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利用者:アルトクール/ファイルの帰属

ファイルの帰属では、ウィキペディア及びコモンズへアップロードされたファイル名前空間における、ファイルの帰属について説明しています。

アップロードするときの注意

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ファイルをアップロードする際に、あなたはライセンスを付与することになります。あなたは適切なライセンスを継承付与するか、あなた自身のファイルならあなたが指定したライセンスを付与することになります。

ファイルのライセンスは次のものを選択します。

ウィキペディア日本語版において、ファイル名前空間にアップロードされたものは、一定期間を過ぎると投稿者依頼による削除ができなくなります。削除する場合はWikipedia:即時削除の方針#ファイル9に基づいて、投稿時点から起算して168時間以内に即時削除テンプレートが付与される必要があります。これを超えると、Wikipedia:削除依頼へ削除を依頼することになります。削除依頼を提出しても、必ず削除されるわけではありませんので注意してください。

ファイルの帰属

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ファイルはアップロードされた時点であなただけのものではなくなります。このファイルはアップロードが完了し、適切なライセンスが付与された時点でウィキペディアあるいはコモンズで管理される共有財産になります。つまり、投稿者の意向に沿って公開を差し止めたりすることはできなくなります

何故公開を差し止められないのか

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クリエイティブ・コモンズのよくある質問と回答によれば、クリエイティブ・コモンズライセンスが付与されている作品の公表を止めるのは作者の権利です。しかし、一度付与されたライセンスはこれを取り消すことはできません。正しいライセンスで提供されているファイルは、投稿者あるいは作者が「原作」(原著作物)の公開をやめることはできても、そのコピーは公開を止める権利はないということです。

ウィキペディアあるいはコモンズにアップロードされたファイルの「原作」とは投稿者の手元にあるファイルそのものを指します。原作をアップローダーによってウィキペディアあるいはコモンズにアップロードしたものは「原作のコピー」となります。アップロードされ、適切なライセンスが付与された時点で「ファイルに含まれる著作物について、無制限な再配布、商用、改変を含めた自由な利用について許諾」をしたとみなされます。つまり、自分の都合だけで公開をやめる目的で削除を求めることができません。

使われていないことは削除の要件になるか?

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ファイルの「リンク元」があるかどうかは削除の要件にはなりません。ファイル名前空間に存在するものは、その性質上「投稿者のみ」しか履歴上関わらないことがあります。つまり、過去に呼び出されている(過去の版で利用されている)可能性が否定できませんし、何らかの理由であるページに呼び出しを受けるかもしれません。ファイルに関して言えば、それを集積することの方が目的になりますから、使われていないという理由では削除を行うことはありません。

ファイルの所有権

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これはWikipedia:記事の所有権でも述べられていることです。ウィキペディアの記事に個人の所有権が無いのと同様に、ファイルページにある画像、音声、動画その他のメディアファイルにも個人の所有権はありません。正しいライセンスで提供されると、そのメディアはウィキペディアなどのプロジェクトの財産となります。

確かに、原著作物となるメディアはあなたの所有物かもしれません。しかし、ライセンスを付与して提供するということは「あなた自身の意思で提供・再配布されてもよいと同意した」ことになります。ウィキペディアやコモンズは、利用者のために用意された一時的なメディア保管庫ではないのです。

やっぱり作品を回収したいですか?

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ファイルページであっても、Wikipedia:削除依頼を提出する権利はすべての利用者にあります。どうしても作品を回収しなければならないのであれば、その理由を添えた上で削除依頼を提出してください。回収したいだけという理由では削除依頼は却下されます。

見方を変えてください。例えば、あなたが撮影した写真を出版社に提供し、これを何かの書籍に掲載したとします。あなたがあとになって出版社に「作品を回収したい」と伝えても出回っている書籍を回収はしてくれないのと同じです。この書籍は何らかの瑕疵がない限りは回収されないからです。

ファイルをアップロードするときの注意

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一度公開したファイルを回収することは困難です。ウィキペディアやコモンズにアップロードしたものもライセンスの不備などの理由が無ければ削除は容易ではありません。

画像や動画を提供しようと考えているなら、将来に渡って公開されても問題がないかをもう一度確認してください。一時的な公開を目的としてのアップロードはしないでください。