コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

円正寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
円正寺 (さいたま市)から転送)
円正寺
■円正寺の位置(埼玉県内)
■円正寺
円正寺
円正寺の位置
北緯35度51分03.27秒 東経139度41分25.94秒 / 北緯35.8509083度 東経139.6905389度 / 35.8509083; 139.6905389
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
南区
地域 浦和地区
人口
2017年(平成29年)9月1日現在)[1]
 • 合計 2,601人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0043[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

円正寺(えんしょうじ)は、埼玉県さいたま市南区大字郵便番号は336-0043[2]

地理

[編集]

埼玉県さいたま市南区の東部に位置する。見沼代用水西縁東側は区画整理により道路が整備されている。住居表示は実施されておらず、南区内では数少ない大字の一つである。見沼代用水西縁に沿った東側の部分は大字太田窪となっているため、2つの地区は連続せずに飛地のようになっている。ここはかつて水田であった[4]。また、川口市 柳崎 2、3丁目と入り組んでいる箇所があり、第二産業道路より東側に近年建てられた住宅は住所はさいたま市ではあるが、道路事情により建物への出入りは一度、柳崎3丁目に通らないと出入りが出来ない[5]

明花落を暗渠化した遊歩道が整備されている。縄文〜弥生期の遺跡である円正寺遺跡が地内に所在している[4]

円正寺という寺院は存在しておらず、通称「薬師堂」と呼ばれる墓地と無人のお堂(時折、集会所の代わりに使用)があるのみである。

歴史

[編集]

江戸期元禄年間より発足した武蔵国足立郡木崎領に属する円正寺村であった[6]

土地区画整理事業

[編集]

小字

[編集]

見沼代用水西縁西側に「山崎」、大谷口排水路(遊歩道)を挟んで南側に「新田」、北側に「後新田」が使用されている。

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
円正寺 1,066世帯 2,601人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[12]

番地 小学校 中学校
全域 さいたま市立善前小学校 さいたま市立大谷口中学校

交通

[編集]

路線バス

[編集]

※「円正寺第一公園入口」バス停。円正寺バス停は名称と異なり所在地は大字太田窪にある。

道路

[編集]

施設

[編集]
  • 埼玉幼稚園
  • ほりい保育園
  • 円正寺不動尊
  • 円正寺自治会館
  • 円正寺第一公園
    • 元々は人工の貯水池として整備されたが、その後公園として再整備されている。地上より低い所に公園があり、大雨や大雪の後は一時的に閉園することがある[14]

脚注

[編集]
  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月2日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 914頁。
  5. ^ 円正寺 - GoogleMap
  6. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 150頁。
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ a b 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』868頁。
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
  11. ^ さいたま市大谷口・太田窪土地区画整理組合
  12. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  13. ^ 南区コミュニティバスを運行しています - さいたま市
  14. ^ 円正寺第一公園-さいたまなび

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]