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入道親王(にゅうどう しんのう)とは、すでに親王宣下を受けている親王が出家(入道)した後の身位と称号。入道宮(にゅうどうの みや)、優婆塞宮(うばそくの みや)[1]ともいった。
これに対して、王が出家した後に親王宣下を受けると、これを法親王といった[2]。
- 法皇
- 法親王
- 守貞親王 - 自身に皇位継承の機会がないことに嫌気して出家、行助入道親王を名乗ったが、承久の乱後に幼い子息が思いがけず皇位を継承することになったため(四条天皇)、特に太上天皇号を奉られ後高倉院法皇として院政を敷いた。