全ロシア参謀本部
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全ロシア参謀本部(ぜんロシアさんぼうほんぶ、ロシア語: Всероссийский главный штаб:略称ロシア語: ВсероглавштабР)は、1918年から1921年まで存在したソビエト連邦陸軍人民委員部の軍令機関。
概要
[編集]1918年5月8日、全ロシア赤軍編成参事会、ロシア帝国軍参謀本部総局、ロシア帝国軍参謀本部、軍事教育施設総委員部等に基づき設置された。当初は陸軍人民委員部に、1918年9月6日からは共和国革命軍事会議に従属した。
全ロシア参謀本部は、参謀総長と軍事委員(政治将校)2人から成る会議が業務を指導し、兵籍登録、軍事教育の組織、部隊の編成・機構、国防計画の立案を管掌した。教育施設として、参謀本部アカデミー(後に労農赤軍軍事アカデミー)が存在した。
1921年2月10日、共和国革命軍事会議と統合され、労農赤軍本部となった。
歴代参謀総長
[編集]→「ロシア連邦軍参謀総長」も参照
- ニコライ・ストゴフ(1918年5月~8月)
- アレクサンドル・スヴェチン(1918年8月~10月)
- ニコライ・ラッテリ(1918年10月~1920年6月)
- アレクサンドル・サモイロ(1920年6月~1921年2月)