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八田橋 (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八田橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県富山市永楽町 - 富山県富山市牛島新町
交差物件 いたち川神通川水系)
用途 道路橋・軌道橋
路線名 富山市道綾田北代線・富山地方鉄道富山港線
着工 2015年平成27年)(現車道橋)
竣工 2020年令和2年)3月16日(現車道橋)
構造諸元
形式 ポータルラーメン型プレビーム合成桁橋(現車道橋)
全長 36.042 m
最大支間長 33.971 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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八田橋(はったばし)は、富山県富山市神通川水系いたち川に架かる富山市道綾田北代線[1]および富山地方鉄道富山港線の橋である。

橋名は神通八景の一つを詠んだ歌「釣する人の打つれて一本の松の嵐に晴行程、八田の晴嵐」に由来する[2]

橋データ

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  • 左岸:富山県富山市牛島新町[3]
  • 右岸:富山県富山市永楽町[3]
  • 路線名:富山市道綾田北代線[1]富山地方鉄道富山港線
  • 形式:ポータルラーメン型プレビーム合成桁橋(車道)[4]
  • 橋長:36.042m[4]
  • 支間長:33.971 m[4]

沿革

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  • 1955年昭和30年)3月 - 車道部分(橋長26.9m、幅員約19.5m[4])が架橋[3]
  • 1965年(昭和40年)3月 - 歩道部分(橋長26.9m、幅員約3m[4])が架橋[3]
  • 2006年平成18年)3月 - 富山ライトレール富山港線(現・富山地方鉄道富山港線)を通すため、車道中央部を軌道線の橋として架け替え[5]
  • 2013年(平成25年)6月上旬 - 土木学会の「構造物の長寿命化技術に関する検討小委員会」に所属する橋の専門家9人による調査により、橋桁の中央部につなぎ目にひびが入っていることが判明(点検時に参考にした橋の図面につなぎ目の記載が無く、見落としを招いたとしている)[6]
  • 2015年(平成27年) - 架け替え工事に着手[1]。最初に車道を下流側に移し、上流側の架け替えを実施[7]
  • 2018年(平成30年)5月11日深夜 - 12日未明 - 下流側を通行する車線を上流側に切り替える[7]
  • 2020年令和2年)

その他

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当橋(上流側)の架け替え工事に携わった日本海建興は、2019年(令和元年)11月19日に富山土木センター管内優良土木工事コンクールで当工事にて最優秀賞を受賞している[8]

橋のそばにガラス地蔵2020年(令和2年)3月17日に設置され、同年3月22日に除幕された[9][10]

脚注

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  1. ^ a b c d e 「八田橋の通行制限 あす午後11時解除」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年2月28日、25面。
  2. ^ ~055 八田橋~”. 富山市ウオーキング協会 (平成11年). 2022年9月11日閲覧。
  3. ^ a b c d 「とやまの橋 53 八田橋(富山市永楽町 - 牛島新町)」『北日本新聞』北日本新聞社、2016年5月16日、8面。
  4. ^ a b c d e PBポータルラーメン 八田橋の設計・施工”. 川田工業. 2022年9月11日閲覧。
  5. ^ 「八田橋 架け替え 来年度着工 5年間で」『北日本新聞』北日本新聞社、2014年6月26日、2面。
  6. ^ 「橋点検 精度に不安 富山市 損傷見逃して波紋 職員の技術不足露呈」『北日本新聞』北日本新聞社、2013年8月17日、3面。
  7. ^ a b 「八田橋の通行車線 11日深夜切り替え 富山市上流側に」『北日本新聞』北日本新聞社、2018年5月3日、3面。
  8. ^ 「八田橋(上流側)架替工事」で優良工事表彰を受賞しました。”. 日本海建興 (2019年11月19日). 2022年9月13日閲覧。
  9. ^ 「永楽町にガラス地蔵 いたち川沿い 22日除幕」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年3月18日、22面。
  10. ^ 「ガラス地蔵お披露目 いたち川公園」『北日本新聞』北日本新聞社、2020年3月23日、18面。

関連項目

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