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ルッキング(昆虫採集)

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ルッキング採集とは、ヒメオオクワガタルリクワガタなどの高山系の昆虫を捕まえるための技法(採集方法)のひとつで、樹液採集やトラップ採集とは異なるものである。木々や葉や新芽などに隠れる昆虫を目で探すことから、昼行性の昆虫が対象になることが多く、大自然の中での昆虫採集を楽しめるものであり人気も高い。


概要

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ルッキング採集を一般的に考えると、昆虫網を携えて昆虫を探し回るだけの方法であり、結して特別な方法ではないように受け取られるが、特定の昆虫のみを探す場合や、個体数の少ないものを探す場合などは、その技法は採集と言うよりむしろ狩り(狩猟)に近いと言える。対象にする特定の昆虫の生態や木々の状態、環境・天候・気温等も影響があり、習性などを理解した上の採集方法となる。これがルッキングである。

ルッキングは、大きく分けると以下の2つがある。

  1. ヒメオオクワガタを中心にしたルッキング採集
  2. ルリクワガタのブナの新芽採集


昆虫の飼育本や昆虫図鑑に紹介されるカブトムシクワガタムシの生態、採集方法としては、里山の雑木林や離島でのものが多く紹介されているため、夕方から明け方にかけての夜の採集方法が多く紹介されている。昼間は木の洞の中や樹木の樹皮の下や下草の枯葉の下などに隠れているクワガタムシの種類も多く、樹液採集やトラップ採集も夜を中心に行われている。また最近人気の高い外灯採集やライトトラップ(燈火採集)も夜である。 高山系のクワガタムシは夏の夜間でも気温が低くなるために他のクワガタムシと異なり、日中の活動(昼行性)が中心となることから、このルッキング採集は高山系のクワガタムシの採集方法の代表的な採集技法となっている。


ギャラリー

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関連項目

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