内山順造
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内山 順造(うちやま じゅんぞう)は、日本の医学者。現職は、神奈川県厚木市の南毛利内科 抗加齢/人間ドックセンター院長(医学博士)[1]。
略歴
[編集]神奈川県立厚木高等学校を卒業[1]。香川医科大学(現香川大学医学部)を卒業(1991年)[1]。1993年に東海大学医学部大学院に入学[1]。1998年に東海大学医学部大学院よりウイルス学の研究で医学博士の学位を取得[2]。2001年ハーバード大学医学部癌研究所(Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School)に博士研究員として留学、癌と老化について研究[1]。2013年4月より現職。2017年、日本高齢消化器病学会優秀論文賞受賞[3]、神奈川県内科医学会集談会優秀演題賞受賞[4]。2020年、日本医師会の災害医療チーム(JMAT)の一員として大型クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」に乗船し、医療支援を行う。その経験を生かし、神奈川県医師会公衆衛生委員会副委員長、厚木医師会PCR検査センターの責任者として活動、ラジオ、雑誌[5]講演[6]等で、COVID-19によるクラスター予防方法の普及に努めている。
人物
[編集]- 共著として、『新老年学』第3版(東京大学出版会、2010年1月)第4章「老化遺伝子」項(250~65頁)の執筆などがある。国内外の医学会で多数の発表を行っており、医学雑誌への寄稿も多い[7][8][9][10][11]。また、新聞など各種メディアや協議会を通じて、抗加齢医学の普及や感染症の予防に貢献している[12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27][28][29][30]。
- 抗加齢医学を実践するため、内山はトライアスロンの大会に自ら参加し、その成果を学会で発表している[31][32][33]。
主な所属学会
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e “院長挨拶”. 南毛利内科. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “【博士論文】Fas ligand-mediated depletion of CD4 and CD8 lymphocytes by monomeric HIV-1-gp120”. 学術データベース. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “平成29年度優秀論文賞受賞者”. 日本高齢消化器病学会. 2019年8月5日閲覧。
- ^ Wires, Barbed (2017年4月11日). “OkaMedical : okamed.blogspot.com: 神奈川県内科医学会 第1回総務企画部会議事録 2017.04.10”. OkaMedical. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “内科医がコロナ対策の質問に答える「ドアノブ消毒必要なし」(女性自身)”. Yahoo!ニュース. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “クルーズ船で活動の医師講演「密避け手洗い習慣化」(岐阜新聞Web)”. Yahoo!ニュース. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “院長経歴(著書・論文詳細)”. 南毛利内科 抗加齢/人間ドックセンター. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “CiNii 博士論文”. 内山順造. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “[https://mol.medicalonline.jp/archive/search?jo=ck8syokb&vo=95&nu=3 『日本消化器病学会雑誌 』95巻3号]”. メディカルオンライン. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “[https://mol.medicalonline.jp/archive/search?jo=dt7trahe&ye=2017&vo=11&issue=1 『日本渡航医学会誌 』11巻1号]”. メディカルオンライン. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “第20回日本高齢消化器病学会総会ご案内”. 日本高齢消化器病学会. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “「地域の方と一緒に健やかに歳を重ねたい」南毛利内科・内山順造院長にインタビュー”. タウンニュース. 2019年8月6日閲覧。
- ^ “[https://www.townnews.co.jp/0404/i/2015/01/01/264846.html 厚木市愛甲 「今より若々しい5年後の自分をイメージして」]”. タウンニュース. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “厚木保健福祉事務所感染症診査協議会”. 神奈川県健康医療局. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “厚木市介護認定審査会委員名簿”. 厚木市介護認定審査会. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “[https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201709/552931.html リポート◎ピロリ除菌の目的は胃癌発症抑制と潰瘍予防だけじゃない! 高齢でもピロリ除菌を行うべきもう1つの理由]”. 中西奈美=日経メディカル. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “「クリニックのフットワークで常に「予防医学」の最善をより早く」”. タウンニュース. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “「胃がん予防だけにあらず ピロリ菌除菌を高齢者に勧める理由」”. 『日刊ゲンダイ』. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “「20歳以前の除菌は有益」 ピロリ菌専門医が提唱する根拠|日刊ゲンダイヘルスケア”. 日刊ゲンダイヘルスケア. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “日本人の胃がんの99%はピロリ菌が原因 検査と除菌を知る|日刊ゲンダイヘルスケア”. 日刊ゲンダイヘルスケア. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “確実ながん予防 ピロリ菌検査・除菌メリットとデメリット|日刊ゲンダイヘルスケア”. 日刊ゲンダイヘルスケア. 2020年1月5日閲覧。
- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “ピロリ菌に感染、自覚しないまま進行 がん・潰瘍に|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2020年1月5日閲覧。
- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “子や孫の胃がんリスクを下げる 夫婦でピロリ菌検査|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “この冬の発熱、どうしたら良いの?安心安全な検査体制とクラスター予防講演”. タウンニュース社. 2022年3月30日閲覧。
- ^ “日本であればできる――オミクロン株はこう克服せよ【医学博士:内山順造】”. WiLL Online(ウィルオンライン). 2022年3月30日閲覧。
- ^ “(声)発熱外来の補助金、支払いなし:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年3月30日閲覧。
- ^ “(声)PCR検査、するたびに赤字に?!:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年3月30日閲覧。
- ^ “「オミクロン株の感染爆発」に警鐘を鳴らす医師「医療従事者がストレスなく検査できる体制を」(石田雅彦) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年3月30日閲覧。
- ^ Inc, Shogakukan. “1か月後の感染者数は320万人!?軽症が多い理由は?専門家や医療機関が検証したオミクロン株の正体|@DIME アットダイム”. @DIME アットダイム. 2022年3月30日閲覧。
- ^ (日本語) コロナ禍の医療現場の安全のために開発した「発熱外来用UV付き簡易診療室 COVID-19 killer3」 2022年3月30日閲覧。
- ^ “[http://nagaragawa-triathlon.jp/pdf/2017result_RunLap.pdf 第32回長良川国際トライアスロン大会 スイムフィニッシュ&ランスタート&ラン周回記録]”. 長良川国際トライアスロン大会. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “第7回東京・江戸前トライアスロン2017(トライアスロン一般の部)”. 東京・江戸前トライアスロン. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “一般演題(口演)37:高齢者”. 『日本臨床スポーツ医学会誌』Vol.25, No.4, 2017. 2019年8月7日閲覧。
- ^ “認定医療職一覧”. 日本渡航医学会. 2019年8月7日閲覧。