利用者:ぎぶそん/作業場2
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千秋氏 | |
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本姓 | 藤原南家 |
家祖 | 藤原季範(貞嗣流) |
種別 |
社家 華族(男爵) |
出身地 | 尾張国 |
主な根拠地 | 尾張国、三河国、 |
著名な人物 |
藤原季範 藤原範忠 千秋季光 千秋季忠 千秋季信 |
凡例 / Category:日本の氏族 |
千秋氏(せんじゅうし)は日本の氏族の一つ。藤原南家の藤原季範が熱田神宮の大宮司になって以降、熱田神宮の大宮司を明治時代まで世襲した。
歴史
[編集]熱田神宮の大宮司職は代々尾張氏が世襲していたが平安時代後期に尾張員職(おわりのかずもと)の娘婿の藤原季兼の子、つまり員職の外孫の藤原季範に大宮司職が譲られた。季範の娘の由良御前は源義朝の正室となり源頼朝を生んでいる。季範の長男、藤原範忠の娘は、季範の養女となり足利義康に嫁している。このように千秋氏は熱田神宮の大宮司を世襲する社家でありながら、武家社会との結ぶつきを強めていった。熱田大宮司職は季範の子の範忠、範信、範雅の間で継承された。範信の子の憲朝が「千秋」と号したのが「千秋氏」のはじまりである。 源頼朝の外戚として鎌倉幕府とのつながりを強めた熱田大宮司家であるが、承久の乱でが一門の多くが京方につぎ所領をそがれている。千秋氏のそのうちの一つであり、熱田大宮司職から遠ざかっっていたが室町時代の千秋高範が大宮司職に就いた。