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利用者‐会話:Tomos/GFDL改訂草案についてのコメント

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以下の記述には、Free Software Foundation によるGNU Free Documentation License Discussion Draft 1 of Version 2, 25 September 2006からの引用を含みます。

また、サブジェクトページ(利用者:Tomos/GFDL改訂草案についてのコメント)に書かれた Tomos さんによるコメントも引用しています。


コメント用ページ
前回は気付いてなかったのですが、[1]というページで、ドラフトに対するコメントが寄せられているのに気付きました。このページで、色が付いているテキストをクリックするとコメントがポップアップします。
どうも invariant section は不評なようです。それと、幾つかの言い回しは GPL のものと同じにしているとか。GNU Wiki License には予想通り(?)コメントが集中してます。あと、8b. のコメントに、w:Wikipedia:Verbatim copyingの URI が示されていました。essay だそうですが……。
ログインすれば、コメントしたいテキストを選択して C キーを押すことでコメントできるようですので、Tomos さんもされてみてはいかがでしょうか。コメントシステムの詳しい説明は[2]にありました。……このページはなぜか wikipedia 風 wiki ですね。

以下が再投稿分になります。追記した文は (アンダーライン)で修飾しています:


こんにちは。読んでいて気になった英文解釈についてのみ数点コメントします。全体に些細なものが多いです。内容は無保証です。間違っている可能性もあります(実際、4Cのところは最初は僕も前者だと思いました)。もし誤った解釈があったらすみません。また、この分野には無知なので残念ながら議論への参加などはできないことをお断りしておきます。

1条

> 更に、この文にはA, B, or C, or D とor が2度登場しますが、1度でいいような気がします。。
versions [that have been...] と versions [to which ...] が並列なのでこれでいいと思います。
> "based on"
検索したら 4条 K項にありました。が、これはこの意味なのかどうか……
7条のタイトルに対するコメントで、「based on はどこいった?」と指摘されています。


第3条

> カバーテクストについての規定。
ちょっと大胆(?)な解釈かもしれません(書いた人に確認した方がいいでしょう)が、文字通りにとると、
If 以下の各条件はいずれも and で繋がれているので、
  1. printed でない(紙に印刷されていない)ような copies なら、それらを covers に enclose することは不要。ただし紙でなく media であっても、ふつう printed covers を持つような copies は除く(これって、CDとかDVDとかがあたるのでしょうか)。
  2. printed であっても、100部 以下なら不要
  3. printed で 100部 以上あっても、the Work's license notice が Cover Texts を require してなければ不要
とは、ならないでしょうか。

第4条 C と 第5条

if [the material derived from the Work] is [more than 1/4 of the total.]
total がどちらの total なのかということですが、derived を「...に由来した」と捉えることと、実際に combination を考えることで、改変版の total と考えるのが自然だと思います。「原作品由来のものが、改変版の 1/4 を超える分量を占める場合」、つまり後者(ただし「以上(≧)」ではなく「を超える(>)」ですが)。
まず the material derived from the Work は「the Work に由来する(改変版中の)material」と考えるのが自然だと思います。でもこれだけでは弱いかもしれないので、具体例を考えてみました。
仮に A から E の 5 つの原作品を元に combination を作ったとします。後者の解釈(改変版のうちの割合)が正しかったとすると、少なくとも分母がそろうので楽です:
  • ケースα: Aから1, Bから1, Cから1, Dから1, Eから1 ずつもってきた場合。一目で 1/5 ずつだとわかるので、principal authors はまったく書かなくてもいい
  • ケースβ: Aから2, Bから3, Cから4, Dから5, Eから6 もってきた場合。足し算は必要だけれど、分母はそろうので通分は不要。暗算で十分。1/4 = 5/20 以下なら書く必要はないということ。A 由来: 2/20, B 由来: 3/20, C 由来: 4/20, D 由来: 5/20, E 由来: 6/20 なので、A, B, C, D は不要で、E 必要
といった感じになります。一方、前者の解釈(原作のそれぞれの割合)だとしたら、原作品それぞれの「大きさ」に対する「採ってきた分量」それぞれ「の割合」をいちいち調査して、principal authours を書くか書かないかを個々に判断しなくてはならない、ということになります。分母がそれぞれの原作品の大きさに依存するので、ちょっと計算が面倒です:
  • ケースα: Aから1, Bから1, Cから1, Dから1, Eから1 ずつもってきた場合
  • Aの大きさが1, Bの大きさが2, Cの大きさが3, Dの大きさが5, Eの大きさが6 の場合。A から: 1/1, B から: 1/2, C から: 1/3, D から: 1/5, E から: 1/6 なので、A, B, C は必要、D, E は不要
  • Aの大きさが10, Bの大きさが8, Cの大きさが6, Dの大きさが4, Eの大きさが2 の場合。A から: 1/10, B から: 1/8, C から: 1/8, D から: 1/4, E から: 1/2 なので、A, B, C, D は不要、E は必要
  • 以下引き続き A - E の大きさに依存していくらでもパタンはありうる
  • ケースβ: Aから2, Bから3, Cから4, Dから5, Eから6 もってきた場合
  • Aの大きさが8, Bの大きさが18, Cの大きさが10, Dの大きさが30, Eの大きさが20 の場合。A から: 2/8 = 1/4, B から: 3/18 < 1/4, C から: 4/10 > 1/4, D から: 5/30 < 1/4, E から: 6/20 > 1/4 なので、A, B, D は不要、C, E は必要
  • 疲れたんでこの辺で……
taken together と言っているし、この、前者の解釈というのは、ちょっとありそうにないんじゃないかなと思いました。ただ、自信はないので、もちろん、書いた人に確認した方がいいとは思います。
Conbine については、コメントで invariant section の統合の仕方について疑問を呈している方もいらっしゃいます。

