利用者:アルトクール/荒らし専用アカウント
荒らし専用アカウントはウィキペディアの破壊(荒らし行為)にのみ使用されるアカウントを指します。Wikipedia:即時削除の方針のうち荒らし及び広告・宣伝を繰り返すアカウントも同様に荒らし専用アカウントとみなされます。
概略
[編集]ウィキペディアで行われる荒らし行為は非ログインユーザー(IPアドレス)によって行われることが多くあります。編集は履歴として残ります。反復的な荒らし行為、問題のある投稿の継続が認められるとブロックされることになります。通常、管理者は疑わしいIPアドレスに対してWHOISなどを利用して、IPアドレスの払い出し元(契約しているプロバイダ等)を特定します。特に学校や不特定多数が使用する環境下にある端末を有する組織(ネットカフェや公共無線LANなど)に登録されているIPアドレスまたはIPアドレスの範囲は長期間ブロックされることがあります(Wikipedia:広域ブロック)。
ログインユーザー(登録された利用者)は編集履歴にIPアドレスが表示されないため、荒らし行為に用いられることがあります。ログインユーザーによる荒らしは、非ログインユーザーではできない荒らし(移動荒らしなど)を引き起こします。こうした荒らし行為を認めていないため、自動承認された利用者となるために要件を付けています。ログインユーザーによる荒らしの場合は、できるだけ速やかにブロックされるべきであると一般的には考えられています。
荒らし専用アカウントの判断材料は次のようなものです。これらは例示である点に注意してください。
- Wikipedia:即時削除の方針のうち、全般1(意味不明)、全般2(テスト投稿)、全般3(荒らしまたはいたずら)、全般4(宣伝)を繰り返す
- 意味不明な除去や加筆を繰り返す
- 複数のアカウントによりあるページ(群)を荒らす
- ある利用者や個人、組織に向けた攻撃を行う
- Wikipedia:進行中の荒らし行為やWikipedia:進行中の荒らし行為/長期にピックアップされている行為を行う(本人または模倣行為)
荒らし専用アカウントへの対処
[編集]荒らし専用アカウントについては、一時的なブロック(方針の確認期間)または無期限ブロック(専用と判断した場合)で対応されます。荒らし専用アカウントとして一時的にブロックされたことのあるアカウントは同様の行為を繰り返すと無期限ブロックが実施される可能性が高まります。
荒らし専用であると疑わしいアカウントについては管理者へ報告することができます。報告する際は不適切な利用者名を記述しないように注意してください。
IPアドレス
[編集]IPアドレスによる編集(非ログインユーザ)は、破壊行為のみのアカウントであると断定することが難しいと考えられます。それはネットワーク共有アドレスであったりプロキシサーバを経由していることがあるため、多くの場合は時間が経過すると別のコンピュータに再割り当てされると考えられるためです。
ただし、プロクシについては別の理由でブロックされることがあります。可変するIPアドレスで荒らしを継続するような場合は広域ブロックすることになります。対象範囲を指定したうえでWikipedia:投稿ブロック依頼することを検討してください。
IPアドレスは長期間に渡って、その編集履歴の大部分が荒らし行為に使用されていると判断できる場合は、年単位の非常に長いブロックの対象となることがありますが、無期限ブロックされることはほぼありません。
ただし、ISPへの通報などが伴う場合は一時的に無期限でブロックされることがあります。
複数のウィキに渡る荒らし
[編集]荒らし専用アカウントが複数のウィキに渡って問題を起こしている場合は、metaでグローバルロック(アカウント)またはグローバルブロック(IPアドレス)を依頼することができます。英語で「cross-wiki Vandalism」と表記されます。例えばウィキペディア日本語版、英語版、イタリア語版で荒らしを行ったユーザー、ウィキペディア日本語版、ウィキニュース日本語版、ウィキクォート日本語版で荒らしを行ったユーザーなどです。
依頼はm:Steward requests/Globalで行います。依頼は基本的に英語で受け付けています。
関連事項
[編集]