鐘楼
平面は桁行2.7m、梁行2.4mの長方形。細部は禅宗様をを基本とし、内部は格天井を張り、出組で直接天井桁を受ける[1]。
三つ鱗の紋
本堂・山門・鐘楼・客殿の棟や鬼瓦、硝子戸などに三個の三角形を品字型に並べた、「三つ鱗」の紋がついている。この紋は鎌倉幕府の実権を握った、鎌倉北条氏の紋と同じである。円弧が重なった文様ではなく、三角形の文様を鱗とするのは、この文様の鱗は魚の鱗ではなく、龍や蛇の鱗であるという説がある[2]。
- ^ 相模原市教育委員会教育局生涯学習部博物館 編『相模原市史 文化遺産編』相模原市、2015年3月31日、161頁。
- ^ 『橋本郷土研究会資料 復刻版』橋本の歴史を知る会、2018‐2-20、147頁。