第6条a

> 20,000字までという規定ですが、抜粋・改変しての利用の場合、改変後の作品全体が20,000字以内でなければならないなのか、それとも改変に用いられる原作品の分量が20,000字以内でなければならないなのか、ということがよくわかりませんでした。文面からは前者に見えるのですが、抜粋についての規定だということを考えると後者の方が自然のような気がします。
文面からは前者に見えます。
{ [a work / a Modified Version / a collection] ≦ 20,000 字 } = an Excerpt
20,000字って、何語の文字なんでしょう。改変後のそれぞれなのかとは思いますが。
実際の例を挙げつつ「ウィキペディアについて考えたら足りないじゃん」というコメントが付いてます。
> スライド資料について言えば、ビデオのようなものだと考えて1分分を利用しようと思ったところ実はその1分が20,000字を超える場合には利用不可能でしょうか?
どちらとして publish するかでは。この例は微妙かもしれませんが、
> 逆に、例えば映画のオープニングで物語の背景を説明する画面から20,000字分利用しようとしたところ、映画の時間にして1分以上の実行時間がかかる場合はどうでしょうか?
こちらだと、「映画の時間にして1分以上の実行時間がかかる」ということから「動画として publish している」ので、不可ではないでしょうか。一方、画面から 20,000 字分を「テキストに書き出して web ページにする」のは OK なんじゃないかなと。もっともスライドの例のように曖昧さは残りそうですけれども。

第8条b

>移行の条件として、2006年7月1日以前にウィキに投稿されたものだということですので
まず6月 (before 1 June 2006) です。それはいいとして、
if [all the material in the Work] was either [initially developed in that collaboration system] or [had been imported into it before 1 June 2006]
Wikipedia は、either の前者にあたるのではないでしょうか? import ってのが何を意味するのかイマイチわからないのでちょっと自信はありませんが。よく考えたら into it の it って Wikipedia ですよね。

以上の記述は、2006年11月3日 (金) 03:02 (UTC) に一度投稿した後、引用元を明記していなかったことからいったん削除した .m... のコメントに若干の編集を加えて再投稿したものです。一部、過剰だった引用を削除するとともに、追記を加えてあります。

この後ろにあった Tomos さんのコメントは(僕が勝手に投稿するのははばかられるので)復元しませんでしたが、保存してありますのでご希望があれば再投稿できます。--.m... 2007年1月26日 (金) 16:48 (UTC)[返信]


再投稿、ありがとうございました。僕も自分のコメントは保存しておいたので、再投稿させて頂きます。多少なりともご覧になる方の参考になればと思います。。


お久しぶりです。非常に丁寧に読んでいただいたようで本当にどうもありがとうございました。

or or についての件は、その通りですね。。June=6月も。。済みませんでした。。


  • 4条Cと5条 1/4 of the total について

もう少し考えないと僕にはわからないようです。。。

  • 第6条a 20000字の制限について

これは文面からは.m...さんの解釈と同じように感じました。。ただ、そうするとこの抜粋の規定に従って利用した文を含む記事は、20000字以上に成長してはいけない、ということになりそうで、それよりも20000字以上を利用してはいけないという風にしてもらった方がいいような気がしました。まあ、2万字だったらウィキペディアの記事としてはむしろ例外的に長い方になるので、(元_(王朝)ぐらい)ウィキペディアのことだけを考えれば、それほど案ずることはないかも知れませんが。。

  • 8条b、ウィキライセンスへの移行について

importというのは、ウィキのようなシステムではない、たとえばブログやソフトウェアマニュアルとして出回っているファイルなどで、GFDLでライセンスされているものをウィキに持ち込むことかなと思いました。

また、ウィキペディアのmaterial が全て6月1日より前に開発されたということは言えないと思います。多くのページはそのようになっているでしょうが、6月1日以降に新しく投稿される記事などは明らかにあてはまらないと思います。そうするとそのような記事についてはウィキライセンスに移行できないから削除するのか、それともウィキライセンスへの移行をあきらめるのか、という問題が発生しそうです。インポートの語の意味をどう解釈するかとはかなり独立した問題としてこの問題があるような気がします。

他にも考えたことなどはありますが、またの機会にします。。Tomos 2006年11月6日 (月) 07:26 (UTC)[返信]


(以上再投稿部分。)

ところで、現在あるドラフトにコメントが投稿できるという件ですが、是非コメントを提出したいと思っています。

ただ、一個人として出すよりも他の人と連名で出せたらその方が効果的だろうという気もしますし、もし関心を持つ方がいれば、議論してからコメントを出す方が、トンチンカンなことを言ったりする可能性も減るのでいいかな、と思いました。

Tomos 2007年1月26日 (金) 18:03 (UTC)[返信]