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仙舟「羅浮」
[編集]仙舟同盟
[編集]- 仙舟「羅浮」
- 初登場 - 青霄の旅、望まぬ招き
- 伝説によると遥か昔、ある国の王が舟を造り、使者に「星海の深部に行き、不死の妙薬を探せ」と命令を下したことで、仙舟は航行を始めたという......[1]仙舟「羅浮」は仙舟同盟六大旗艦のうちの一つ[1][2]。それは帰らぬ神の矢の如く、「巡狩」の主の宿敵を射るため、果てしない星の海を航行している[1]。豊穣の民との戦いが一段落した後、「羅浮」は文明が栄えた各星域を航行し、様々な世界を相手に貿易や文化交流を始めたらしい[1]。その結果、仙舟羅浮では他の星とは違う風情や人情を感じられるようになった[1]。街を歩き、星槎が発着しているのを見て、仙舟の美しい景観を肌で感じたいと思ったなら、これから紹介する場所には絶対に行くべき[1]。
- 仙舟同盟は星神から直接力を得ている数少ない派閥[2]。その力は非常に強く、逝去したアキヴィリの庇護下にある列車より遥か上[2]。丹恒は羅浮に足を踏み入れることを禁じられている[2]。「羅浮が治めし地、足を踏み入れるべからず」仙舟は長命種の楽園であり、長生を求めることは絶対の禁忌とされている[2]。星海の各地から薬乞いが訪れ、長寿の秘密を暴き当時の事件を繰り返そうとしている[2]。仙舟は8000年も宙を翔けてきた[3]。帝弓の司命(「巡狩」の嵐)より加護を受けている。
- 昔、仙舟は「寿禍の王」を進行する組織を根こそぎ排除したことがある。理由は「薬王秘伝」の連中の気が狂ったから。仙舟人は魔陰の身になる宿命から解放され、再び恒常なる寂滅に戻ることを望んでいたが、薬王秘伝は魔陰の身は祝福である、平凡な命からの進化だと考えた。そこで、雲騎軍と十王司が手を組み、薬王秘伝を一掃した。しかし薬王秘伝は消えておらず、水面下で秘かに勢力を広めていた。薬王秘伝は魔陰の身を「登仙」と見なしていて、常に奇怪な薬で発症を促進させている。
- 仙舟「玉殿」
- 初登場 - 開拓探游「流雲渡し」
- 羅刹の仙舟同盟での仮住まい[4]。カンパニーでの登録はノースヴァレー・スターショッピングモール支部。
- 仙舟「曜青」
- 曜青にある寿禍の跡は月。
仙舟の人種
[編集]- 仙舟人
- 尽きぬ寿命を持ち、成人になると肉体が不老になる[5]。仙舟人は同胞が死んだら、死者の名前と玉兆を十王司の因果殿に祭る。
- 持明族
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- 仙舟同盟を作った3大種族の1つ。不朽の龍の血族で、脱鱗を行う。成長が極端に遅い[5]。輪廻ができる種族。龍の末裔[6]。持明族は「龍の血族」 星神「不朽」(龍)の末裔。龍に変化できる者もいるが、誰もが持つ資質ではない。生まれつきある種の生命力を持っていて、「不朽」からの贈り物だと言われている。
- 狐族
- 成人すると外見が衰えなくなる種族[5]。
仙舟の人々
[編集]PC
[編集]- 景元
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 場所 - 神策府
- 雲騎将軍。将軍も御空同様、仙舟の出来事は仙舟で解決するとしたが、列車と星核ハンターが手を組むはずがないと考えた将軍は、列車組に仙舟で自由に行動できる権限を与え、仙舟のどこかに潜むカフカを捕らえてほしいと頼んだ(御空、太ト司は開拓者らを疑っている)。ヴェルトは刃が現在、羅浮の手を逃れているのではないかと推測(刃を捕らえているなら、それを餌にカフカを誘い出せるから)。刃の逃走を知られては困る景元は、遠回しに列車組に援助を求めてきたのでは。
彦卿 - 場所 - 神策府
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 剣首になるため躍起になり、刃を捕らえに向かう。しかし景元は、彦卿では刃に敵わないことを知っている。
- 素裳
- 初登場 - 絶えぬ影、錯綜する追思
- 雲騎軍。仙舟「曜青」から派遣されてきた。昔から厳格な雲騎式訓練を受けている。
- 符玄
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 場所 - 太卜司
- 太ト司。仙舟「六御」が1人[6]。
- 青雀
- 初登場 - 長楽の友よ、青鳥がごと風を待て
- 場所 - 長楽天・若木亭
- 太ト司。
- 御空
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 場所 - 司辰宮
- 天舶司のトップ。昔は雲騎軍飛行士の傑物だった。
- 停雲
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 天舶司の商団「鳴火」商会の接渡使。色々な星に行っているため、星核とその被害についても知っている。接渡使として、船の運転もできる。停雲が貿易使節になってから、16の世界と貿易使節団を立ち上げただけでなく、海市を宇宙の祭典にした。
- 白露
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- 場所 - 丹鼎司
- 持明族 輪廻ができる種族。龍の末裔。転生(脱鱗)した時から医学の道に専念してきた。丹鼎司の医師免許を持つ医者。羅浮持明族の未来の龍尊。患者に触れたり、涙を流したりするだけで傷を癒すことができる。それでもなおさらなる医術を学ぶために丹鼎司に入ったことから、「
啣薬 の龍女」と呼ばれている。
- 雪衣
- 初登場 - 諸天に平安なし、迷途重ね変える術なし
- 十王司の傀儡判官。十王司の律令により判官は外の者と縁を結んではならない。
NPC
[編集]- 往
- 場所 - 星槎海中枢
- 漫才愛好者。普段は街の角にある「不夜侯」という茶屋で漫才をしているが、雲騎軍の戒厳令が敷かれてからは茶屋も商売ができなくなり、人が集まるところで練習している。
- 来
- 場所 - 星槎海中枢
- 漫才愛好者。往の相方。
- ハワード
- 場所 - 星槎海中枢
- スターピースカンパニー担当者。スターピースカンパニーの貿易を担当している職員で、仙舟には技術交流のために滞在している。
