利用者:オランウータン/驫
ウェリントン公爵騎馬像 | |
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Equestrian statue of the Duke of Wellington | |
2010年 | |
座標 | 北緯55度57分12.5秒 西経3度11分21秒 / 北緯55.953472度 西経3.18917度 |
所在地 | エディンバラ |
設計者 | ジョン・スティール |
種類 | 騎馬像 |
素材 |
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高さ | 26フィート (7.9 m) |
開場 | 1852年6月18日 |
献納 | アーサー・ウェルズリー |
エディンバラの総合登記所(General Register House)前に建つウェリントン公爵騎馬像(ウェリントンこうしゃくきばぞう、Equestrian statue of the Duke of Wellington)は、初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーを記念する像の一つである。エディンバラの彫刻家ジョン・スティール(John Steell)の作品で、1852年に除幕された。像が鋳造されたエディンバラ市内の施設はスティールが像の制作に際して建てたもので、この像はスコットランドで鋳造された最初の像にあたる。
外観
[編集]像はエディンバラのプリンシズ・ストリート(Princes Street)沿いに建つ総合登記所の前に設置されている。像自体の高さは14フィート (4.3 m)、台座を合わせると26フィート (7.9 m)ある。像に使用された青銅は12トン[1]。ウェルズリーは陸軍元帥の制服にマントをまとい、愛馬コペンハーゲンにまたがった姿である。コペンハーゲンは前脚を跳ね上げた姿勢であり、自身と馬上のウェルズリーを合わせた重量を支えるため、尾の部分には芯が入り、特に頑丈に作られている。
台座はデイビッド・ブライス(David Bryce)の■で[2]、側面には"WELLINGTON"と刻まれている。
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ロードコーンをかぶせるいたずらで知られるのはグラスゴーのウェリントン像であるが、エディンバラの像も標的にならないわけではない。
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鳥の脅威も存在する。
歴史
[編集]1838年、Earl of エルギン
1839年12月、エディンバラ市長のSir James Forrest, 1st Baronetは13日には非公開で、24日には公開で議会を召集し[3]、ウェルズリーの像を■論じた。
1841年、スティールはウォルマー城にウェルズリーを訪ね、座像や乗馬姿■
1848年1月、型が■当時スコットランドには銅像を鋳造できる施設が存在せず、像を作るには型をロンドンや海外に送る必要があった。輸送中に問題が起きることもあり、像が彫刻家の意図した通りに完成するとは限らなかった。■1849年5月、鋳造場での作業 [4]
ウォルター・モンタギュー・ダグラス・スコット (第5代バクルー公爵)が除幕
脚注
[編集]- ^ The Illustrated London News COLOSSAL BRONZE EQUESTRIAN STATUE OF THE DUKE OF WELLINGTON AT EDINBURGH
- ^ University of Edinburgh 1976 catalogue of an exhibition to mark the centenary of Scotland's great Victorian architect
- ^ Cookson 2008, p. 26.
- ^ Pearson, Fiona. Virtue and vision: sculpture and Scotland 1540-1990. ISBN 0-903598-14-0
参考文献
[編集]- Cookson, J.E. (2008), “The Edinburgh and Glasgow Duke of Wellington Statues: Early Nineteenth-Century Unionist Nationalism as a Tory Project”, The Scottish Historical Review 83 (1): 23-40
外部リンク
[編集]- The Duke of Wellington statue at Register House - National Records of Scotland