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光岡良二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

光岡 良二(みつおか りょうじ、1911年11月23日 - 1995年4月29日)は、ハンセン病歌人

兵庫県生まれ。東京帝国大学文学部哲学科2年修了時にハンセン病を発病、1933年、多磨全生園に入院、北条民雄と知り合う。1936年、山室のぶ子(光岡芳枝)と結婚。戦中戦後一時社会復帰するものの、1948年再発し、再入院。文芸活動のほか、全患協などで活動。多磨全生園の生活記録を集めた『倶会一処 患者が綴る全生園の七十年』の編纂の中心となった。厚木叡(あきら)、岸根光雄の筆名を用いた[1]

著書

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  • 『歌集 深冬(みふゆ)』勁草社、1958年
  • 『古代微笑 光岡良二歌集』風林文庫、1968年
  • 『いのちの火影 北条民雄覚え書』新潮社、1970年
    • 新版『北条民雄 いのちの火影』沖積舎、1981年
  • 『水の相聞 光岡良二歌集』雁書館、1980年
  • 『詩集 伝説』沖積舎、1983年

脚注

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  1. ^ 『ハンセン病文学全集』第8巻 大岡信編 (皓星社、2006年)