、12月7日に中央政府の機能を台湾に移転させ、台北市を臨時首都(戦時首都)に定めた。この時、台湾に渡ってきた大陸出身の人々を一般に外省人と呼ぶが、このうち、国民党軍の軍籍にあったものが「栄民」と呼ばれる。
規模
[編集]通説では、1949年から始まる台湾遷台でやってきた外省人は200万人とも言われるが、李棟明は戦後初期の台湾人口を分析し他結果その規模は約110万人程度ではないかと推計している。このうち、
また、栄民の多くは外省系であるが、本省系の栄民も存在しないわけではない。
栄民の家
[編集]批判
[編集]本省人の中には栄民に与えられる手厚い福利生活が過剰と批判するものもいる[1]。
作品
[編集]映画作品
『老兵挽歌~異郷に生きる』(監督・林雅行):「栄民の家」に暮らす元兵士らがその半生を振り返るドキュメンタリー映画[2]。
語句の多義性
https://www.r-gscefs.jp/pdf/ce05/kt02.pdfhttps://www.ntl.edu.tw/public/Attachment/811615572091.pdfhttps://www.ide.go.jp/library/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/2008_04_34_04.pdf
- ^ 西見由章 (2016年1月14日). “中国からきた老兵、民進党に“転向者”も… 大多数は「永遠に国民党支持」”. 産経ニュース
- ^ 西見由章 (2015年12月20日). “栄誉の民か、弾圧者か…国民党兵士の晩年描いたドキュメンタリー映画「老兵挽歌~異郷に生きる」公開へ 林雅行監督の胸中は…”. 産経ニュース