3日間は食糧がなくても耐えられるが、1日お茶なしで過ごすことには耐えられない。
空腹でもお茶を飲むことを優先する仙舟人を表す言葉。
冬生 - 場所 - 星槎海中枢
- 薬乞いの少年。
- トッド
- 場所 - 星槎海中枢
- 博識学会の学者。仙舟人は歴史に対する敬意と畏怖に欠けていると憤る。
- 博識学会
- スターピースカンパニーと共生する学術組織。提唱する理念は「知識は貨幣のように循環しなければならない」。学会の学者は宇宙を遍歴しながら、あらゆる価値のある知識を集め、その知識を他の学者たちと交換して、真に価値のあるものを探している。真の知識を得るために、知識の取引をする集団。その原則は「知識は知識で交換する」。仙舟人の「歴史学」は短命種の者とは根本的に異なる。歴史が自分たちの頭の中にある仙舟人は歴史の整理を重視しないのだ。
- 旭霞
- 場所 - 星槎海中枢
- 星間旅行家。旅先で見つけた宝物は請珠閣に売っている。
梓橋 - 場所 - 星槎海中枢
- カクウン運輸の専任担当。
- エディア
- 場所 - 星槎海中枢
- 仙舟の観光客。出張で仙舟に来た商事法務の担当者。不老長寿の秘密を探っている。仙舟は長命種の仙舟外への移住を禁止している。遠くまで行きたいなら、合法的に外に滞在できる仕事を見つけるしかない。
綿余 - 場所 - 星槎海中枢
- 情熱的な持明族の女性。持明族は数百年生きると脱鱗して生まれ変わる。脱鱗の過程では、肉体の損傷が修復されると同時に、前世の記憶が完全に消えてしまう。
- 屋台の店主
- 場所 - 星槎海中枢
- おすすめは海老せんべい。停雲は蓮根餅を買って行った。
- 大食い大会
- 屋台の創業421周年を記念して特別に開催するおもてなしイベント。羅浮各地の大食い強者たちと試合に参加し、時間内により多くの肉まんを食べた人が勝ち。勝ったら豪華な賞品がもらえる。参加条件として、一定の信用ポイントを保証金として払う必要があるが、試合に勝ったら全額返金される。
- 冥差
- 蒸籠
沐芳 - 場所 - 星槎海中枢
- 拘留中の仙舟の尋者。仙舟からこっそり抜け出し、数百年外の世界で暮らしていた。仙舟では天舶司の許可なく勝手に他の世界に行くことは重罪。
春分 - 場所 - 星槎海中枢
- 持明族の子供。
凌解 - 春分の前世。経験豊富で明るい人だった。自分が脱鱗して卵になるとわかった時に、春分への贈り物としてノートを残した。
- 持明時調
- 広雲袖
- 場所 - 星槎海中枢
- 仙舟で最も盛名が高い仕立て屋で、景元将軍でさえも店の仕立師の顔を立てるほど。
- 予衿
- 場所 - 星槎海中枢
- 「広雲袖」の店主。 <!>解雇
夕葵 - 場所 - 司辰宮
- 舵取秘書。御空の秘書。「定時退勤」が仕事上のルール。
- グレイラ
- 場所 - 司辰宮
- 建創者。銀河の未来のため、星の海を越え仙舟にやってきた。「存護」の大義を広めることが宿願だが、聞き入れない仙舟に憤る。
岩明 - 場所 - 司辰宮
- 商会接渡使。「天駆商会」に駐在する天舶司の公使。半分市舶官。商団と共に150年ほど天外にいた。
檀 - 初登場 - 冒険クエスト「解雇」
- 天舶司の航速測定員。スピード違反している星槎がいないか見張っている。夢は仙舟の交通事故を0件にすること。現在星槎海の市街地で運行を許可されているのは以下の2種類だけ。旅客輸送型と貨物運送型。貨物運送型の星槎は載貨重量で区別される。基本的に赤と緑、この2色しかない。旅客運送型の星槎は種類が多いが、基本的に青、緑、白の3色。
- バイ姉
- 初登場 - 冒険クエスト「解雇」
- 星槎の交通事故の被害者。記憶力が悪く、筆記に頼っている。家族がおらず、ずっと家政婦の仕事をしていた。
- 芦慧
- 初登場 - 冒険クエスト「解雇」
- バイ姉さんの雇い主。「胡蝶の幻境」の撮影で忙しい。
夢茗 - 場所 - 星槎海中枢
- 不夜侯の店主。停雲と親交があった。
- シエン先生
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 星槎海中枢
- 不夜侯の講談師。
- ハンデン
- 場所 - 星槎海中枢
- 「請珠閣」の店主。
- 清越
- 場所 - 星槎海中枢
- 「玲瓏斎」の店主。
- 晴雲傘「キノコ」
- 場所 - 長楽天
- 工造司民用修理ユニットA型。
殊妙 - 場所 - 長楽天
- 形虎拳館のコーチ。
- 聡
- 場所 - 長楽天
- 発明家。仙舟七詩聖。
- 阿浮
- 場所 - 長楽天
- 両親のいい子。仙舟では「成人資格」を手に入れるために試験を受けないといけない。阿浮は試験の一環でボランティア活動をしており、労働時間が足りないと成人になれない。
若月 - 場所 - 長楽天
- 元太卜司の天才卜者。今は鑑爻軒の番頭を務めている。
燕翠 - 場所 - 長楽天→金人港
尚滋味 料理長。尚滋味料理人兼店主。
- 珍味の木曜日
- 毎週木曜日、変わった味の「珍味料理」を出している。仙舟の美食家たちに変わり種や面白さを提供する。ホルモンの刺身、腎臓のスープ、黒糖のごまだれあえ、牛皮の蒸し焼き、黒ロバの蹄の炭火焼き、臭豆腐の砂糖煮など。
- パリパリキュウリの辣子鶏、フナ風味の肉炒め、陳婆豆腐
- 尚滋味の看板メニュー。昔からある伝統料理。
連煙 - 場所 - 長楽天
- 陳機店・店主。主に中古品の販売、古い物の修理、骨董品の買い取りをしている。
武赫 - 場所 - 長楽天
- 「胡蝶の幻鏡」監督。
南潔 - 場所 - 長楽天
- 「胡蝶の幻鏡」プロデューサー。
景芳 - 場所 - 長楽天
- 「将軍の賢弟」。景元の弟。普段は趣味もなく、品のある人と交流することを好む。
- 帥
- 美
- 大壮
- 江湖
隠書 - 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 長楽天
- 三余書肆の店番の小童。
- 康図
- 場所 - 長楽天
- 宝餌堂大師。
- 行雪
- 場所 - 長楽天
- 物売り。
青鏃 - 場所 - 神策府
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 神策府参謀。景元将軍の策士長。
- 斥晏
- 場所 - 神策府
- 神策府伝令兵。
