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利用者:ぱっど長/sandbox

D4桁シリーズ

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D2桁シリーズの番号枯渇に伴い2009年より登場。初心者向け~プロのサブカメラとして幅広いラインナップを有する。 このシリーズは前シリーズを踏襲し初心者でも扱い易い様に工夫されていおり、ライブビューや動画撮影機能が新たに加わった。 大まかな区分として、D7000番台を除きAF(オートフォーカス)使用に制限がある。詳細はD40に記述。

D3000番台シリーズ
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D4桁シリーズのうち、最も下位に位置する初心者向けモデル。シャッター優先オートや絞り優先オートなどをガイド付き設定可能な「ガイドモード」を搭載しているのが特徴。 AFモーターが搭載されていない為AFに制限があるのはD40と同様だが、D60よりフォーカスエイドインジケーターの使用が可能になった。

  • D3000(2009年8月28日発売、DXフォーマット) - D60の後継モデル。センサーはCCDの10.2メガピクセルと変わらないが、AFポイントは11点と大きく増えた。背面液晶は3型23万ドット。デジタル一眼レフカメラとして初となる「ガイドモード」を搭載。シャッター横のアクティブDライティングボタンがInfoボタンに変わっており、上面部の配置はD5000とほぼ同じになった。背面はD60を踏襲し液晶が大型化したが、重量はわずかに軽くなっている。他のD4桁シリーズと異なり、ライブビューや動画撮影機能が無く旧型の色が濃いCCD機となっている。
  • D3100(2010年9月16日発売、DXフォーマット) - D3000の後継モデル。14.2メガピクセルの新型CMOSセンサーを搭載。背面液晶は3型23万ドット。映像処理エンジンに新型のEXPEED2を搭載。ニコンの一眼レフでは初めて、フルHD(1920×1080、30p)動画撮影機能Dムービーを搭載した。また、D5000にも搭載されたライブビュー機能も搭載したことにより、エントリー機としての完成度を高めた。
  • D3200(2012年4月19日発売、DXフォーマット) - D3100の後継機。2416万画素(有効画素)のAPS-Cサイズ23.2mm×15.4mmのCMOSセンサーを搭載。モニターには3インチ92万ドットの液晶ディスプレイを採用。画像処理エンジンはEXPEED3。D3100では数量限定だったレッドボディが標準でラインナップされた。また、別売ワイヤレスモバイルアダプターによるスマートデバイスとの双方向通信機能がニコンDシリーズで初めて搭載された。
D5000番台シリーズ
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D3000番台より上位に位置するモデル。ガイドモードは搭載しないが、バリアングル液晶モニターを搭載するのが特徴。 AFに制限があるのはD40と同様だが、フォーカスエイドインジケーターが使用可能。またAF-Sニッコールが完全に普及した現在、AFモーターが必須になる事もなくなった。

ニコンD5000
  • D5000(2009年5月1日発売、DXフォーマット) - D60をフルモデルチェンジしたモデル。センサーはD90と同等の12.3メガピクセル。動画撮影機能を搭載し、また背面液晶は2.7型23万ドット液晶のバリアングル液晶を搭載するなど、D60とは全く別物のデジタル一眼レフカメラに仕上がっている。なお、この機種は2009年7月下旬まで、突然電源が入らなくなる不具合を抱えている個体があったため注意が必要。対象の個体には無償修理が実施された。不具合を抱えた個体かどうかは、ニコンのホームページで確認することができる。
  • D5100(2011年4月21日発売、DXフォーマット) - D5000の後継機。バリアングル液晶モニターをD5000の2.7型23万ドットから3型92万ドットに大型高精細化し、横開き方式を採用。さらに、フルHD(1920×1080)動画撮影機能「Dムービー」もステレオ対応(別売り)、フレーム数もD5000、D7000の24pから30pとそれぞれ強化された。また静止画、動画にかかわらず、カメラ本体で演出効果を選択、設定できる「スペシャルエフェクトモード」を搭載。特にナイトビジョンモードは最高ISO 102400までの超高感度撮影が可能となっている。AFポイントは11点。連写4コマ/秒。撮像素子に上位機種D7000と同じソニー製16.2メガピクセルのCMOSセンサーを採用。画像処理エンジンにEXPEED 2を搭載。ISO 100~6400(最大ISO 25600まで増感可能)の広いISO感度を実現している。D5000にはなかったレリーズ優先モードの搭載、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能追加、D7000と同等の14ビット圧縮RAW(16枚の連続撮影可能)、高速通信規格のUHS-I対応など細かい点でも改良が行われている。
  • D5200(2012年12月15日発売、DXフォーマット) - D5100の後継機。2410万画素(有効画素)のAPS-Cサイズ23.5mm×15.6mmのCMOSセンサーを搭載。画素処理エンジンはEXPEED3。AFポイントは39点。連写は最高約5コマ/秒。レンズキット、ダブルズームキット限定でレッドとブラウンのボディが発売される。測光センサーやAFポイント等で上位機種であるD7000に匹敵する部分も多くみられる。D3200同様、別売ワイヤレスモバイルアダプターによるスマートデバイスとの双方向通信機能可能。
D7000番台シリーズ
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2012年11月現在、D4桁シリーズでは最上位モデル。主に中級者向けではあるが、オートモードやシーンモードも搭載しており初心者でも使用可能。

ニコンD7000
  • D7000(2010年10月29日発売、DXフォーマット) - D90D300sの中間に位置づけられているハイアマチュア向けの新モデル。ソニー製16.2メガピクセルの新型CMOSセンサーを搭載。背面液晶は3型92万ドット。映像処理エンジンは先行して発売されたD3100と同様EXPEED2を搭載。SDカードスロット(SDXC対応)を2つ設けダブルスロット化、モードダイヤルの下に新たにドライブモードダイヤルを新設、AFポイントが11点から39点(うち9点クロスセンサー)に増加、2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光、連写6コマ/秒、水準器表示、防塵防滴、ボディの一部にマグネシウム合金の採用などD90から大幅に改良が加えられている。またD300s同様ガラス製ペンタプリズムの採用によりファインダー視野率100%を達成、1920×1080フルHDでの動画記録可能、新型センサーの採用で常用ISO感度6400を達成など、D300sとも同等か部分的にはそれ以上の機能・性能を盛り込むことにより競合他社製品との差別化を図った。
  • D7100(2013年3月14日発売、DXフォーマット) - D7000のモデルチェンジ版。24.1メガピクセルのCMOSセンサーを搭載、光学ローパスフィルターを非搭載とし、一層の解像感向上を図っている。新たに「対DX1.3Xクロップ」モードを搭載し、DXフォーマット比で1.3倍の焦点距離相当(FXフォーマット比で約2倍相当)での撮影が可能になった。映像処理エンジンはEXPEED3を採用。AFポイントは上位機種と同じく51点に増加、中央1点はf/8でのAFにも対応している。