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六毒大神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

六毒大神(りくどくたいじん、ろくどくたいじん)は、中国に伝わる疫病をつかさどる鬼神

概要

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人々に病などをもたらしたりするとされた。道教では趙公明の配下とされる。六人の神によって構成されており、天地や年月や時辰などが支配領域としてあてられている。

『正一玄壇飛虎都督趙元帥秘法』には以下のような神名が示されている。

  • 天毒大神 焦光賛
  • 地毒大神 李進
  • 年毒大神 張蓋
  • 月毒大神 楊文素
  • 日毒大神 呉勝
  • 時毒大神 孟良

毒の字には煞(さつ)が当てられることも多い。道教や民間宗教の経典では天煞・地煞・年煞[1]…などと列挙されることもある。

脚注

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  1. ^ 井岡大輔 『満支習俗考』 湯川弘文社 1942年 391-392頁

関連項目

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