八木瑞生
八木 瑞生(やぎ みずお、本名同じ、1966年10月21日 - )は、静岡県島田市出身の日本の元俳優、警察官(警視正)。俳優当時の愛称はミズオ。
TBSテレビ「欽ちゃんの週刊欽曜日」に出演し、欽ちゃんファミリーに仲間入り。工学院大学の学生をしながら芸能界デビューを果たした。
プロフィール
[編集]略歴
[編集]静岡県内の高校生の時に萩本欽一が主演する番組「欽ちゃんの週刊欽曜日」のオーディションに参加し、欽ちゃん走りを見せ、87,000人の中から中山秀征と共に最終選考会を突破した。デビュー当時は、ドラムを担当し演奏と運動・コントコーナーで活躍をしたが、1985年の番組終了とともに降板した。
大学に通いながら芸能活動を続けたが、卒業後、就職活動時に地元で交番のお巡りさんに誘われたのがきっかけで静岡県警察の警察官となる。最初の勤務は興津交番。その後、機動隊・静岡中央警察署・菊川警察署を経て、県警本部で警備・警務部門に携わる[1]。
機動隊の小隊長だった2001年7月、小泉首相(当時)が静岡に演説に来た際に、静岡駅前に集まった7000人の観衆に向かっての語りかけが、のちにDJポリスの先駆けとして取り上げられ[2]、2013年の静岡県警察本部のオープンキャンパス時に、安倍川花火大会の混雑を想定して実施された一般向けのDJポリス体験の講師として登場している[3]。
2019年4月、静岡県警察本部に新設された「オリンピック・パラリンピック対策課長」として、ラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックの警備計画の作成と警備体制の調整業務に従事していることが新聞で紹介され、記事中で、元欽ちゃんファミリーであったことに本人から言及があった。[4]
2022年4月より、静岡県清水警察署長[5][6]。2023年4月より、静岡県警察学校長[7]。
脚注
[編集]- ^ “署長挨拶”. 静岡県警察 (2023年1月11日). 2023年1月11日閲覧。
- ^ 堀美和子 (2014年12月26日). “元祖“DJポリス”に学ぼう(^_^)/~年頭訓示、朝礼、プレゼン、講演などに役立つ話術(予告編)”. 広報ジャーナリスト 堀 美和子のブログ. Ameba blog. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 堀美和子 (2014年12月27日). “元祖“DJポリス”に学ぼう(^_^)/~年頭訓示、朝礼、プレゼン、講演などに役立つ話術(本編)”. 広報ジャーナリスト 堀 美和子のブログ. Ameba blog. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 小栗高太 (2019年6月23日). “静岡・ひと 大会警備に妥協なし オリンピック・パラリンピック対策課 八木瑞生課長(52)”. 読売新聞静岡版: p. 27
- ^ “県警総務部長に三原氏 春の定期人事異動 刑事部長は河合氏”. 静岡新聞朝刊 (静岡): pp. 1,10,25. (2022年3月15日) . "清水署長に八木瑞生オリンピック・パラリンピック対策課長"
- ^ 清水警察署長 八木瑞生 (2022年4月20日). “署長挨拶”. 静岡県警察. 2022年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月2日閲覧。
- ^ 「県警総務部長に河合氏 春の定期人事異動」『静岡新聞』2023年3月8日、pp.1,10。「警察学校長に八木瑞生清水署長」