- 浴鉄
- 場所 - 神策府
- 神策府護衛長。
- 永海
- 場所 - 神策府
- 神策府主簿。
- 永念
- 場所 - 神策府
- 天舶司職員。
- 小魚
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 投げ銭参拝
- コインを投げて玉輪に当たると旅の無事が叶うと言って玉輪にコインを投げている。もしコインがエンジンに巻き込まれて吐き出された場合、速度は旧式鉄砲の玉より速く危険。
- 玉輪
- 星槎の後方の丸い形のもの。星槎のエンジン。
- 永狩原野
- ウェイ
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 工造司
- 徒弟。
- チェンジェ
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 工造司
- 徒弟。
- ヅミン
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 工造司
- 徒弟。
- インチゥー
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 工造司
- 徒弟。
公輸 先生- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 工造司
- 「溶金鍛冶のてっぺん」工造司の「溶金坊」で一番年功を積んだ職人。工正(こうじょう)。
- 松煙
- 場所 - 地衡司官衙
- 地衡司執行人。「地衡司の最高頭脳派」。総務部のエリート執行人。
- 広大
- 場所 - 地衡司官衙
- 地衡司雑役。
大毫 - 場所 - 地衡司官衙
- 地衡司執行官。
浄硯 - 場所 - 地衡司官衙
- 地衡司執行人。
- バットゥータ
- 場所 - 地衡司官衙
- 送還を待つ老人。クリムト立憲国の元裁判官・副業は旅行作家。
仙舟の地理
[編集]玉界門 (JADE GATE)- 初登場 - 青霄の旅、望まぬ招き
それぞれの想いを胸に、多くの人が行き交う場所[1]。この玉界門を通り抜けてこそ、本当の意味で仙舟「羅浮」に着いたと言える[1]。
星槎海 中枢- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- NPC - 往来、清越、夢茗、シエン先生、ハワード、ハンデン、冬生、トッド、旭霞、梓橋、エディア、綿余、貸全、沐芳、春分、予衿(全20人)
- 星槎が発着している場所。医学や学問を求めたり、商売をする人々を送り出している。現在は全面封鎖されている。
- 星槎埠頭
- 場所 - 星槎海中枢
- 星槎が発着する渡し場。それぞれの想いを胸に、多くの人々が行き交う。玉界門を通って、初めて正式に仙舟「羅浮」に到着したといえる。
坤輿台 - 場所 - 星槎海中枢
- 司辰宮がそびえ立つ広場。いわゆる「地は万物を載せた輿の如し」、星槎を管理する天舶司と互いに引き立て合って風情を添えている。
- 宣夜通り
- 初登場 - 犬の跡を追い、狐の跡に耳を傾ける
- 場所 - 星槎海中枢
- 星槎海中枢を成す繁華街。店が立ち並び、夜になっても明かりが消えることはない。
- 貸全の雑貨屋
- 場所 - 星槎海中枢
- 永遠に「一掃大安売り」をしている雑貨店。店主の名前は「貸全」である。人々はその名前の正しさに驚く。
不夜侯 - 場所 - 星槎海中枢
- 仙舟の奥深い茶文化を理解したいのなら、「不夜侯」の店主夢茗に会いに行こう。
- 『太古からの響き・仙舟伝統芸能大全』
- シエン先生の作品。
- 請珠閣
- 場所 - 星槎海中枢
- 宣夜通りにある質屋。首が回らなくなった時、その危機を助ける場所。「来る者拒まず、何でもござれ」を理念としている。あなたでも、仙舟の通貨でここから面白いものを購入できますよ。
- 玲瓏斎
- 場所 - 星槎海中枢
- 孤族の若い女性に人気がある。お得意さまに停雲がいる。
- 月彫り
- 玲瓏斎の新商品。
- 瑞兆15
- 玲瓏斎おすすめの最新モデル玉兆。最新カラーの「羊脂白」を採用しており、全体的に艶があり、滑らかな質感をしているのが特徴。一代前の主力製品「瑞兆14」と比べて、性能が20%アップしている。視覚モードにマッチングして自動的に留影結像できる。
- 玲瓏斎、玉を語る
- 清越がアップした瑞兆15のレビュー動画。あらゆる項目を詳らかに解説している。
浥塵客舎 - 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 場所 - 星槎海中枢
- 流雲渡し
- 羅浮の貿易貨物の輸送が行われる埠頭。流通のために作られた星槎は、異なる世界からの貨物をここに運んでいる。
- 貨物路
- 「荷は川の流れのように、稀なる宝は雲を織る」と言われる貿易港。流雲渡しは常に世界中から届く貨物を呑み込んでいる。
積玉坊 - 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 流雲渡しの貨物を集積するための場所。貨物の箱が高く積み上げられ、迷宮のようになっている。
- 星槎乗り場
- 流雲渡し内の星槎の停泊場所。ここで仙舟に乗り込めば、すぐに星槎海の中枢に行くことができる。
- 廻星港
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 仙舟内の洞天の移動は、そのほとんどを星槎に頼っている。そして、星槎を主に生産している場所こそが「廻星港」である。カフカの後ろで響いていたのは廻星港の造船施設だった。廻星港は工造司の管理下にある[7]。
星河は夜ごと天を廻りて、銀雲は流水の如く響く。—とある詩人
廻星港の賑わう様子を見て詠んだ詩[7]。羅浮の内と外は、すべて星槎を頼って行き来している[7]。廻星港の製造ラインが止まれば、仙舟すべての航路も一時休止するしかない[7]。
- 飛星小閣
- 廻星港の入り口の小閣。工造司の職人たちのための休憩場所。
- 植船区「萌甲」
- 廻星港の植船ラインの作業場のうちの1つ。ここでは、船体の「種」が息壌に植えられ、一斉に芽吹く。
- 植船区「繁生」
- 星槎の成長ラインの内の一部。ここで「種」が芽を出し、枝を伸ばし、形になっていく。
