八剣神社 (岐南町)
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八剣神社 | |
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所在地 | 岐阜県羽島郡岐南町みやまち4丁目 |
位置 | 北緯35度23分23.51秒 東経136度46分31.47秒 / 北緯35.3898639度 東経136.7754083度 |
主祭神 | 日本武尊 |
社格等 | 郷社、銀幣社 |
創建 | 不明 |
例祭 | 10月9日 |
八剣神社(やつるぎじんじゃ)は、岐阜県羽島郡岐南町にある神社。印食八剣神社ともいう。岐南町立西小学校に隣接する。
岐南町の西半分にあたる地域の旧名、八剣村の由来となった神社である。
概略
[編集]創建時期は不明。一説によれば、日本武尊が東征したさい、伊吹山へ向かう途中でこの地で休息したという。その後、この地に熱田神宮から分祀したという。室町時代の文献にこの地を「八つるぎ」と記したものがあることから、創建は室町時代以前と推測される。
1600年(慶長5年)8月22日、米野の戦い(関ヶ原の戦いの前哨戦の一つ)を終えた池田輝政の軍勢がこの地で休息をとり、池田輝政が境内の松に鎧を掛けて休んだという。休息後、岐阜城へ向かう途中、織田秀信率いる軍勢と戦うが織田秀信が敗退している。
1874年(明治7年)に郷社となる。1964年(昭和39年)に銀幣社となる。
現在の社殿は1651年(慶安4年)頃のものであるが、1930年(昭和5年)に大規模な改築がされている。
祭神
[編集]交通機関
[編集]その他
[編集]池田輝政が鎧をかけた松はすでに無いが、当時松が生えていた石垣は境内に残っている。
参道は途中でJR東海道本線に分断されている。参道には踏切が無いので一の鳥居から参拝する場合、約100m南の踏切へ迂回することになる。