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MTAリージョナルバス(MTA Regional Bus Operations)は、2008年に発足したMTAの下部機関。MTAの運行する全てのバスの運行を管轄する[1]。
ブランド
[編集]現在、MTAリージョナルバスという名称は公式文書にのみ使われており、一般向けには2008年統合以前に存在した2つのブランドが引き続き使用されている。
- ニューヨーク市バス(New York City Bus)
- ニューヨーク市を走るほとんどのバス。ニューヨークシティー・トランジット・オーソリティーにより運行される。
- MTAバス(MTA Bus)
- かつてによって管理されていた7つのバス会社を統合したもの。
沿革
[編集]ニューヨーク市バス
[編集]MTAバス
[編集]統合
[編集]2008年、ニューヨーク市バス、MTAバス、ロングアイランドバスの3社が統合され、MTAリージョナルバスが発足した。ロングアイランドバス以外の2社のブランドは引き続き使われることとなる[2]。
路線
[編集]、、、、を参照。
路線の殆どは、ニューヨーク市内で完結しているが、一部路線では、ナッソー郡、ウェストチェスター郡や、ニュージャージー州を通るものもある。
ニューヨーク市バスの系統名は運行する区を示すアルファベット(B=ブルックリン、Bx=ブロンクス、M=マンハッタン、Q=クイーンズ、S=スタテンアイランド)と数字の組み合わせとなっている。急行バスはアルファベットXを用いる。MTAバスの系統名もこれに準じるが、区をまたぐ急行バスの場合、起終点双方のアルファベットを付ける(例えば、ブロンクス-マンハッタン間の急行バスはBxM)。
セレクト・バス・サービス
[編集]セレクト・バス・サービス(Select Bus Service、+SBS+)は、MTAの運行するバス・ラピッド・トランジットの名称。市内に設けられたバス専用レーンを走行する。事前にバス停に設けられた券売機で乗車券を購入し乗車する信用乗車方式となっている[3] 。2012年末現在で4路線が運行されており、2013年までには新たにB44系統も加わる予定である。
- 現在運行されている系統(運行開始順)
- Bx12
- M15
- M34/M34A
- S79
- 運行予定・検討中の系統
- B44(2013年に運行開始予定)
- Bx41(検討中)
- M60(検討中)
車両
[編集]を参照
MTAリージョナルバスは5900台以上のバスを保有し、ニューヨーク市、ナッソー郡南部、ヨンカーズでの運用に充てている。また、これらのバス全てに身体障害者に対応した設備が備え付けられている。[4][5]
運賃
[編集]メトロカードも参照
以下は、2013年3月改正時点でのものである[6]。
ローカル、リミテッド、セレクト・バス・サービス (申し出れば乗換が可能) |
急行バス (ニューヨーク市バス・MTAバス) |
学生運賃 | |||
---|---|---|---|---|---|
正規運賃 | 高齢者・身障者割引 | 正規運賃 | 高齢者・身障者割引 (オフピーク時のみ) |
Student Free MetroCard (ニューヨーク市内のみ) |
Student Half Fare MetroCard (ニューヨーク市内のみ) |
$2.50 $2.75(シングルライド) |
$1.25 | $6.00 | $3.00 | 無料 | $1.25 |
脚注
[編集]- ^ MTA Moves to Streamline Bus Operations
- ^ MTA Moves to Streamline Bus Operations
- ^ Riders Will Pay Before Boarding, and Save Time, on Revamped Bus Route, New York Times, June 29, 2008
- ^ NYCT data from the National Transit Database
- ^ MTA Bus Company data from the National Transit Database
- ^ New MetroCard Fares — Effective March 3, 2013