八木尚志
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八木 尚志(やぎ たかし, 1959年1月21日 - )は明治大学教授(2009年 - 現在)、群馬大学名誉教授(2012年から)。
理論経済学、経済学史、経済システム分析を専門とし、資本理論研究およびスラッファ経済学の研究を基礎として、産業構造変動の分析と集計量分析の統合の方法の研究、また古典派経済学を中心に経済学史研究を行っている人物。
公認会計士試験試験委員、環太平洋産業連関分析学会会長(2020年 - 2022年)、日仏経済学会副会長(2017年 - 2023年)、同会長(2023年 - )を歴任。
現在、Journal of Economic Structures, SpringerのEditor-in-chief、Review of Keynesian Economics, Edward ElgerのAssociate Editorなどを務めている。
経歴
[編集]群馬県太田市生まれ。
早稲田大学政治経済学部において西川潤教授、山川義雄教授の指導を受け、早稲田大学大学院政治経済学研究科において伊達邦春教授、柏崎利之輔教授の指導を受ける。
1993年10月、群馬大学社会情報学部専任講師に着任。助教授、教授を経て、2009年4月から明治大学政治経済学部専任教授。
1999~2000年にはケンブリッジ大学でG.C.Harcourt教授の下で、2003年にはピエロ・スラッファ・フェローシップによりローマ第3大学においてP.Garegnani教授の下で研究を行った。
著書
[編集]- 清水和巳・西川潤・八木尚志『社会科学を再構築する』(明石書店)
- 西村和雄・八木尚志『経済学ベーシックゼミナール』(実務教育出版)
- 八木尚志『基礎からステップ経済学』(実務教育出版)