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兼松隆之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

兼松 隆之(かねまつ たかし、1945年 - )は、日本医学者。専門は消化器外科学

経歴

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内科の開業医の長男として福岡県に生まれる。1964年福岡県立修猷館高等学校[1]を経て、1971年長崎大学医学部を卒業。 同年九州大学医学部第2外科に入局し、1976年同大学大学院医学研究科博士課程(癌研究施設細胞部門)を修了。

同年米国に留学。帰国後、1978年国立別府病院に勤務した後、1979年九州大学医学部第2外科助手、1982年同講師、1986年同助教授を経て、1991年長崎大学医学部第2外科教授に就任。2000年には広島大学医学部教授も兼任している。 2002年から2006年まで長崎大学医学部長を務め、2011年同大学を退職し名誉教授となる。 2008年には日本外科学会会長も務め、後に名誉会長となる。

2012年、旧長崎市立市民病院が長崎市から独立し、法人化した長崎市立病院機構の初代理事長に就任。2014年長崎みなとメディカルセンター市民病院(2017年に長崎みなとメディカルセンターと改称)を開院し、院長に就任する。

脚注

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  1. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員219頁

参考文献

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  • 及川佐知枝「ドクターの肖像(121)医局のルートからはずれても貫いた、臨床への思いがあった。 長崎大学大学院移植・消化器外科教授 兼松隆之」 Doctor's magazine 121号 4-11頁、メディカル・プリンシプル社、2009年