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利用者:ササニシキ/sandbox

CIAとの協力関係

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1998年に「ナチ戦争犯罪情報公開法」(以後、公開法)の制定により、アメリカ国立公文書館所蔵の「ナチス・日本帝国主義戦争犯罪者、政府公開法にもとづく公開個人別ファイル」が公開された。これらの文書は公開法に基づいて2002年から2005年にかけてCIAから放出された由来から、CIA文書とも呼ばれてる。各文書に戦犯容疑者の名前がつけられ、それぞれの情報を集めた「個人ファイル(ネーム・ファイル)と、テーマ別情報を集めた「テーマ・ファイル」があり、その中でも東京裁判において免責されたとされる人物の個人ファイルの中から「緒方ファイル」が発見された。「緒方ファイル」は五分冊1000頁近くもあり、これは日本人のCIA個人ファイルの中では「正力松太郎ファイル」の三冊分を超える容量である[1]

  1. ^ 吉田則昭 『緒方竹虎とCIA アメリカ公文書が語る保守政治家の実像』 平凡社新書 p.118-119