- 停泊区
- 廻星港の泊地。栽培過程が終わり、出来上がった星槎は一時的にここに停泊する。
- 星槎の種子
- その名の通り「星槎に成長する種」。植物でいう「種」とは違って、可塑性金属、生物材料、玉兆などを融合した構造体。星槎の成長に必要な情報はすべて種子の中に保存されている。種子は「設計図」を持って生まれ、その設計図に従って一歩ずつ成長していく。外界の影響を受けない環境で十分な栄養さえ与えれば、「星槎の種子」は一次成型の竜骨に成長する。
- 培養液
- 通常、培養液中の触媒化合物の割合は一定だが、船舶の設計に合わせて調整する場合もあって、成分の割合によって船体の強度や速度も変わってくる。工造司には培養液の配合を専門的に扱う職人がいて、発芽段階から船の軽量化を図ったり、耐久性や安全性を高めたりしている。星槎の製造ラインにはアーチ型の「培養液注射器」がある。これは星槎の各培養段階で成型の微調整を行うため。
星槎の培養は大きく4つの段階──発芽、雛形、育成、成型に分けられる。
- 発芽段階
- 「星槎の種子」内の玉兆に書き込まれた情報をもとに、「息壌」と「木無患」が最初の「胚芽」と「胚軸」になる。うまく成長しない場合は、失敗した星槎の種子と金属筐体内の生物材料を廃棄しないといけない。
- 雛形段階
- 星槎の成型で最も重要。温度や培養液の構成に不備があったり、設計情報が欠落していたりすると、星槎の種子は設計図通りに成長してくれない。急速に成長した不良品の星槎は、培養槽を突き破って培養液の漏出事故を引き起こすこともある。通常、それらの培養層は廃棄するしかない。
- 玉輪
- 星槎のエンジン。星槎の船尾には丸い穴があり、そこに玉輪が組み込まれている。それによって、重力と動力を組み合わせた玉兆装置になる。廻星港の穹儀も似たような原理を利用している。不正に星槎を改造する者は、軍用戦闘艦に使われる玉輪を民間用の星槎に取り付けたりするため、事故に繋がる例も少なくない。規格に合わない改造は危険。
- 長楽天
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- NPC - ;青鏃、斥晏、浴鉄、永海、永念、松煙、広大、大毫、浄硯、バットゥータ(全19人)
- 仙舟「羅浮」に数多くある居住洞天の一つ、名は「長楽」。人々はここで百年一日が如し生活を送っている。しかし、この世に長楽無極の地などあるのだろうか?羅浮にとって重要な中心市街地。治安問題には気を配っており、街のあちこちに機巧鳥が配置されている。
- 悠暇庭
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 長楽天
- 長楽天の外縁にある、花木が茂る庭園型の浮島。頂上からは古の建木の仙跡が見える。
- 若木亭
- 場所 - 長楽天
- 仙舟の古の仙跡を見渡す小さな建物。遠くのものは手が届くように見えるが、実際には幾重もの天に阻まれていて、決して触れることは叶わない。
三余書肆 - 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 場所 - 長楽天
- ここは羅浮で最もいい書店である。豊富な書籍があるだけでなく、店長も可愛いのだ。
- 『涯海星槎勝覧』
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 孤族の冒険家(白珠)が書いた他の星の見聞録。
- 『厭作世界物語』
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 三余書肆の店主が書いた怪奇小説集。
- 宝餌堂
- 場所 - 長楽天
- 康図は「宝餌堂」の店主を自称しており、様々な疑わしい「秘薬」を売っている。
- 雑貨店
- 場所 - 長楽天
- 行雪の店では様々な雑貨を買うことができる。彼は非常に頼りになる。この職を数百年しているのだから。
- 豊穣戦争
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 餐雲承露丹
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 養心返魂丹
- 金人港
- 長楽天のグルメストリート。観光客たちはここでグルメを味わい、街角の文化を楽しんでいる。
- 金人港の夜市
- 長楽天を代表する屋台街。伝統料理から食べ歩きメニューまで、あらゆるものがそろっている。
- 乾坤街
- 乾坤街にはさまざまな老舗がひっそりと軒を連ねている。ここでは商品の販売、サービスの提供、さらには真偽不明の秘密が明らかにされている。
- 金人港埠頭
- 金人港商会が運営する貨物輸送用の埠頭。主に商品の集積、輸送に用いられている。
- コウおばちゃんの屋台
- 実のところ、金人港の屋台にあるのはありふれた小吃でしかない。けど金人港で売られていると、どこかと「文化的な堆積」を感じ、特別に見える。
- 美饌閣
- 美饌閣は長年「星間美食家協会・星間美食厳選」の10,000位内にランクインしていた。テイおばちゃんは生きている間に8000位を突破するのが夢だったが、それはまだまだ叶いそうにないのであった。
尚滋味 - 武術家料理人燕翠の名は広く知られているが、誰もが尚滋味の創作料理を味わえる訳ではない。武術の純度が高すぎるため、賞味するだけでも中々のハードルがある。
- 寿考堂
- 薬屋「寿考堂」の店主。彼女の店で冒険に欠かせない素材を購入できる。
- 陳機屋
- 陳機屋の店主連煙は「物、其の用を尽くす」という理念を信じているため、彼女の所では様々な「ゴミ」が買える。連煙が提唱しているように、この世には無用の物はない。あるのは「物、其の用を尽くす」を理解できない人だけ。
- 霍三兄の外套の裏
- 巷ではこんな噂が流れている、金人港の霍三兄は相当危険なルートから仕入れていると。その噂を検証できる人はいない。けど霍三兄は確かに他のところにはない、いい物を売っている。
- 商業活気証明
- 初登場 - 金人旧港、市店の喧騒
- 金人港の商業の活気を証明するもの、これを使って商会報酬を受け取れる。
金人港を再び繁栄に!
はぁ、会長がそれを口にするたび、私たちはタダ働きをすることになるんですよね...
