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入江町 (下関市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 山口県 > 下関市 > 入江町 (下関市)

入江町(いりえちょう)は、山口県下関市にある地名。郵便番号は750-0013。当地域の人口は315人(平成27年国勢調査による。)。本項目では隣接する西入江町についても述べる。

入江町
入江郵便局
入江町の位置(山口県内)
入江町
入江町
入江町
北緯33度57分15秒 東経130度56分07秒 / 北緯33.95417度 東経130.93528度 / 33.95417; 130.93528
日本の旗 日本
都道府県 山口県
市町村 下関市
人口
(2015年)[1]
 • 合計 315人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
750-0013
市外局番 083
ナンバープレート 下関

地理

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下関市の南部に位置する。北西は丸山町、西は西入江町、南は岬之町、東は観音崎町に接する。

歴史

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地名の由来

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昔は複雑な海岸線であったことから入江といわれる。曲江ともいわれる[2]

沿革

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  • 1856年安政2年)阪田藤右衛門が入江町に寺子屋を開く。1868年(明治元年)には廃止[2]
  • 1874年(明治7年)岬之町の民家の一部を借りて王江私小学が開校[3][4]。当時は岬之町だったが、地域区分の変更により現在の王江小学校は入江町に所在している。
  • 1879年(明治12年)入江町が西細江町から分離[2]
  • 1885年(明治18年)入江郵便局開設[2]
  • 1891年(明治24年)10月16日 荷揚げをする場として6畝26歩ほど埋め立てられる[5]
  • 1945年(昭和20年)10月 戦災により市役所を王江小学校に一時移転。翌年12月には復旧[4]
  • 1954年(昭和29年)地域区分の変化。岬之町の一部を編入し、一部は細江町と岬之町に合併された[2]
  • 1966年(昭和41年)関後地村の一部を編入[2]
  • 1973年(昭和48年)一部が西入江町と丸山町4丁目となった[2]

西入江町

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西入江町
西入江町の位置(山口県内)
西入江町
西入江町
西入江町
北緯33度57分14秒 東経130度56分01秒 / 北緯33.95389度 東経130.93361度 / 33.95389; 130.93361
日本の旗 日本
都道府県 山口県
市町村 下関市
人口
(2015年)[1]
 • 合計 60人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
750-0015
市外局番 083
ナンバープレート 下関

西入江町(にしいりえちょう)は入江町の西に隣接する町丁である。周辺の細江町や入江町、丸山町と比較すると面積、人口はともに少ない。郵便番号は750-0015。当地域の人口は60人(平成27年国勢調査による。)。

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

町丁 番・番地 小学校 中学校
入江町 全域 下関市立王江小学校 下関市立名陵中学校
西入江町

交通

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バス

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道路

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施設

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脚注

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  1. ^ a b 国勢調査/平成27年国勢調査/小地域集計 - PDF
  2. ^ a b c d e f g 角川日本地名大辞典編纂委員会、竹内理三『角川日本地名大辞典 35 山口県』角川春樹、1988年、147頁。 
  3. ^ 下関市立王江小学校百周年誌編集委員会『回顧百年』下関市立王江小学校百周年記念会、1974年、4頁。 
  4. ^ a b 下関市市史編集委員会『下関市史・終戦―現在』下関市、1989年、515頁。 
  5. ^ 下関市市史編集委員会『下関市史・藩政―市制施行』下関市、1983年、1061頁。 
  6. ^ 下関市立小・中学校の通学区域について(DL元) - PDF(2017年4月1日) 2019年9月8日閲覧。