利用者:せたほ/sandbox
ここはせたほさんの利用者サンドボックスです。編集を試したり下書きを置いておいたりするための場所であり、百科事典の記事ではありません。ただし、公開の場ですので、許諾されていない文章の転載はご遠慮ください。
登録利用者は自分用の利用者サンドボックスを作成できます(サンドボックスを作成する、解説)。 その他のサンドボックス: 共用サンドボックス | モジュールサンドボックス 記事がある程度できあがったら、編集方針を確認して、新規ページを作成しましょう。 |
キシイ・カウンティ(キシイカウンティ、Kisii County)は、ケニアの南西部に位置する47のカウンティのうちの一つである。2013年の地方分権実施以前は旧ニャンザ州の一部であった。北はホマベイ・カウンティ、東はニャミラ・カウンティとボメット・カウンティ、南はナロク・カウンティ、西はミゴリ・カウンティと接している。面積は1,317.9㎢、人口は1,152,282人である[1]。行政上の中心都市はキシイ・タウンである。
歴史
[編集]地理
[編集]キシイ・カウンティは標高は1,200mから2,100m近くあり、山や谷に囲まれた急峻な地形が特徴的である。全体的に東から西へと傾斜しており、カウンティを分断するようにいくつかの川がビクトリア湖に向かって流れている。
気候
[編集]高地赤道気候に属しており、年に2度の雨季(大雨季:2〜6月、小雨季:9〜11月)がある。年間降水量は1,500mm。1月及び7月は比較的乾燥している。最高気温は21〜30℃、最低気温は15〜20℃である。 降水量が多く、また気温も適度なことから紅茶やコーヒー、メイズ、豆、バナナなどの栽培や酪農に適している[1]。
近年は気候変動の影響により、耕作の開始時期が予想しづらくなっており、農業生産が低下するとともに食料の安全保障に対する懸念が高まっている[1]。
行政
[編集]行政
[編集]行政区分
[編集]キシイ・カウンティには9つの選挙区がある。選挙区はカウンティの下位行政区分であるサブカウンティ(sub-county)と対応している。
選挙区(サブカウンティ) | 旧ディストリクト名称 | |
---|---|---|
1 | South Mugirango | Gucha South |
2 | Bonchari | Kisii South |
3 | Nyaribari Chache | Kisii Central |
4 | Kitutu Chache North | Marani |
5 | Nyaribari Masaba | Masaba South |
6 | Bomachoge Chache | Gucha |
7 | Bobasi | Nyamache and Sameta |
8 | Kitutu Chache South | Kisii Central |
9 | Bomachoge Borabu | Kenyenya |
経済
[編集]農業
[編集]主要な農作物はメイズ、バナナ、豆、ジャガイモ、紅茶、サトウキビ、コーヒー、各種園芸作物である。
労働人口の8割以上が農業に従事しており、人々の生業として重要な産業である。近年の人口増加によって土地の細分化が進んでおり、多くの農家は農地面積が平均0.5〜4.5エーカー(約0.2〜1.8ha)[1]の小規模農家である。食用作物のための耕地面積はカウンティ全体で約72,500ha、換金作物のためのそれは約17,800haとなっており[1]、多くの農家は自給用の作物と換金作物の両方を栽培している。土地の細分化に伴って食料の安全保障に対する懸念が高まっており、伝統野菜および園芸作物双方の生産の促進が求められている[1]。
住民
[編集]人口
[編集]2009年に行われた国勢調査によると、キシイ・カウンティの人口は115万2,282人である(男:55万464人、女:60万1,818人)。予測によると、2012年には122万6,873人、2015年には130万6,652人、2017年には136万2,779人に増加する見通しである[1]。人口密度は874.3人/㎢となっており、ナイロビ、モンバサ、ヴィヒガに次いでケニアで4番目に高いカウンティである[2]。
脚註
[編集]- ^ a b c d e f g “Kisii County Government”. 2014年10月12日閲覧。
- ^ “2009 POPULATION & HOUSING CENSUS RESULTS”. Minister of State for Planning, National Development and Vision 2030. 2014年10月13日閲覧。