- 綏園
- 数百年前に孤族の職人が作った園林洞天。観光客が休憩や散歩したり、詩作や宴会などに使われていた──今は「怪異が出る」との噂が流れている。
- 鱗淵境
- 初登場 - 諸天に平安なし、迷途重ね変える術なし
月照らす古海、妙境に勝る。
- 波月古海は持明の景勝地である。数千年前、建木の成長を抑制するため、持明族はこの洞天を器として建木の玄根を封印した。持明族が管理していた洞天。持明族の故郷から移植された古海の景勝地。大戦で折られた後も伸び続けていた建木を、同盟は鱗淵境に封じ込め、持明族の龍尊に代々建木を見守る使命を与えた。
- 顕龍大雩殿
- 数千年前、ある龍尊がここに古海の水を導き玄根を沈めた。それ以来、羅浮の持明族は建木を見守る責任を負っている。
- 古海宮殿跡
- 巨大な持明族の龍宮は海溝の深くに沈められ、過去は時間によって葬られた。
- 宮殿廃墟深部
- 龍吟が響き、雲が巻く。空と海は澄み渡り、若木は育つ。封印によって制御された建木の根は、ここでとぐろを巻き成長を止めた。
六司
[編集]星艦を頼りに運行する文明として、その社会構造は六つの領域で、それぞれの職責を担う部門によって成り立っている[8][9]。六大司部は以下の通り。
- 雲騎軍
- 太ト司
- 天舶司
- 丹鼎司
- 工造司
- 地衡司
六司の他に十王司がある。
- 雲騎軍
天星を裂き尽くし、弓を挽かば狼遂さん。
- 雲騎軍は仙舟の武装組織[8]。6艘の仙舟にはそれぞれ軍隊を統率する将軍がいて、その上に統帥がいる[8]。雲騎軍は豊穣の忌み物を消滅し、ほぼ不可能な任務──星海を穢す不死の汚染を己の責任としている[8]。各仙舟は独立して行動しているが、雲騎軍は元帥が統一して指揮を執っている[4]。
- 神策府
- 洞天 - 長楽天
- 羅浮雲騎将軍景元が公務を行う場所。しかし、将軍はいつも不在である。
太ト司 - 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
兆を視て玄を問う、数極まらば来るべくを知る。
- 仙舟で占いと情報処理を担う司部。卜者は集まり、術数を演繹し、仙舟の航路と未来を占う。情報データを推断し解析する部門。カフカと列車の暗号通信記録を傍受した。太ト司の仕事は未来を占うこと、そして情報の処理と保存[8]。「玉兆」と呼ばれる晶石技術を利用し、太ト司のト者たちは航路を占っている[8]。これこそ「筹を廟堂に運らし、過去を鑑み未来を知る」[8]仙舟の航路から政府の政策、軍隊の進軍や民生問題まで、一切が太ト司の占いによって決められている[6]。
- 祈祥台
- 太卜司洞天出入口の駐舟場。発音が「吉祥」に近いため、卜者は好んでここから洞天を出入りする。
- 授事庁
- 太卜司洞天の議事堂。太卜様は空談だけの無用な会議を嫌うため、ここはあまり使われていない。
- ト算
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- 玉兆
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
玉に紋を彫り、万事を占う—『覗密集』
- 印鑑を掘るように、工造司の職人たちは玉の結晶格子に何億、何兆という呪符を刻み込んで、それを色々な装置に入れて、設定した意図で運行させる。小さい玉兆は腕輪に嵌められるサイズだが、大きい玉兆は陣に入れて変数を推測したり、未来を占ったりすることもできる。
- 穹儀
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- 大衍窮観の陣
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 仙舟羅浮が未来を占うために構築した大型の陣法。卜者たちは無数の玉兆を連結し、過去を鑑み、未来を知る。大型玉兆演算装置。天理の変化でも浮世の変化でも、十分な情報さえあればなんでも答えられる。中の呪符と原理は「遍知天君」のヌースに由来している。奥が深いもので、太ト司で完全に把握しているのは符玄だけ。本来は舟の航路を占い、未来を問うためのもの。
- 宙合の陣
- 「宙合を見渡す」、「時間」を集めるための陣基。
- 業因の陣
- 「業因の序を識る」、「因果」の繋がりを整理する陣基。
- 界寰の陣
- 「寰宇の変を観る」、空間を集める陣基。3つの大衍窮観の陣のうちの1つ。卜算目標の空間情報のシミュレーションを担当している。
- 邪崇
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 静斎
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 元会算法
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
陣基 - 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 境換屏画
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 玉界門と同じ機能を持つ。二つの空間座標を繋ぐ。
- 宙合の陣
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 大衍万象
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 天舶司
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
天河に回る星、銀浦に流れる雲。
- 「羅浮」の空域、航行、貿易に関することを行っている。その名の通り、仙舟内部の空域と星間航行関連の事務を司っている[8]。全ての「飛行」と関わる事が天舶司の仕事[8]。仙舟でよく見かける星槎の整備も彼らの守備範囲[8]。
- 司辰宮(PALACE OF ASTRUM)
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 洞天 - 星槎海中枢
- NPC - 御空、夕葵、岩明、グレイラ
- 羅浮、天舶司の本部。船首のように高くそびえ立つ飛檐を持つ御殿。飛行士や航法士がここで多忙な日々を送っている。仙舟の街を歩いていると目に付く大きな建物が司辰宮[1]。星槎海で最も高い建物[9]。
- 素鯉扇
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 停雲が肌身離さず持っていた扇子。もともとは対だったが、片方は紛失してしまった。
- 接渡使の印鑑
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 天舶司の接渡使が身に着けていた玉製の印鑑。
- 「不夜侯」へ送る小さな箱
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 植物の種が入った小さな箱。蓋には「不夜侯」のマークが入っている。
- 「尚滋味」へ送る包丁
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 絹織物に包まれた鋭い包丁。中に「尚滋味」の広告が1枚入っていた。
英雄には宝剣が相応しく、名高き料理人には至高の包丁が相応しい。—停雲
- 停雲は燕翠にそう言って、包丁を贈る約束をした。包丁は他の世界で集めた珍しい素材で作ったもの。タラサ鋼背ガメの殻を簡単に切れそうなほど鋭い。
- 送る相手がわからない弓
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 平衡性に優れた弓矢。意外な事に、それは完全に手作りのようで、如何なる仙舟の秘術も使われていない。そのため、放たれた矢は自動的に獲物の後を追う事も、曲がる事もない。
- 新茶「遏雲歌」
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 鱗淵春、薩山緑、朝露小芽を改良して作ったお茶。雨雲が舌先に絡みついているかのように、甘く爽やかな味が続く。
