利用者:セッター777/sandbox
概要
[編集]ノイ (neu) は、1988年に発売された日本のカードゲーム。JAGA(日本ゲーム協会)作、おもちゃ箱イカロス(山梨県北杜市小淵沢)から発売された
遊び方
[編集]ルール
[編集]プレイ人数は2人以上。親を決め、全員が3枚ずつの手札になるようカードを配る。残ったカードは裏向きのまま、山札にしてプレイヤーの中央に置く。
最初に、親が3枚の手札の中から1枚を選び、表向きに山札の隣に置く。このとき、カードの数字を、プレイヤー全員に聞こえるように宣言する。その後、山札からカードを1枚引く。
順番は時計回りで、左隣のプレイヤーに移る。カードを1枚、前プレイヤーが出したカードに重ねて置き、2枚のカードの合計を宣言する。その後、山札からカードを1枚引く。(この時カードを引き忘れた場合、ゲーム終了まで手札2枚でゲームを続けなければならない)
これをプレイヤー全員で繰り返す。
カードの種類
[編集]カード | 枚数 | 効果 |
---|---|---|
1~9 | 各3枚 | それぞれの数を足す |
10 | 6枚 | 10足す |
50 | 2枚 | 50足す |
-1 | 2枚 | 1引く |
-10 | 4枚 | 10引く |
101 | 5枚 | 合計に関係なく合計を101にする |
カード | 枚数 | 効果 |
---|---|---|
PASS(パス) | 4枚 | 次プレイヤーに順番を回す |
TURN(ターン) | 4枚 | 順番が逆回りになる |
SHOT(ショット) | 2枚 | 次プレイヤーを指名する |
DOUBLE(ダブル) | 2枚 | 次プレイヤーはカードを2枚出さなければならない |
勝負の決まり方
[編集]ルールに従ってカードを出し、次第にカードの合計が大きくなる。合計は101まで許されるが、101を超えることはできない。(合計が101の状態で出せるカードは、-10、-1、101、指示カードのみ)
手札のカードが、合計101を超えるものしか持っていない場合、そのプレイヤーの敗北となる。
チップの使用法
[編集]ゲーム開始時、各プレイヤーはチップを3枚持つ。ゲームに敗北したプレイヤーは、チップを1枚失う。全てのチップを失ったプレイヤーは、ゲームから脱落し、次回からのゲームに参加できない。これをプレイヤーが1人になるまで続け、最終的に残ったプレイヤーが、ゲームの勝者となる。
他の類似(一定の数に達したら勝利、敗北する)ゲームとの違い
[編集]UNO等の場合、プレイヤーは手札を無くせば勝利なので、プレイヤーの優勢、劣勢が明確に分かるが、ノイでは手札の枚数が常に変わらないため、プレイヤーの優勢、劣勢が分からない。
メディアミックス展開
[編集]マスメディア紹介
[編集]2016年12月8日放送のTV番組「VS嵐」にて、メンバーの相葉雅紀が、「自分でも勝てるカードゲーム」として紹介している
派生したゲーム
[編集]ちるのい!
外部リンク
[編集]おもちゃ箱イカロス[1]
ちるのい!のレビュー[2]
参考文献
[編集]「Neu説明書」『Neu』(おもちゃ箱イカロス、1988年)