全日本不動産協会
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公益社団法人全日本不動産協会(こうえきしゃだんほうじん ぜんにほんふどうさんきょうかい、All Japan Real Estate Association)は、中小の不動産会社で構成される公益社団法人である。略称は全日(ぜんにち)。「ウサギのマーク」で知られている。加盟会員数は3万7千を突破。
概要
[編集]1952年の宅地建物取引業法施行後まもなく設立され、不動産業界では最古の業界団体である。
よく似た名前の業界団体として一般社団法人不動産協会があるが、これとは全く別(こちらは大手デベロッパーの団体)なので注意を要する。
関連団体の公益社団法人不動産保証協会(ふどうさんほしょうきょうかい、Real Estate Guarantee Association)に及び全日本不動産政治連盟(ぜんにほんふどうさんせいじれんめい)ついても本項で述べる。
総本部
[編集]東京都千代田区紀尾井町3番30号 全日会館。(不動産保証協会も同じ)
各都道府県に都道府県本部を置く。つい最近まで空白県があったが、最後までなかった福井県も2007年に県本部が開設され、ようやく全都道府県に設置された。
不動産保証協会
[編集]不動産保証協会は、1973年に設立。手付金保証事業の他、全日会員に関する苦情の受付なども行っている。
全日本不動産政治連盟
[編集]全日本不動産政治連盟(通称:日政連)は、1978年に設立。全日本不動産協会を母体として設立された政治団体(政治連盟)である。設立には野田卯一(自民党の代議士・元建設大臣)がかかわっている。2014年には自民党所属の議員らで構成された「全日本不動産政策推進議員連盟」(会長:野田聖子)の設立に関与している[1]。