- 「鳴火」商会
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 停雲が所属する商会。異種族と交流するという重責を担う天舶司の中でも、商会は重要な役割を果たしている。停雲が貿易使節になってから、16の世界と貿易使節団を立ち上げただけでなく、海市を宇宙の祭典にした。
- 丹鼎司
- 初登場 - 諸天に平安なし、迷途重ね変える術なし
龍虎交わり、玄黄再生す。
- かつては仙道を推究する場所だった。しかし建木が破壊されてからというもの、その地位は下がり、もはや仙舟の権力を左右することもできなくなっている。丹鼎司は仙舟で生物学、医学、薬学の研究をしている。遥か昔、仙舟の先民は長命種ではなかった。老、病、死の三つの苦しみから解脱するために、彼らは薬乞いの旅に出た。そして長命を手に入れた後、丹鼎司は星神が残した奇跡を利用し、「仙道」を推究し始めた。だが今の丹鼎司は衰退の道を辿り、殊俗の民が治療を求める場所となった。建木の封印場所に一番近い洞天。薬を作り、薬剤を研究する場所。
- 龍女
- 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 多くの人が白露を呼ぶ時に使う愛称。
- 龍尊
- 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 代々受け継がれてきた称号。一族の長のようなもの。龍相を持ち、龍心を伝承する者しか受け継ぐことができない。
- 岐黄署
- 医士が集まり医術を研究している丹鼎司の楼閣。その中庭にある木は建木の根の1本である。
- 医者市場
- 丹鼎司の薬売りが往来する市場。古い時代、許可された薬乞いだけがここに辿り着き、霊薬を仕入れることができた。
- 観頤台
- 公文書や医学書を収蔵している丹鼎司の楼閣。海を臨むように建てられており、いかなる機巧も近づくことを許されていないのだとか......
- 大真丹室
- 丹士たちが鼎炉を鋳造し、水と火を交わらせ、九転を経て丹薬を錬成する場所。幾度もの錬成を経て完成した丹薬は摩訶不思議で、千金に値する価値があった。しかし、それも今や過去の伝説となっている。
- 魔陰の身(長生の病)
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 死よりも恐ろしい、仙舟人の血に流れる、避けられない呪い。医師たちは、「魔陰の身」は記憶に関係していると考えている。長命種は極めて長い寿命を持っているが、記憶の要領には限界がある。数百年、数千年が経つと、長命種は感情の閾値が上昇していき、記憶は年月を重ねた摩耗の中で希薄になり衰えていく。最後には一番極端で鮮明な記憶、苦痛や悔恨の滓しか残らない。長命の最期には快楽も幸福も存在せず、苦痛だけが傷跡のように心を蝕んでいく。そういった極限の感情の中で、人としての自我が崩れ始める、これが「魔陰の身」の始まり。誰かが魔陰の身に堕ちると、十王司の冥差や判官たちが迎えにくる。
- 安神薬
- 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 魔陰の身を沈める薬。
- 雲霞紫府
- 初登場 - 金鼎に霊樹、窮地に梼杌
- 大きな丹炉。古の時代、丹士たちが仙道を極めた場所。「建木」の力を吸い取り、奇想を現実のものとした。炉の煙が絶えないところからこう呼ばれている。
- 太真鼎
- 初登場 - 金鼎に霊樹、窮地に梼杌
- 持明族の雲吟の術で駆動している。古海の水を飲み、クジラが虹を吸い込むように、丹薬を練り上げている。持明が協力して作った丹炉には、そのすべてに雲吟の術が掛けられている。
- 工造司
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
心眼に刃游がせ、奇巧を格物せん。
- 仙舟で技術開発と製造を担う司部。匠は青図を描き、機巧を用い仙舟に様々な発明をもたらす。工とは工業、造とは製造[8]。開拓者が想像し得る武器、船舶、機巧、人工知能など、全ての製造できる物はここの職人によって造られている[8]。彼らは巧奪天工の技術を求め、「百冶大煉」の儀式を完了し、「百冶」の称号を得るために日々努力している[8]。設備のメンテナンスを担当する。カフカの通信記録の裏で流れる微妙な音の正体を解析した[3]。
- 玄機坪
- 工造司洞天出入り口の駐舟場。よく大型の器材や物資を運輸するため、他の洞天よりも立派に造られている。
- 格物院通路
- 工造司格物院に通じる通路。建木の根が狂ったように成長し始めた後、橋は損壊し、道は断絶された。修理の予定はまだわからない。
- 溶金坊通路
- 工造司溶金坊に通じる道路。建木の神跡を捨てた後、仙舟「羅浮」は再び機巧を主にした技術ルートを拾い上げた。
- 造化洪炉
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 星核による災いの降臨により、建木の根に奪取された炉心。とある古の存在(歳陽)が封印されていると言われる。
- 工造司玉符
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 要地を出入りするための印。
- 匣中流光
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- からくり装置。雲騎軍の依頼で開発した武器。
- 玄鹿
- 初登場 - 茸客の呦鳴、蟠る玉鹿の蛟
- 歳陽
- 初登場 - 盲を以て明と為す、天の戮民
- 忌み物。純粋なエネルギーの形で存在し、生身の人間の感情や欲望を経験することを渇望していて、時折仙舟の洞天に入り、人を誘惑し、体に寄生していた。寄生された者は自由な意思を奪われ、段々と狂気をはらむようになる。仙舟人は長い戦いの末、1つの容器に閉じ込めることに成功した。その容器が造化洪炉だと言われている。先人たちは炉を燃やし続け、歳陽のエネルギーを削り、無へと返すことを望んだのだ。
工造司の標準部品セット 工造司で金人の製造に使われている標準部品セットで、様々な型の金人の開発に使える。 「もう100回は言っているだろ!工業化するんだ!工!業!化!」
- 諦聴
- 初登場 - 犬の跡を追い、狐の跡に耳を傾ける
- 工造司が孤族の五感をバイオミメティクスして創った機巧犬[7]。区域探測機能があり、足跡も匂いも、一度特徴を覚えればターゲットの痕跡を捉え、最後まで追跡することができる[7]。
- 地衡司
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
章を含んで貞にし、万載も移す能わず。
- 地衡司は仙舟の庶務を管理している機構。つまり仙舟の住民が最も熟知している司部。人口統計、資源配分、歴の計算など、全て地衡司が担っている。そこには社会学や生態学などの学術研究を行う学者もいる。
- 地衡司官衙
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 洞天 - 長楽天
- 地衡司の長楽天支部。職員の業務は緊急時の災害救助からペットの捜索まで、非常に多岐にわたる。
- 風雨台
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 仙舟の天気はどれもからくり造景で、風雨台が操っている。
- 十王司
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 長命種の寿命を専門的に扱い、寿瘟禍祖に対抗する機関。六大司部の他。仙舟人は同胞が死んだら、死者の名前と玉兆を十王司の因果殿に祭る。
- 判官
- 十王司の判官は仙舟のすべての魂を連れていって、審判する役割を担う。十王司の判官は、1つの命が尽きる直前、その魂を因果殿に連れていく。「拘、鎖、刑、問」の4つの職務がある。
- 雪衣
- 初登場 - 諸天に平安なし、迷途重ね変える術なし
- 十王司の傀儡判官。十王司の律令により判官は外の者と縁を結んではならない。
- 霊柩
- 初登場 - 神木再萌、撃肘されし天衡
