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全英シニアオープン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全英シニアオープン
The Senior Open
トーナメント情報
創設 1987年
開催地 イギリスの旗 イギリス
ツアー チャンピオンズツアー
ヨーロピアンシニアツアー
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 US$2,780,000 (2024)
開催月 7月
最高記録
最少打数 263 トム・ワトソン (2003年)
通算スコア −18 ベルンハルト・ランガー (2014年)
最新優勝者
大韓民国の旗 K. J. Choi
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全英シニアオープン選手権(The Senior Open)は、1987年より始まった、毎年7月下旬(ジ・オープン(全英オープン)の翌週)に開催されるゴルフ大会をいう。R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ)主催。1992年からは同年に創設されたヨーロピアンシニアツアーに組み込まれ、2003年からはアメリカのシニアツアーであるチャンピオンズツアーのメジャー大会の1つとして開催されている。現在、大会はロレックスがタイトルスポンサーであるため、英語表記ではThe Senior Open presented by Rolexとして開催される。

出場資格

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現在、以下のプレイヤーが本大会の予選を免除されている。ただし初日時点で50歳以上が条件とされている[1]

大会歴代優勝者

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優勝者 優勝スコア アンダーパー 2位との差 2位(タイ) コース
1987年 イングランドの旗 ニール・コールズ 279 −1 1 stroke ニュージーランドの旗 Bob Charles Turnberry
1988年 南アフリカの旗 ゲーリー・プレーヤー 272 −8 1 stroke アメリカ合衆国の旗 ビリー・キャスパー
1989年 ニュージーランドの旗 ボブ・チャールズ 269 −11 7 strokes アメリカ合衆国の旗 Billy Casper
1990年 ゲーリー・プレーヤー (2) 南アフリカの旗 南アフリカ連邦 280(Even)
1991年 ボビー・フェルバイ 南アフリカの旗 南アフリカ連邦 ロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ 285(-1)
1992年 ジョン・フーリエ 南アフリカの旗 南アフリカ連邦 282(-2)
1993年 ボブ・チャールス (2) ニュージーランドの旗 ニュージーランド 291(+7)
1994年 トム・ワーゴ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 280(-8)
1995年 ブライアン・バーンズ スコットランドの旗 スコットランド ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ
ダンルースコース
281(-7)
1996年 ブライアン・バーンズ (2) スコットランドの旗 スコットランド 277(-11)
1997年 ゲーリー・プレーヤー (3) 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 278(-10)
1998年 ブライアン・ヒューゲット ウェールズの旗 ウェールズ 283(-5)
1999年 クリスティ・オコナー・ジュニア アイルランドの旗 アイルランド 282(-6)
2000年 クリスティ・オコナー・ジュニア (2) アイルランドの旗 アイルランド ロイヤルカウンティダウンゴルフクラブ 275(-9)
2001年 イアン・スタンレー オーストラリアの旗 オーストラリア 278(-6)
2002年 須貝昇 日本の旗 日本 281(-3)
これ以降、チャンピオンズツアーのメジャー大会に昇格
2003年 トム・ワトソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ターンベリー・アイルサコース 263(-17)
2004年 ピート・オークレ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ
ダンルースコース
284(-4)
2005年 トム・ワトソン (2) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロイヤルアバディーンゴルフクラブ
バルガウニーコース
280(-4)
2006年 ローレン・ロバーツ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ターンベリー・アイルサコース 274(-6)
2007年 トム・ワトソン (3) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミュアフィールドゴルフリンクス 284(Even)
2008年 ブルース・ボーン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロイヤルトゥルーンゴルフクラブ
オールドコース
278(-6)
2009年 ローレン・ロバーツ (2) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サニングデールゴルフクラブ
オールドコース
268(-12)
2010年 ドイツの旗 ベルンハルト・ランガー カーヌスティゴルフリンクス 279(-5)
2011年 ラス・コクラン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ウォルトンヒースゴルフクラブ[注釈 1] 276(-12)
2012年 フレッド・カプルス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ターンベリー・アイルサコース 271(-9)
2013年 マーク・ウィービー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロイヤルバークデールゴルフクラブ 271 (-9)
2014年 ドイツの旗 ベルンハルト・ランガー (2) ロイヤル・ポースコールゴルフクラブ 266 (–18)
2015年 マルコ・ドーソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サニングデールゴルフクラブ
オールドコース
264 (-16)[2]
2016年 ポール・ブロードハースト イングランドの旗 イングランド カーヌスティゴルフリンクス 277(-11)
2017年 ドイツの旗 ベルンハルト・ランガー (3) ロイヤル・ポースコールゴルフクラブ 280 (-4)
2018年 ミゲル・アンヘル・ヒメネス スペインの旗 スペイン セント・アンドリュース オールドコース 276(-12)
2019年 ドイツの旗 ベルンハルト・ランガー (4) ロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ 274(-6)
2021年 スティーブン・ドッド ウェールズの旗 ウェールズ サニングデールゴルフクラブ
オールドコース
267 (ー13)
2022年 ダレン・クラーク 北アイルランドの旗 北アイルランド グレンイーグルス・キングズコース 270 (−10)
2023 ドイツの旗 アレックス・チェイカ 289 +5 Playoff[注釈 2] アイルランドの旗 Pádraig Harrington Royal Porthcawl
2024 大韓民国の旗崔京周 278 −10 2 strokes オーストラリアの旗 Richard Green Carnoustie

テレビ中継

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英国内では、スカイスポーツで、4日間生中継。[注釈 3]米国内では、ゴルフチャンネルが、予選ラウンド及び決勝ラウンドの前半戦を、決勝ラウンドの後半戦をNBCが担当し、いずれも生中継。日本国内では、ゴルフネットワークで予選ラウンドを生中継、決勝ラウンドは翌日朝にハイライトを放送。

脚注

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注釈

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  1. ^ コースはオールドコースとニューコースの2コースあり、選手権では、オールドコースの16ホール(1番ホール(パープルティー:235ヤード、パー3)と3番ホール(パープルティー:289ヤード、パー4)を除く)とニューコースの2ホール(12番ホール(パープルティー:490ヤード、パー4)と13番ホール(パープルティー:570ヤード、パー5))が使用され、その上で、パー5の13番ホール、14番ホール、16番ホールの3ホールを長いパー4に変更、パー72で競技が行われた。
  2. ^ Čejka beat Harrington with a birdie at the second extra hole.
  3. ^ 1994年頃までは、BBCがハイライトを放送。なお映像は、米国ABCの中継映像を用いていた。

出典

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  1. ^ The Senior Open Championship 2010 – Entry Form”. PGA European Tour. 2010年10月11日閲覧。
  2. ^ ドーソンがシニアメジャーで初勝利 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年7月27日閲覧

外部リンク

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