利用者:キナン耕作/sandbox
うぃき
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
647-0014 和歌山県新宮市浮島1-25 |
業種 | サービス |
事業内容 | 建設機械のレンタル・販売・修理 |
代表者 | 代表取締役社長 角口 孝幸 |
資本金 | 3億3,075万円 |
売上高 | 連結207億円(2013年実績) |
従業員数 | 連結1,000名 |
決算期 | 2月末 |
主要子会社 | 日産プリンス和歌山販売株式会社 |
外部リンク | www.kinan.co.jp/ |
株式会社キナンは、和歌山県新宮市に本社を置く土木・建設機械のレンタル・販売・修理、温浴施設の運営を行う企業である。
《概要》
[編集]油圧ショベル・ダンプ・ユニック車といった一般的な機械から、トンネル工事などで使われる特殊機械、また発電機などの小物まで工事現場で使用される建設機械の多くを揃えレンタルしている。
特に高所作業車・橋梁点検車は、ライナップの豊富さや提案力では業界No.1。 日本が直面している道路や橋梁などの老朽化問題を、点検車両のレンタルと提案力を通じサポートしている。
《社風》
[編集]どの事業もサービスを通じて常に『お客様に喜んでいただく』ことを使命とし、お客様・お取引先・社員と“人”を大切にする企業。
サービスの質を高めるため人材育成には最も力を注いでおり、会社の意思決定スピードも速い。また「失敗から学べ!」の精神も強く、何事にも失敗を恐れない攻めのビジネススタイル。
“サービス” “スピード” “行動力”がキナンの行動指針となっている。 また、売上高・従業員数の拡大が続き、組織も大きくなっているが機動力が高い企業。
株式会社組織に改めてから31年を迎えるが、以来黒字経営が続いている。
《歴史》
[編集]1974年、角口賀敏(現・会長)が和歌山県新宮市に土木建設機械の販売・修理を目的に「紀南建機」を創業。
1976年、リース部門を発足。当時の建設会社というのは自社で機械を購入して土木建設工事を行うことをステータスとしており、機械のレンタルはまだ一般的に普及していなかった。これが後に国内での建設機械のレンタル率が高まり、同社の発展に繋がる。
今では、建設機械のレンタル率は60%を超え、建設会社が機械をレンタルして工事を行うことが主流となっている。
1995年頃から積極的なM&Aを展開し、建機レンタル営業所は近畿・東海圏を中心に宮城から熊本まで全国36ケ所を運営している。
2002年、東京営業所を中心に高所作業・橋梁点検部門の強化を図り、点検車両ラインナップの充実と提案力の強化を進める。
2004年に温浴事業に新規参入。「熊野の郷」「アマンディ」のブランドで兵庫県・三重県・福岡県・佐賀県・長崎県に温泉浴場6店舗を運営。エステ・岩盤浴・レストラン・宿泊施設などを兼ね備えた温泉浴場を運営している。
2009年、角口孝幸 専務取締役が社長に就任。キナンの営業スタイルとなっている「お役立ち提案」を確立し、社員には“お客様のお役に立つ”ことをテーマに工事現場での機械施工方法からコスト削減、その地域の安全・環境問題など現場管理全般にわたる提案力の強化を推進するなど、サービス全体の質を高めている。
また、この年から修理部門の改革を行い、サービスマンの技術力アップや“修理”に対する全社員の意識向上を図る。 同社では社員の半数以上が建設機械整備士の有資格者。営業職でもあっても整備士の資格を取得させるなど、レベルの高い対応力も評価されている。
2010年、角口賀敏 会長が「一般社団法人・日本建設機械レンタル協会」の会長に選任され就任。「信頼される業界づくり」を掲げ、業界全体のレベルアップに努めている。
2013年、和歌山県新宮市、三重県南牟婁郡御浜町へ合計2500kwのメガソーラー発電所を建設・操業を行い、大幅なCO2削減の貢献に努めている。
《沿革》
[編集]1974年 和歌山県新宮市に土木建設機械の販売・修理を目的として「紀南建機」を創業
1976年 リース部門を発足
1983年 株式会社へ組織変更
1984年 三重県松阪市に松阪営業所を開設し、これを皮切りに営業所展開を開始
1991年 「株式会社キナン」に社名変更
2000年 東京に環境事業本部を開設し、環境商品のレンタル・販売を行う
2004年 温浴事業に参入。 兵庫県西宮市に1号店となる「鳴尾浜温泉・熊野の郷」を開設
2008年 本社を新宮市浮島へ移転
2012年 日産プリンス和歌山販売㈱を買収し、自動車販売に進出
2013年 クリーンエネルギー事業部を開設し、再生可能エネルギー事業に参入
《社会貢献活動》
[編集]地域活性化を目的に、NPO法人スポーツプロデュース熊野を設立。UCI国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」の運営、「熊野古道・修験道体験」など、本社がある熊野地方を中心に様々な社会貢献活動を行っている。
特に「ツール・ド・熊野」は和歌山県内では唯一の国際大会。公道を走る4日間のステージレースのため、社員や取引先また地元の方々合わせて延べ人数1,500名程が大会スタッフとしてボランティア活動している。
キナン本体の地域貢献としては、保有する建設機械が災害時に貢献できることから、震災や台風などの大災害が起きた際には積極的にボランティア活動に努めている。
近年では、東日本大震災の発生直後に東北地方30ヶ所へ支援物資を運搬している。震災当時、被災地では津波の影響で物がなく、寒さをしのぐためのストーブなどをはじめ、発電機、投光機、燃料、食料など被災地で必要な物資を直接トラックで運搬したのだが、第1便は震災からわずか5日後という機動力の高さも後に評価されている。
また、温浴事業を運営するノウハウを活かし、宮城県石巻市の荻野浜中学校グランド内へ仮設風呂「おぎの浜温泉」を開設して避難所生活を送る方々にお風呂を無料提供するなど、建機レンタル事業、温浴事業とそれぞれ培ったノウハウを最大限活かした復興支援に努めている。