- 死者を納める箱。棺。羅刹は棺を仙舟に運ぶよう頼まれている。
- 刃
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- カンパニーに指名手配されているだけでなく、仙舟の重罪人でもある。
- カフカ
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 現在知られている星核ハンターは5名。リーダーのエリオ以外、大まかな行動はカフカが主導している。
- 盆景
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 投影砂盤
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 六御会議
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 物流樹巧鳥
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
枘構立方 - 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 先導羅盤
- 初登場 - 流雲留まり、魔陰に堕ちる
- 四方鏡
- 初登場 - 柴府へ謁見、将軍の策定
- 電子スクリーン。カフカと刃の手配書も映し出されている。
仙舟の娯楽
[編集]- 星槎競技、孤術幻戯
- 仙舟の娯楽。
- 幻戯
- 初登場 - 講談奇譚
- 牌荘
- 初登場 - 長楽の友よ、青鳥がごと風を待て
帝垣美玉牌 - 初登場 - 長楽の友よ、青鳥がごと風を待て
- エリオ
- 初登場 - 星は周り、未来を予知す
- 「可能性」を予見でき、ヘルタ曰く、エリオは無限の可能性から生じる時間の支流を見ることができるとカンパニーは推測している。
- 仙酒玉露
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
柳林美玉液。
仙舟の敵対組織
[編集]豊穣の星神「薬師」と、その加護を受ける豊穣の民、仙舟同盟の転覆を目論む薬王秘伝、さらには第三勢力の幻朧などが敵対勢力。薬王秘伝の中には丹鼎司丹士長の丹枢など、仙舟幹部の裏切り者もいる。
- 豊穣の民
- 「豊穣」に賜福された、あちこちで略奪、繁殖を繰り返す長命種の連合軍。既に多くの世界を破壊、変化させている。豊穣の忌み物が広がることを許さない仙舟は、厳格な法律を定め、長命種の行為を制限した。
- 薬師
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 豊穣の星神。仙舟人の大敵。
- 薬王秘伝
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 仙舟で数千年前に壊滅した組織。禁忌である丹法を掘り起こし、仙道の秘密を復興させることを志としている豊穣の信者。混乱に乗じて長楽天一帯で殊俗の民を惑わしている。仙舟の内部に潜んで同盟の転覆を目論む豊穣の勢力。各洞天を漂う煙の中に魔陰の身を誘発させる丹薬を仕込んだ。組織の人数はそれほど多くはない。ほとんどが惑わされた丹士か医師。レギオンの大君と裏で手を組んでいた。
丹枢 - 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢。
- 丹士長。盲目の天欠者だが、飛び抜けて優秀。人助けが好きで、よく貧しい人に無料で薬を配っている。
紫月季 - 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 長楽天地区を担当する。
- 蒔者
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 教徒たちの呼び名。紫月季によると、組織には数万人いる。
- 妖弓
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
龍蟠蛟躍 - 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 『千手慈悲薬王救世品』
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 薬王秘伝の蒔者になるために500回写経を求められる。
緑芙蓉 - 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
薬王秘伝の蒔者。
- 紫菊(シギク)
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 藍桃(ラントウ)
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 灰牡丹
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 開拓者の蒔者としての名前。
- 執信(シツシン)
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 数ヶ月前に失踪した雲騎軍の兵士。
- 兆算玉璃
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 神降ろしの時代
- 初登場 - 蝮に鴆鳥、万寿迢迢
- 建木
- 初登場 - 長楽の友よ、青鳥がごと風を待て
- 豊穣の遺物。古樹。かつては「羅浮」が誇る至宝だった。古の時代、仙舟が天外を翔ける時に残した遺産だと言われている。『上国夢華録』によれば、全盛期の大きさは「天に到り、星を懸ける」ほどだった(空に到るほど高く、枝に星が生っているようだった)。「豊穣」の星神、薬師が羅浮に残したもの。意のままに命を彫る、死さえ征服できる神の業。羅浮の民の祖先たちは建木の実を食べたために「無尽形寿」の身になり、長命種へと生まれ変わった。嵐が割ってから、数千年もの間枯れた状態を保ってきた。
- 息壌、木無患、自在応身
- 初登場 - 金鼎に霊樹、窮地に梼杌
- 建木の力によって人類が成し遂げた奇跡。
- 気ままの門
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 明閲
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 金人
- 初登場 - 数を極め、玄を問い、歴事を窮観す
- 「繁殖」のタイズルス
- 初登場 - 神木再萌、撃肘されし天衡
明跡釦 - 初登場 - 霜刃一試し
- 大量 雲騎軍隊長
- 初登場 - 霜刃一試し
- 鏡流
- 初登場 - 霜刃一試し
- 雲騎軍にいた頃の景元の師匠。随分と昔に仙舟を離れている。
- 幽囚獄
- 初登場 - 十王の救命、災後の同行
- 影絵図名簿
- 初登場 - 十王の救命、災後の同行
- 狐仙女チャット
- 初登場 - 仙舟追愛記
- 感情コンサルタントサービス。合言葉は「俗世の出会い、贈り物をあなたに」
- 温符瑞
- 初登場 - 仙舟追愛記
- 応物課Ⅱ級スタッフ。
- 黛青
- 初登場 - 仙舟追愛記
- 狐仙女チャットの仙女。たった一人で、俗世から離れた場所に住んでいる。
- 阿青
- 初登場 - 仙舟追愛記
- 狐仙女黛青の正体。美人の孤族を騙っていたが、多くの人々の心の救いになっている。
- 幻朧
- 初登場 - 金鼎に霊樹、窮地に梼杌
- レギオンの「絶滅大君」ナヌークの麾下にして七大君の1人。凡人の自滅に執着していて、多くの生命を未来永劫の深淵に堕とした。精神と物質、双方の壊滅、心の崩壊による肉体の滅亡を好んでいる。物事を内部から崩壊させるのを好んでいる。
仙舟の食べ物・飲み物
[編集]- 自動販売機
- 羅浮には至る所にこのような自動販売機があり、飲み物を簡単に飲むことができる。
- ソーダ
豆汁 - 入手場所 - 自動販売機
- 豆乳を発酵した、酸味のある飲料、清涼感がある。顔色を変えずに1ボトル飲めば、きっと羅浮の食通たちに認められるだろう。
これは『ソーダ豆汁児』だ!『ソーダ豆汁』じゃない!児化韻を入れろ!
