利用者:おここいうゆ/下書き
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(BPSTインスタントン)
[編集](インスタントン)
[編集](戸田格子)
[編集]戸田格子(とだこうし、英語: Toda Lattice)とは、戸田盛和によって発見された可積分系で、指数関数的ポテンシャルを持つ1次元の格子である。
戸田格子
[編集]、 を定数として、戸田格子のハミルトニアンは、質量を として、
で定義される。 は結合定数と呼ばれる。運動方程式は
となる。
一般化戸田格子
[編集](結晶基底)
[編集]結晶基底(けっしょうきてい、英語: crystal base)は量子群の表現の基底のひとつ。柏原正樹によって導入された。ジョージ・ルスティックによって発見された標準基底には、 において一致する。
定義
[編集]を量子群、 を可積分な -加群とする。また を における有理関数のうち で正則なもの全体、 を の -部分加群、 を の基底として、次を満たす組 を結晶基底という:
- (1) をウェイトによって分解し としたとき、、。但し、、 とした。
- (2) 任意の に対して、、 が成り立つ。
- (3) 任意の に対して、、 が成り立つ。
- (4) 任意の 及び任意の に対して、。
参考文献
[編集]- Masaki Kashiwara (1990). Crystalizing the q-analogue of universal enveloping algebras. 121. Commun. Math. Phys.. pp. 249-260 .
- George Lusztig (1990). Canonical bases arising from quantized enveloping algebras. 3. Journal of the American Mathematical Society. pp. 447–498 .