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凹石(くぼみいし)とは、こぶし大の円礫・楕円礫のほぼ中央に浅い凹みをもつ礫石器。蜂巣石(はちのすいし)や雨垂石(あまだれいし)の呼称もある[1]。
凹みは打撃を加えたものと回転摩擦痕跡によるものがある。堅果類の殻割りに用いられた道具ともいわれているが、はっきりした用途は分かっていない[1]。後世になって炉の縁石に転用されるようになった[1]。
- ^ a b c “常設展示品キャプション集”. 神奈川県立歴史博物館 (2016年5月). 2022年12月4日閲覧。