先川原正浩
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先川原 正浩(さきがわら まさひろ、1963年5月[1] - )は、日本の編集者、サイエンスライター、大学関係者。オーム社の『ロボコンマガジン』で編集長、千葉工業大学で未来ロボット技術研究センターの室長を歴任し[2]、二足歩行ロボットによる格闘競技大会「ROBO-ONE」創立にも委員会副代表として尽力した[2][3]。
先川原は多くのロボット競技会にて委員・審査員を務めるとともに、国立科学博物館の「大ロボット博」などロボット関連企画を多数手掛けた[1][4]。また、日刊工業新聞社のrobonableの連載記事など新聞、雑誌でも活躍し、TBSのTV番組『ネプ理科』にも出演した[5][4]。東京医科歯科大学でも非常勤講師を務めている[1][6]。
略歴
[編集]- 1963年5月[1] - 東京都生まれ[1][5][6]
- 1982年3月 - 千葉県立柏高等学校卒業[7]
- 1987年3月 - 千葉工業大学工学部電気工学科卒業[8]
- 1989年3月 - 千葉工業大学大学院工学研究科金属工学専攻修士課程修了[9][注釈 1]
- 1989年 - オーム社に入社(書籍の企画・編集や雑誌の創刊に従事)[10]
- 2000年1月-2003年5月 - 『ロボコンマガジン』編集長[10]
- 2003年6月 - 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター室長に就任[9]
著作
[編集]監修
[編集]- 養老孟司 総監修、先川原正浩、伊藤育雄、山口正、植松峰幸、藤井圀彦 監修『週刊かがくるアドベンチャー 謎と不思議の体験百科9 ―ロボット・語源・川わたりのパズル・白村江の戦い―』朝日新聞出版〈朝日ジュニアシリーズ〉、2008年。
記事
[編集]- 先川原正浩「ロボコンから生まれるビジネス」『日本ロボット学会誌』第27巻第9号、2009年11月、987-988頁。
- 西村輝一、先川原正浩「二足歩行ロボット格闘技ROBO-ONEのチャレンジ : 投げたロボットは立てるのか?」『計算工学』第13巻第3号、2008年7月、1878-1881頁、NAID 10024595471。
- 坪内孝司、先川原 正浩「ロボットたちよフィールドに出よ」『計測と制御』第49巻第9号、2010年9月、571頁、NAID 10026688127。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 金属工学研究科は存在せず、正しくは大学院工学研究科金属工学専攻と考えられる。
出典
[編集]- ^ a b c d e “H27年4月度科学技術者フォーラムセミナー案内「ロボットと共生する社会」”(2015年3月26日). 2016年10月10日閲覧。
- ^ a b 先川原 2011.
- ^ 森山和道「ロボット工学を取り巻くメディア・コミュニケーションの動向」、『日本ロボット学会誌』第29巻第2号、2011年、124-129頁。
- ^ a b “先川原正浩 さきがわら・まさひろ”. deep science. 日本科学未来館. 2016年10月10日閲覧。
- ^ a b “先川原室長のロボヤマ話”. robonable. 日刊工業新聞社. 2016年10月10日閲覧。
- ^ a b “fuRo室長 先川原 正浩”. メンバー紹介. 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター. 2016年10月10日閲覧。
- ^ “日誌 - 千葉県立柏高等学校”. cms1.chiba-c.ed.jp. 2022年10月4日閲覧。
- ^ “生涯現役を目指すOBと現役の技術者や研究者が科学技術を通して社会貢献に取り組む特定非営利活動法人(NPO)|科学技術者フォーラム(STF)”. stf.or.jp. 2022年10月4日閲覧。
- ^ a b 先川原 2009, p. 988.
- ^ a b 先川原 2009, pp. 987–988.
外部リンク
[編集]- fuRo室長 先川原 正浩 - 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)メンバー紹介
- fuRo (@fuRo_robot) - X(旧Twitter)
- 鼎談 - “特集vol.4 チャレンジロボット 鼎談”. deep science. 日本科学未来館
- 連載 - “先川原室長のロボヤマ話”.転職ノウハウ・コラム. 転職×天職.
- 連載 - “先川原室長のロボヤマ話”. robonable. 日刊工業新聞社.