利用者:まちのみりょくはっけん/sandbox
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野球カステラ
[編集]野球カステラ(やきゅうかすてら)は、小麦粉、鶏卵、砂糖、はちみつ等の材料を混ぜ合わせ、グラブやバット等の野球道具を模した型で焼き上げたスポンジ状のお菓子。食感や味はベビーカステラに近い。製造販売店は近畿、中国、四国地方に点在しており、特に兵庫県神戸市には多く瓦煎餅店10店ほどが製造販売している。
[編集]歴史
[編集]現本高砂屋(兵庫県神戸市東灘区)が大正10年に「野球」を商標・意匠登録し、野球道具型のカステラが製造販売開始。その後、瓦せんべい店の商品の一つとして神戸市内や各地に広がったとものと考えられる。
形
[編集]ほとんどの店の野球カステラは明治期から昭和初期にかけての野球道具の形をしており、「グラブ」「キャッチャーミット」「バット」「ボール」「帽子」「インジケーター」「鞄」「キャッチャーマスク」「優勝カップ」「優勝旗」「アルファベット」などがある。例えばグラブは手首のストラップの留めがボタンであるほか、帽子は8枚の布を縫い合わせた8パネル、主審がボールカウントを記録するインジケーターはボールとストライクのみでアウトがないなど古い野球道具の仕様となっており、野球道具の初期の形を模した焼き型が受け継がれて現在に至ることが想像できる。尚、鞄は各店舗の野球カステラの比較からインジケーターが派生したものと思われ野球道具としては見かけないトランク型をしている。
製造方法
[編集]鋳鉄や真鍮製の焼き型2枚で生地を挟み両面を数回回転させて焼き上げる。通常、焼き型は4丁(本)セットで製造される。元々は職人の手焼きの技術であるが、店によっては半機械化しているところもある。
参考文献他
[編集]本高砂屋ホームページ
神戸新聞(夕刊紙面・Web2020年3月24日)
毎日新聞(朝刊紙面2020年9月8日、Web2020年8月31日)
現地取材
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ^ “神戸銘菓「野球カステラ」を約半世紀ぶりに復刻”. 本髙砂屋 | 和菓子、洋菓子、季節のギフトを神戸からお届け (2020年11月28日). 2020年11月29日閲覧。