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全世界海洋情報サービスシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

全世界海洋情報サービスシステム(ぜんせかいかいようじょうほうサービスシステム、Integrated Global Ocean Service System)とは、海洋観測データの国際的な収集・利用のための計画[1]

略称はIGOSS

全世界海洋情報サービス計画総合世界観測網計画アイゴス計画ともよばれる。

解説

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1963年にユネスコ政府間海洋学委員会英語版(IOC)に固定海洋観測所(Fixed Ocean Stations)に関する作業部会が設置され、その作業部会に世界気象機関(WMO)が加わり、これがIGOSSの原形となる。当初の名称はIntegrated Global Ocean Station Systemであったが、目的の変更とともに現在の名称になった。1999年の世界気象会議とIOC総会において、IGOSSはWMOの海洋気象委員会(Commission for Marine Meteorology、CMM)とともにWMO/IOC 合同海洋・海上気象専門家委員会(Joint WMO/IOC Technical Commission for Oceanography and Marine Meteorology、JCOMM)を構成し、両者はJCOMMとして活動を開始した。

脚注

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  1. ^ https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/wg_kankyo/12kai/siryo2-4.pdf

参考文献

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  • World Meteorological Organization (WMO) (2020), The Establishment of the Joint WMO/IOC Technical Commission for Oceanography and Marine Meteorology: A Personal History, 02, ISBN 978-92-63-11250-7, https://library.wmo.int/index.php?lvl=notice_display&id=21734 
  • アイゴス計画」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%82%B9%E8%A8%88%E7%94%BBコトバンクより2021年9月2日閲覧 

外部リンク

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