八ッヶ隅市太夫
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八ッヶ隅 市太夫(やつがすみ いちだゆう)は、江戸時代の大相撲の第25代大関。鹿児島県出身。千歳川部屋所属。
相撲以外の詳しい生涯はほとんど何も知られておらず、ただ江戸相撲に入る以前は大工から力士に転向し、京坂で相撲を取ったことが伝わるのみである。明和3年(1766年)冬場所(10月)江戸で東大関に抜擢され、3勝0敗5休の成績だった。次の明和4年(1767年)春場所(3月)は東小結に陥落し3勝3敗1預1休。そして同年冬場所(10月)東二段目2枚目に落ちて9戦全敗となったのを最後に引退した。
江戸相撲では、大関在位は1場所しかなく、看板大関としての登場であり、大関陥落後を含めても現役は3場所のみであったが、富岡八幡宮の大関力士碑に刻名されている。
主な成績(江戸)
[編集]- 通算成績:6勝12敗1預6休
- 幕内成績:6勝3敗1預6休
関連項目
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