光ヘテロダイン
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光ヘテロダインとは、波長の異なる光線を干渉計で干渉させてうなり(ビート)に相当する干渉縞を検出する手法。
概要
[編集]光は周波数の高い電磁波であり、直接、"波"として扱うには周波数が高すぎるので周波数を扱いやすい帯域に移す用途などで使用される。そのためには干渉計が使用され、光源には位相の揃った光である通常レーザーが使用される[1]。 外乱に強く、精度の高い計測が実現される[1]。
用途
[編集]- 微小変位の測定。
脚注
[編集]- ^ a b 光ヘテロダイン計測とは?
参考文献
[編集]- 吉沢 徹 ”光ヘテロダイン技術”、新技術コミュニケーションズ、ISBN 4-915851-11-7
- ”Handbook of OPTICAL METROLOGY", Chapter 10, "Optical Heterodyne Measurement Method",CRC Press, ISBN 978-0-8493-3760-4
- 三品博達, 朝倉利光、光ヘテロダイン検出法の計測への応用 『応用物理』 1973年 42巻 6号 p.560-573, doi:10.11470/oubutsu1932.42.560
- 戸井田昌宏, 近藤真, 市村勉 ほか、新しいレーザー生体計測法としての光ヘテロダイン方式 CT 法の研究開発 『日本レーザー医学会誌』 1989年 10巻 3号 p.51-54, doi:10.2530/jslsm1980.10.3_51
- 戸井田昌宏, 稲場文男、光断層画像法による生体計測 『応用物理』 1993年 62巻 1号 p.10-17, doi:10.11470/oubutsu1932.62.10
- 稲場文男、コヒーレント検出イメージング法によるレーザー光 CT 『BME』 1994年 8巻 8号 p.21-30, doi:10.11239/jsmbe1987.8.8_21