利用者:ちきにっちゃん/sandbox
概要
[編集]メーカー:LUDO NOVA
ゲームデザイン :Yves Tourigny
日本での販売:アークライトゲームズ
原題:Arkham Noir:Case#2 – Called Forth By Thunder
❝このゲームは、H・P・ラブクラフトや、そのほかの作家たちにより構築された、クトゥルフ神話群を題材にした、1人用カードゲームです。このゲームは『事件簿2』となっていますが、単独で遊ぶことができます。
プレイヤーは私立探偵として、次々と発生する事件を解決するために、証拠のカードの列を作って行きます。1つの事件を解決するたびに、「事件の全体像」を理解するのに必要なカード(パズルピース)が得られます。最終的に、5種類の異なったパズルピースを得たとき、事件の全体像が明確になり、すべてが明らかになるでしょう。しかし、その前に狂気に陥ったり、時間切れになって未解決になったりするかもしれません。
このゲームの主人公である探偵は、ハワード・ラブクラフトです。そしてこのゲームのカードは「潜み棲む恐怖」(1923)、「アロンソ・タイパーの日記」(1938)の物語から引用されています。❞[1]
序文
[編集]❝ ランドルフ・カーターは、君の机の向かい側に座っていた。「州警察は、ここから離れていたほうがいいと、強く勧めてくれたよ」彼らの仲間の1人が死に、ほかの2人は行方不明で、死んだと思われていたからだ。カーターは資産家だった。そしてそれが、彼がまだ投獄されていない理由だった。君は「あ、そう」という熱のない相槌を打った。彼は言葉をつづけた。「わたしたちは、地元住民に忍び寄る死亡事件を調べていた。貧困者、無断居住者、かつて土地を占拠していたオランダ系移民の子孫たち、タイパーは、わたしをその中に投げ込んだ。そして今度は、彼の方が行方不明になってしまった。すべてが手に負えなくなった。君はわたしのために、これを解決できるのかな?」
借りを返さねばならないときは、余裕があるうちのほうがいい。そこで君は彼に、車でキャッツキルに行って、あたりを調べてみると言った。「傘を持っていくといい」彼はそう告げた。「そのあたりは、ひどい嵐だそうだ」
君、ハワード・ラブクラフトは私立探偵として、「潜み棲む恐怖」(1923)、「アロンソ・タイパーの日記」(1938)の物語に基づく事件を解決しなければならない。❞[2][3]
ゲームの内容物
[編集]- セットアップカード4枚
- 手がかりカード50枚
- 犠牲者カード6枚
- 嵐カード4枚
- 専門家カード1枚
- 式文カード1枚
- 早見表カード3枚
- ルールシート1枚
カードの種類と説明
[編集]セットアップカード
[編集]- ゲームのプレイには直接の関係はなく「捨て札置き場」などの位置を明確にするために使われる。
- それぞれ「セットアップカード1・2・3・4」と記されていてカードの置き場所と簡易的なルールが書かれている。
- 3と4には裏表があり裏面には「セットアップカード3・4※」と記されている。裏面はゲームの難易度を上げる際に使う。
手がかりカード
[編集]- ^ “アーカム・ノワール:事件簿2 完全日本語版 | ArclightGames Official”. arclightgames.jp. 2021年6月3日閲覧。
- ^ アーカム・ノワール:事件簿2 完全日本語版 ルールシート
- ^ “pdf ruleset for Arkham Noir:Case#2”. 2021年6月3日閲覧。