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内藤敏子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

内藤 敏子(ないとう としこ)は、ツィター演奏家。アジアで唯一のチター・アカデミーである内藤チターアカデミー主宰。

概要

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武蔵野音楽大学短期大学弦楽科卒業(ヴァイオリン専攻)。卒業後はスイスに留学。ツィターとヴァイオリンの共演がきっかけとなり、ツィターの魅力を知る。チューリッヒにて十数年間、ツィター界の実力者として名高いJ.コーザに師事。アントーン・カラスやルーディ・クナーブルからもレッスンを受ける。また並行して演奏活動。スイスにてツィター演奏家・教育者としての資格を取得。親交のあったアントーン・カラス家からは映画「第三の男」に関する多くの未公開資料を託され、著書『激動のウィーン「第三の男」誕生秘話―チター奏者アントン・カラスの生涯』(2001年8月、マッターホルン出版 ISBN 4901600001 )を上梓する。

帰国後は、日本フィルハーモニー交響楽団東京交響楽団をはじめとするオーケストラとの協演、「名曲アルバム」、「題名のない音楽会」などテレビ、ラジオなどにも出演。ソロコンサートや講演会も行う。一方で東京・埼玉・神奈川・香川の教室にて後進の指導にあたる。日本チター協会会長。文仁親王妃紀子のツィターの先生としても知られている。