八代通停留場
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(八代通駅から転送)
八代通停留場 | |
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軌道の両側に設けられたホーム(軌道移設前) | |
やしろどおり Yashiro dori | |
◄宇治団地前 (0.4 km) (0.3 km) 中山► | |
所在地 | 高知県吾川郡いの町枝川 |
所属事業者 | とさでん交通 |
所属路線 | 伊野線 |
キロ程 | 8.6 km(はりまや橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面1線 |
開業年月日 | 1908年(明治41年)2月20日 |
八代通停留場(やしろどおりていりゅうじょう)は、高知県吾川郡いの町枝川にあるとさでん交通伊野線の路面電車停留場。
歴史
[編集]八代通停留場は1908年(明治41年)、伊野線の咥内停留場から枝川停留場が開通し路線が全通したのに合わせて開設された[1]。現用の停留場は西へ移動されたものであり、それまで停留場があった場所は客の乗降を扱わない八代信号所となった[2]。信号所はその後、2014年(平成26年)に当停留場の西隣にある中山停留場との間へ移設されている[3]。
年表
[編集]- 1908年(明治41年)2月20日:土佐電気鉄道の停留場として開業[1][4]。
- 時期不詳:乗降場を西へ移動、移動前の場所は八代行違い停留場(通称:八代信号所)となる[2]。
- 2014年(平成26年)10月1日:土佐電気鉄道が土佐電ドリームサービス・高知県交通と経営統合し、とさでん交通が発足[5]。とさでん交通の停留場となる。
- 2017年(平成29年)12月21日:天神ヶ谷川の河川改修工事に伴い、10 m北側に停留場を移設[6]。
構造
[編集]乗り場は2面あり、東西方向に伸びる単線の軌道を挟み込むように向かい合って配される(相対式)[7]。軌道の北側にはりまや橋方面行きのホーム、南に伊野方面行きのホームがある。
周辺
[編集]新興住宅地が広がる[2]。東で伊野線の軌道と国道33号の高知西バイパスが交差し、国道は旧道とも合流している[2]。
路線バス
[編集]「八代通」バス停留所があり、以下の路線が乗り入れる。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
G2 | 朝倉駅前、北はりまや橋 | 高知駅 | 県交北部交通 | ||
Z1-G2 | 八代、北はりまや橋 | 高知駅 | |||
Z1 | すこやかセンター伊野 | ||||
Z2,Z5 | すこやかセンター伊野、伊野駅 | 狩山口 | |||
Z3 | すこやかセンター伊野、伊野駅 | 土居 | |||
Z4 | すこやかセンター伊野、伊野駅 | 長沢 |
隣の停留場
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『土佐電鉄が走る街 今昔』99・156-158頁
- ^ a b c d 『土佐電鉄が走る街 今昔』46頁
- ^ 草町義和 (2014年11月7日). “とさでん交通、伊野線の電車交換施設を移設…11月11日”. Response. (イード) 2017年5月20日閲覧。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
- ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ “とさでん交通,八代通電停が移設される|鉄道ニュース|2017年12月26日掲載|鉄道ファン・railf.jp” (日本語). 鉄道ファン・railf.jp 2018年7月23日閲覧。
- ^ 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、43,94頁。ISBN 978-4-06-295161-6。
参考文献
[編集]- 土佐電鉄の電車とまちを愛する会『土佐電鉄が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2006年。ISBN 4-533-06411-6。