コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

児玉久蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
児玉 久蔵
生誕 1898年9月2日
日本の旗 日本 宮城県
死没 (1962-12-03) 1962年12月3日(64歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1919年 - 1945年
最終階級 陸軍少将
テンプレートを表示

児玉 久蔵(こだま ひさぞう、1898年明治31年)9月2日[1] - 1962年昭和37年)12月3日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級[2]

経歴

[編集]

1898年(明治31年)に宮城県で生まれた[1]陸軍士官学校第31期、陸軍大学校第44期卒業[1]1939年(昭和14年)8月に第8師団参謀長に就任し[2]1940年(昭和15年)3月9日陸軍歩兵大佐進級と同時に陸軍省兵務局兵務課長に着任[2]1943年(昭和18年)12月に兼陸軍省兵務局馬政課長となった[2]

1944年(昭和19年)3月1日に陸軍少将に進級し[2]陸軍兵器行政本部附兼陸軍省兵務局兵務課長(兼陸軍省兵務局馬政課長如故)となった[3]。同年6月26日陸軍航空総監部附となり[4]8月30日仙台陸軍飛行学校附を経て[1]1945年(昭和20年)2月20日に仙台陸軍飛行学校長に就任した[1]。終戦後の8月27日に中部憲兵隊京都地区憲兵隊長に就任した[5]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[6]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 福川 2001, 305頁.
  2. ^ a b c d e 外山 1981, 431頁.
  3. ^ 第38号 昭和19年3月1日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120903800 
  4. ^ 第121号 昭和19年6月27日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120912400 
  5. ^ 第1号 昭和20年8月31日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120963200 
  6. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」54頁。

参考文献

[編集]
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026