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野口哲哉(のぐち てつや、1980年 - )は、日本の現代美術家[1]。 鎧兜を着た人物をモチーフに、立体作品や絵画を制作している。作品は一見古びて見えるが、樹脂やアクリルなど現代的な素材で作られている[2]。リアルな佇まいにペーソスやユーモアが入り混じった作風が特徴[3]。作品には古典の引用や歴史の読み解きが頻繁に現われ、制作活動には学術的な一面もある[4]。
主な個展
[編集]- 2008 「野口哲哉展」/TCAF2008
- 2014 「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」/練馬区立美術館/アサヒビール大山崎山荘美術館
- 2015 「The HISTORICAL ODYSSEY」/羽田空港 国際線ターミナル
- 2015 「SLEEP AWAY」/アートフェア東京2015
- 2015 「野口哲哉ノ作品展 別世界旅行」/ギャラリー玉英
- 2016 「Human silhouette」/アートフェア東京2016
- 2016 「Antique Human」/ギャラリー玉英
- 2017 「ドローイング展 〜鎧と鉛筆〜」/ギャラリー玉英
- 2017 「作品展 armored neighbor 〜鎧を着た隣人〜」/ギャラリー玉英
主なグループ展
[編集]- 2007 「現代アーティストによるLE MONDE DE COCO―ココの世界」/シャネルネクサスホール
- 2008 「アートフェア東京」以降毎年出品
- 2009 「Parabiosis」/Soka Art Center
- 2009 「医学と芸術:生命(いのち)と愛の未来を探る」/森美術館
- 2010 「BASARA」展/スパイラルガーデン
- 2013 「有馬温泉路地裏アートプロジェクト」/兵庫県
- 2015 「茶の湯 釜の美」/泉屋博古館 分館
- 2016 「再発見!ニッポンの立体」/群馬県立館林美術館/静岡県立美術館/三重県立美術館
- 2017 「CROSS POINT 交差する視線ー20の表現」/香川県立ミュージアム
- 2018 「集え!英雄豪傑たち 浮世絵、近代日本画にみるヒーローたち」/横須賀美術館
その他の活動
[編集]出版
[編集]関連人物
[編集]- 藤本正行 「侍達ノ居ル処」に寄稿
脚注
[編集]- ^ ギャラリー玉英 ーARTISTS 野口哲哉 CV Statement
- ^ 野口哲哉, 『侍達ノ居ル処』, 2014, 青幻舎 145頁「作品リスト」参照 (ISBN 978-4-86152-429-5)
- ^ nebula なぜ侍の標本を作るのか。現代美術家・野口哲哉の自然観に迫る ー現実を知るためのユーモア, ー生命が纏う哀愁
- ^ nebula なぜ侍がヘッドフォンを付けるのか。現代美術家・野口哲哉のリアリズムに迫る ー常識への信頼
外部リンク
[編集]- ギャラリー玉英(取り扱いギャラリー)
- 野口哲哉 公式Facebook(ギャラリー玉英による運営)
- インタビュー動画「Tetsuya Noguchi, Artist」/toco toco
- インタビュー記事「なぜ侍がヘッドフォンを付けるのか。現代美術家・野口哲哉のリアリズムに迫る」/nebula