鱗淵氷泉 - 入手場所 - 自動販売機
- 鱗淵境で生産された天然飲用水。カロリーゼロとは表示してない、カロリーゼロみたいだけど、実はかなりカロリーが高い。
泉の湧き水のように無味無色、けどミルクティーのように高糖高脂、カロリーを摂取する時の罪悪感を最大限に抑えられます
- 屋台
- 羅浮には多種多様な食べ物がある。この屋台から「羅浮美食の旅」を始めるのはどうだろうか?
- 蓮根餅
- 入手場所 - 屋台
- 羅浮の伝統的な小吃、鳴り蓮根で作られたおやつ。一口噛むと、爽やかな笑い声を発する。たまに羅浮の食通がこれを使い殊俗の民をからかう。
びっくりしたわ!
- 熱浮羊乳
- 入手場所 - 屋台
- 仙舟同盟の特産品 浮羊乳、晴柔乳とも呼ばれる。保存が難しく、仙舟以外では味わえる機会が少ない。加熱すると佐藤を入れなくれも甘くなるが、再び温度が下がると苦くなってしまう。だから冷えないうちに飲んだ方がいい。
景元将軍は搾りたての浮羊乳を毎朝飲んでる、と雑誌『浮生』が報道していますが、神策府方面はそれを否定しています
- 獏巻き
- 入手場所 - 屋台
- 可愛すぎて食べられないロールケーキ。夢獏の毛皮のような紋様から名付けられた。
カワイイ!夢獏みたい!
実際に夢獏で作られている
???
- 玉実鳥串
- 入手場所 - 屋台
- 玉実鳥は植物と共生し、尾にたくさんの果実を垂らしている。「玉実鳥串」とは果物の串串、制作過程で玉実鳥が傷つくことはない。
じゃあ・・・これは肉料理?それとも野菜料理?
- 牛もつ乱切りのラー油和え
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- 辛い味付けがされた、香り高い牛もつ。黄石牛の肉と内臓、赤雲唐辛子のタレが使われている。
- 仙人爽快茶
- 初登場 - 犬の跡を追い、狐の跡に耳を傾ける
- 入手場所 - 不夜侯
- 不夜侯の飲み物。非常に健康に良くないジャンクフード、でもこれを飲むと、顔に謎の笑顔が浮かび上がる。
カロリーめっちゃ高いから、飲みすぎないようにね
大丈夫よ、ちゃんと冷やしたし、成分表にL-カルニチンもあるし
- 狩原毛峰
- シエン先生おすすめのお茶。
- 仙舟紅茶
- 少し渋みを感じるお茶。
バイ姉のノート 月曜日 茎ニンニクの豚バラ炒め、炒め牛乳 火曜日 仔豚の香ばし焼き、ゆで海老 水曜日 牛もつ乱切りのラー油和え、紫芋扣肉 木曜日 シナモンカツ、フナ風味の肉炒め
- 巡鏑
- 仙舟同盟内部で流通している通貨、「鏑」を単位としている。世界ショップで商品を購入する際に使われる。「カンパニー」と貿易を行う前から、仙舟の巡鏑はデジタル化されていた。同盟が創立された当初に鋳造された天金銭貨は、今では一部のコレクターの間で取引されている人気収蔵品。矢じりにも、葉にも見えるその形は、まるで文明の過去と未来を示しているようだ。
- 影絵図
- 青雀は写真のことを影絵図と呼んでいる。仙舟には見慣れない呼び方があり、適応していかなければならない。
石韻 - 初登場 - 講談奇譚
- ミーガファンタジー社の著名な役者。芸歴500年余りのベテラン。
- 砕星絶塵剣+12
- 初登場 - 講談奇譚
- 古くより伝わる神兵。すべての生命を滅ぼすことができる。作るには建木でできた柄と、帝弓の光矢の余燼「天火熔金」から鍛えられた剣身が必要。廻星港で星槎の培養に使われている種は本質的には建木と同じ。
半夏 - 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 重罪十条
- 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 仙舟の法律。
- 歩哨所
- 初登場 - 譬えば朝露の如く
梁沐 - 初登場 - 譬えば朝露の如く
- 薬を求めて仙舟にやってきた短命種。
仙舟の風習
[編集]青丘行 - 初登場 - 神木再萌、撃肘されし天衡
- 孤族が死んだ仲間を星槎に収めて星々に送り出す儀式。
- 慰霊の紙鳶
- 初登場 - 慰霊の挽章、天清らかに道は遠く
- もう飛べなくなった飛行士を追悼するための紙鳶。