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入善町民会館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
入善町民会館
地図
情報
通称 コスモホール
正式名称 入善町民会館
完成 1986年
開館 1986年5月22日
客席数 600席(固定席558席、車椅子席2席)
延床面積 約6,000m²
用途 ホール、公民館、図書館
所在地 939-0626
富山県下新川郡入善町入膳3200番地
最寄駅 あいの風とやま鉄道入善駅」下車徒歩10分
最寄バス停 のらんマイ・カー「町民会館」下車徒歩1分
最寄IC 北陸自動車道朝日IC」下車
外部リンク 入善町民会館
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入善町民会館(にゅうぜんちょうみんかいかん)は、富山県下新川郡入善町入膳3200番地に所在するホール、公民館、図書館で構成される複合施設である。愛称は同施設内のホール名でもある『コスモホール』で、1985年昭和60年)9月から2か月にわたり公募し町内外から集められた173種類(245件)の応募の中から選考委員会により選ばれたものである(同年12月20日に決定)[1]

概要

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1986年(昭和61年)5月22日竣工。鉄筋コンクリート3階建(地下1階)、延床面積約6,000m2、総事業費22億7,000万円[2]

優良ホール100選に選ばれている[3]

コスモホール

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  • 舞台(間口14m、奥行11m、高さ7.8m)[4]
  • 客席全600席(固定席558席、車椅子席2席)[4]
  • 楽屋1室(1階)、リハーサル室3室(2階)、応接室1室(2階) [4]

ホール内にはベーゼンドルファー[注 1]、スタインウェイ、ヤマハの3台のピアノが所有されている。

中央公民館

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  • 研修室4室(2階)[4]
  • 和室3室(2階)[4]
  • 視聴覚室1室(2階)[4]
  • 美術工作室1室(1階)[4]
  • ギャラリー(1階・2階)[4]
  • イベント広場(回廊)[4]

入善町立図書館

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入善町における公立図書館である。1954年4月1日[7]に入善町中央公民館内に『入善町立入善図書館』として創設され[8][9]1956年1月4日、同日に完成した総合事務所に移転[10]1968年4月に現名称に改称した[8]。その後、入善町民会館完成に合わせて同施設に移転した。2021年3月には『にゅうぜん電子図書館』がオープンした[11]

図書館部分に独立した入り口があるのが特徴で、延床面積1,354m2、蔵書数は71,744冊(1994年時点)[8]。中央公民館の第3研修室を、日中は学習室として開放している[4]。2階には学習室のほか郷土資料室があり、米澤家図書約30,000点近くが保存されている[11]

周辺

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脚注

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注釈

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  1. ^ オーストリア製、1989年3月28日ふるさと創生事業の一環(コスモホールグレードアップ事業)として購入[5][6]

出典

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  1. ^ 『北日本新聞』1985年12月22日付朝刊14面『愛称は「コスモホール」 建設中の入善町民会館』より
  2. ^ a b 『北日本新聞』1986年5月23日付朝刊20面『560席のコスモホール 入善町民会館が完成』より
  3. ^ 優良ホール100選(一般社団法人日本音響家協会、2023年1月17日閲覧)
  4. ^ a b c d e f g h i j 町民会館施設概要(入善町、2023年1月15日閲覧)
  5. ^ 『北日本新聞』1989年3月28日付朝刊18面『ピアノでふるさと創生 入善町、オーストリア製の名器 1230万円 室内楽拠点に ベーゼンドルファー届く』より。
  6. ^ 県公報とやま 1992年5月号(No.280)4 - 5頁『特集 ふるさとは今…。』(2023年1月15日閲覧)
  7. ^ 『広報にゅうぜん 昭和29年9月~昭和58年3月 縮刷版』(1983年10月1日、入善町役場発行)『あゆみ』7頁より。
  8. ^ a b c 『富山大百科事典 下巻』(1994年8月1日、北日本新聞社発行)583頁。
  9. ^ 『富山県図書館協会創立80周年記念誌』(2012年2月23日、富山県図書館協会編集・刊行)17頁。
  10. ^ 『広報にゅうぜん 昭和29年9月~昭和58年3月 縮刷版』(1983年10月1日、入善町役場発行)『あゆみ』8頁より。
  11. ^ a b 『とやまの図書館ガイドブック』(2023年3月31日、富山県図書館協会発行)34頁。

外部リンク

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