利用者:あんびしゃす/志プロジェクト

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志プロジェクトは、地域活性化の取り組みのひとつとして、次世代を担う人材育成を目的として、地元の大学生が地元企業の会社案内を制作する活動である。制作過程を通じて、地域の大学と企業の相互理解・地元就職の促進・地域人材の育成を目指している。

概要

2015年に富士ゼロックス（現：富士フィルムビジネスイノベーション）が「地元の大学生が、地元企業に対し、電話でアポイントをとり、企業訪問・インタビューをして、経営者の方から直に会社経営について話を伺い、学生目線での会社案内を作成するプロジェクト」^[1]として志プロジェクトを開始。全国の大学に展開し、2019年11月時点で14地域22大学が参加している。

2021年4月に富士ゼロックスは社名が「富士フイルムビジネスイノベーション」と変更したことにともない、志プロジェクトの全国事務局としての活動も一旦停止している。以降は各地域の企業と大学が独自で志プロジェクトを継続している。大阪地域ではアピックスが地域事務局となり、志プロジェクトを推進し、大阪経済大学経営学部が毎年参加している。2020年度は「コロナ禍におけるCSR」というテーマで学生が会社案内を作成し^[2]、2021年度は「足元のSDGsを探そう」というテーマで、企業活動と社会貢献とのつながりを取材等を通して探求し、最終成果としてパンフレットを作成した^[3]。2022年度からはゼミ活動ではなく経営学部の秋学期授業科目「地域企業連携実習」として志プロジェクトに参加している。