内村達三郎
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内村 達三郎(うちむら たつさぶろう、1865年12月25日(慶応元年11月8日) - 1934年(昭和9年)10月)は日本の英文学者で、無教会の創始者内村鑑三の実弟である。
1865年内村宜之とヤソの次男として江戸に生まれる。兄、鑑三の感化によりキリスト教に入信する。札幌農学校(現・北海道大学)の第7期生として学ぶ。新潟の北越学館、高知、新潟、大阪、群馬、秋田で中学校教員を務める。 1894年(明治27年)9月から、立教学校(現・立教大学)の教授を務めた[1]。
英文学者として翻訳を多数手掛ける。
訳書
[編集]- 『トロイの歌、第一冊』1905年
- 『ミルトン「失楽園」第一巻』1905年
- 『ソポクレス悲劇「オイデプス王」』1907年
- 『イミターシヨ・クリスチ(基督のまねび)』1928年
- 『完訳・懺悔録(アウグスチヌス)』1933年
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ 海老澤 有道「明治反動期におけるキリスト教教育の一齣 : 立教学校文学会刊『八紘』紹介を兼ねて」『史苑』第22巻第2号、立教大学文学部、1962年1月、1-19頁。