利用者‐会話:あら金/20070731までの会話
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- あら金さんは熱化学方程式であることを理由に をに直したようですが、熱化学方程式では が正しく、化学反応式で、平衡状態を表したい場合にはその辺に熱量を合わせて記載することが認められていたと認識していましたが、違いますでしょうか?また、ルシャトリエの原理ではまさに平衡状態が問題であるから、左右の矢印でいいのではないでしょうか? --Raiaqp 2007年4月14日 (土) 15:56 (UTC)
- 反応式と熱化学方程式では意味合いが異なります。熱化学方程式では左辺の状態から右辺の状態に反応が進むと+92.2kj/eq.の熱放出があるという2つの状態のエネルギー収支の関係を示しています。これは右辺と左辺との間に平衡があることを前提としません。たとえばグラファイトがダイアモンドに変化する場合も吸熱反応で熱化学方程式で記述されますが、その熱量を系から除去したからと言ってグラファイトがダイアモンドになるわけではありません。なので熱化学方程式自体は反応の進む方向を示すためのものではなく、状態の移り変わりを示すものの為、熱化学方程式である限りは平衡の双方向矢印を使うのは本質的には間違いです。+kjという熱量項が左辺に含まれる限りは反応式ではなく熱化学方程式と解釈するのが化学式のルールです。すべての化学反応は究極的には可逆反応ですから(ありそうもない条件を整えることができれば進む場合も含めて)逆向きの矢印(逆反応)が常に存在することは暗黙の了解事項です。(可逆反応がすべて熱平衡状態にあるとは限らないです)通常の反応式にどうしても熱量を加えたいときは熱化学方程式と誤解しないようにするために、反応式と熱量項の間をあけ括弧で括ったり、反応式と熱量項の間にコロンをおいて明示的に区別できるようにするなど配慮が必要です。--あら金 2007年4月14日 (土) 19:26 (UTC)
- お話はわかりましたが、ルシャトリエの原理は平衡状態を問題にし、平衡状態であることを明示的に表すことがこの場合必要であるかと思われますが、いかがですか?また、自分が参照している資料は論文などの正式なものではないものの、のような書き方をしている資料もありましたがそれは、資料の書き方がいけないのでしょうか?--Raiaqp 2007年4月15日 (日) 04:05 (UTC)
- ル・シャトリエの法則は経験則であり定量性は全くありません。発熱か吸熱かが問題でありその熱量の絶対値は意味を持ちません。熱化学方程式は熱収支を量的に示すためのものであり、ル・シャトリエの法則を説明する上では熱化学方程式を持ちだすまでのことはないと考えます。平衡の反応式の右辺に(発熱)と書けば十分説明したことになります。それゆえ前回はそれよりも丁寧な反応式と熱量項の間をあけ括弧で括ったり、反応式と熱量項の間にコロンをおいて明示的に区別できるようにするなど配慮すれば…と書いているわけです。資料についてはそういう書き方をされる方もいるというだけです。-あら金 2007年4月16日 (月) 16:29 (UTC)
- そうですか… あら金さんが編集する際に、上で述べたように書かずに元に戻していたので、特別な理由があるのかと考えていました。もし、そうでなければあら金さんの手で編集してもらえませんか? 蛇足ですが、ルシャトリエの原理は平衡状態を問題にしているのだから、熱量に関する項を削除してと書くべきではないかと考えます。さらに言えば、熱量に関する項を書くのは温度による平衡を説明するためだと考えるのであれば、熱量による平衡の移動の説明の直前に、熱化学方程式を書けばよいのではないでしょうか?--Raiaqp 2007年4月24日 (火) 11:30 (UTC)
- 反応式と熱化学方程式では意味合いが異なります。熱化学方程式では左辺の状態から右辺の状態に反応が進むと+92.2kj/eq.の熱放出があるという2つの状態のエネルギー収支の関係を示しています。これは右辺と左辺との間に平衡があることを前提としません。たとえばグラファイトがダイアモンドに変化する場合も吸熱反応で熱化学方程式で記述されますが、その熱量を系から除去したからと言ってグラファイトがダイアモンドになるわけではありません。なので熱化学方程式自体は反応の進む方向を示すためのものではなく、状態の移り変わりを示すものの為、熱化学方程式である限りは平衡の双方向矢印を使うのは本質的には間違いです。+kjという熱量項が左辺に含まれる限りは反応式ではなく熱化学方程式と解釈するのが化学式のルールです。すべての化学反応は究極的には可逆反応ですから(ありそうもない条件を整えることができれば進む場合も含めて)逆向きの矢印(逆反応)が常に存在することは暗黙の了解事項です。(可逆反応がすべて熱平衡状態にあるとは限らないです)通常の反応式にどうしても熱量を加えたいときは熱化学方程式と誤解しないようにするために、反応式と熱量項の間をあけ括弧で括ったり、反応式と熱量項の間にコロンをおいて明示的に区別できるようにするなど配慮が必要です。--あら金 2007年4月14日 (土) 19:26 (UTC)
- 私としては、と書かなくてはいけないという必要性を感じなかったわけです。理由は、「すべての化学反応は究極的には可逆反応ですから(ありそうもない条件を整えることができれば進む場合も含めて)逆向きの矢印(逆反応)が常に存在することは暗黙の了解事項です。」と考えるからだというのは承前の通りです。「この反応では…」のパラグラフはその直後で次の項目の「温度による平衡の移動」と項目を改めてしまっているので論旨展開の連続性が失われており、単に反応の種類を例示しているように読み取りました。実際この反応は常温定圧、特に無触媒下では平衡状態ではないです。反応の種類を例示するということはその反応を代表させる式ということなので、特定の限定条件下の状態を表わす式を持って代表させるのも変であり、且つ前述の暗黙の了解事項の件もあることなので必要性を感じなかったわけです。(というわけで今でも書き直す必要性を感じていません)--あら金 2007年4月24日 (火) 13:40 (UTC)
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[編集]どうも、はじめまして。Tantalと申します。さて、Wikipedia:秀逸な記事の選考/0.999...で、条件付賛成の意見を提示されていらっしゃるあら金さんにお伺いですが、△の意見を提示されたところの改善はほとんど完了され、FAのレヴェルに到達されたでしょうか?当方、ちゃきちゃき?の文系ですので、改善されたかどうかわからないので、ご教示お願いしたいと思います。--Tantal 2007年4月20日 (金) 18:56 (UTC)
/* ご連絡 */
ウジ虫の件を質問したものです。お返事ありがとうございます。やっと胸のつまりが治りました。2007年4月30日 (月)